2020年02月09日更新
【ワークスペースを探すアプリ】「Dropin」実証実験を開始!
ワークスペースを探すことができるアプリ「Dropin」において、2月から実証実験が開始されます。実証実験の概要とは「Dropin」アプリをスムーズに利用できるかなどユーザー体験の価値検証を行ない、ワークスペースを提供する店舗側の運用状況も検証します。
目次
ワークスペースを探すアプリ「Dropin」の実証実験を開始
NTTコミュニケーションズ株式会社は、外出先などオフィス以外の場所でのワークスペースを探すことができるアプリ「Dropin(ドロッピン)」について、2020年2月から実証実験を開始することを発表しました。
「Dropin」の実証実験は、2019年12月からJR東日本フードビジネスの運営する「BECK’S COFFEE SHOP」「5 CROSSTIES COFFEE」の一部店舗において実施したトライアルの結果を踏まえて行われます。
今回はより幅広くトライアル利用者を募集し、新たにワークスペース提供店舗の募集も開始します。
「Dropin」開発の背景
最近は、働く場所にとらわれない「リモートワーク」が注目されています。
ただ実際のイメージとして、オフィスや自宅以外で働く場所を確保する際、利用したい場所のWi-Fiや電源の有無が分からない点や現地に行っても満席で利用できないこともあり、実際は働く場所を自由に選べないのが現状です。
NTTコミュニケーションズ株式会社ではWi-Fiや電源の有無の確認やワークスーペスの確保などの課題を解決し、より手軽で自由に働く場所を探すためのプラットフォームとして開発を進めています。
「Dropin」の概要
「Dropin」の概要はスマートフォンの専用アプリを使って、利用者がいる場所の近くですぐにドロップイン(=一時利用)できるカフェやワーキングスペースなどの検索が行えます。予約もアプリ上で行なえ、Wi-Fiや電源の有無、空席状況の確認も可能です。
利用イメージ
利用イメージとしては、まずiOS用アプリ「Dropin」で近くにある店舗を検索します。店舗までの距離やWi-Fiや電源の有無、店舗形態、店内の雰囲気などの条件を指定して探すことが可能です。
店舗選択後は「今すぐ行く」機能で、予約人数と席の種類を指定し、アプリで予約します。「経路表示」で地図を確認しながら店舗に行き、「チェックイン」で店頭のQRコードを読み取り入店します。店舗によっては、無料でワンドリンクが提供されます。
予約席で仕事を開始し、利用後は「チェックアウト」でQRコードを読み取り退店するという利用イメージとなります。
「Dropin」の実証実験の概要
「Dropin」の実証実験では、トライアル利用者がスムーズに利用できるかなどユーザー体験の価値検証を行います。またワークスペースを提供する店舗側の運用状況も検証します。「Dropin」の実証実験の概要は以下の通りです。
詳しい内容や応募フォームは以下のリンクから見ることができます。
実証実験期間 | 2020年2月7日~2020年3月31日(予定) |
対象 | 応募フォームから申し込みしたトライアル利用者および店舗 |
実施店舗 | 「BECK'S COFFEE SHOP」ほか、順次追加予定 |