2020年02月26日更新
「Acrobat」がGoogleドライブから直接利用可能に!
「Acrobat」がGoogleドライブから直接利用可能となる「Adobe Acrobat for Google Drive」の提供を開始しました。今後は「Acrobat」にてGoogleドライブから直接PDFの作成や表示などが対応可能となります。
目次
「Acrobat」がGoogleドライブから直接利用可能となる「Adobe Acrobat for Google Drive」の提供を開始
「Acrobat」が、2月25日より、G Suite Marketplaceにて「Adobe Acrobat for Google Drive」の提供を開始したことを発表しました。
Acrobatユーザーは、有料版「Adobe Acrobat for Google Drive」を利用して、Google ドライブから直接PDFの作成や表示、注釈の追加などを行うことができるようになります。
それぞれのアプリを切り替えることなく、Google ドライブから直接、作業ができるようになる今回の統合は、 Google ドライブを利用中のAcrobatユーザーにとって、待望の機能となっています。
有料版のサブスクリプションプランについて
Google ドライブから直接PDFの作成や表示ができる有料版の「サブスクリプションプラン」についてご紹介していきましょう。
Acrobat DCのPDF関連機能すべてが利用できる有料版の「サブスクリプションプラン」は、「Acrobat Pro DC」もしくは、「Acrobat Standard DC」のいづれかを年間契約もしくは、月々契約を行う必要があります。
有料版の「サブスクリプションプラン」では、常に「Acrobat DC」の最新版を利用できるようメンテナンスされるため、個々に製品をアップグレードを行う必要がない点も大きな特徴といえます。
なお、「サブスクリプションプラン」のライセンス1契約あたりの基本月額料金については、次の通りとなっています。
プラン | 利用料金 |
Acrobat Pro DC | 1,580円 |
Acrobat Standard DC | 1,380円 |
Adobe Sign個人ユース版 | 1,007円 |
「Adobe Acrobat for Google Drive」の特徴について
それでは、「Adobe Acrobat for Google Drive」の特徴についてご紹介していきましょう。
「Adobe Acrobat for Google Drive」は、Google ドライブに「Google スプレッドシート」や「Google ドキュメント」をはじめとして、 JPEG、 PSD、 PDFなど様々なファイルをGoogle ドライブに保存しているデータが利用対象となっています。
「Adobe Acrobat for Google Drive」では、Acrobat PDFツールを利用して、 Google ドライブから直接PDFの作成を行ったり、表示ができるようになっています。
その他にも、 Google ドライブから直接注釈の追加や修正、ファイルの共有ができるようになり、 電子サインを行えるようになりました。
有料版「Adobe Acrobat for Google Drive」で利用できる機能について
Acrobatの有料版「Adobe Acrobat for Google Drive」で利用できる機能については、以下の通りとなっています。
- フォント、フォーマット、レイアウトを維持した高品質のPDFを作成する機能
- 削除、入替、回転による既存のPDFを変更処理や編集を行う機能
- PDF・Google ドキュメント・Google スプレッドシート・Google スライド・Microsoft Office・画像・テキスト・Adobeデザインファイルを含む複数のファイルタイプを組み合わせて1つのPDFに集約し、保存や共有を行う機能
- フォント・フォーマット・レイアウトを維持したまま、PDFを編集可能なMicrosoft Word、Excel、PowerPoint、またはRTFファイルにエクスポートする機能
- 電子サイン用に文書を送信し、進捗状況を追跡する機能
- すべての変更した内容を自動的にGoogle ドライブに保存する機能
Acrobatの有料版「Adobe Acrobat for Google Drive」を利用するには
Acrobatの有料版「Adobe Acrobat for Google Drive」を利用するには、「G Suite Marketplace」 のサイトにアクセスを行い、インストール、ダウンロードすることができます。