2020年03月09日更新
【LINE】マッチングサービス「HOP」をDiverseと共同で設立!
「LINE」は婚活サービスを手掛ける「Diverse」とマッチングサービス事業に参入するべく「HOP株式会社」を共同設立することを発表しました。「LINE」と「Diverse」それぞれのノウハウを活かし安全性の高いマッチングサービスを目指すとしています。
「LINE」と「Diverse」マッチングサービス事業に参入
3月5日、日本最大級のコミュニケーションアプリを提供しているLINE株式会社と、日本最大級の婚活サービス「youbride(ユーブライド)」を手掛けている株式会社Diverseが、「HOP株式会社」を共同設立することを発表しました。
そして「HOP株式会社」では「LINE」と「Diverse」それぞれの得意分野を活かし、新たにマッチングサービス事業に参入するとしています。
「HOP株式会社」では、人と人の繋がりの距離を「HOP」と名付けして、その繋がりを利用してパートナーと出会うという、新しいマッチングサービスを提供するとしています。
「HOP株式会社」ではまず、国内で8300万人のユーザーを抱えるツールである「LINE」の高いセキュリティ基準、画像認証機能、そしてユーザーそれぞれの特徴に合わせたAI技術を活用します。
そして、長く婚活サービス「youbride」を手掛けている「Diverse」のノウハウや、その信頼性や安全性に重きを置いた新しいマッチングサービス事業を行うとしています。
「HOP株式会社」ではサクラ行為やなりすましなどを防止し安全性を高めるため本人確認の強化を行い、サイト内の徹底したパトロールと監視の強化をすることで、登録したユーザーが安心安全に利用することができるサービスを目指すとしています。
これまで多くの結婚に繋がる出会いをサポートしてきた「Diverse」と、世界中で利用されるコミュニケーションアプリ「LINE」が共同で行う安全性を重視した新たな出会いを広げるサービスに大きな期待が寄せられています。
「HOP株式会社」の提供するマッチングサービスの全体像はまだ明らかになっていないため、このサービス発表が待たれています。
「LINE」と「Diverse」共同設立の新会社「HOP株式会社」の概要
最近はセクシュアリティの多様化や、パートナー選びの多様性など、考え方や価値観の変化が感じられます。さらにスマートフォンの普及や、最近では「facebook」で出会い機能「Dating」などSNSがマッチングサービスを提供する流れとなっています。
実際に幅広いユーザーを抱える「LINE」のユーザー基盤を活かして、この時代や価値観の変化の流れに乗るかたちと言えます。
「LINE」と「Diverse」共同設立の新会社「HOP株式会社」の概要を以下に紹介します。「HOP株式会社」の代表取締役には、LINE執行役員 事業戦略室 室長の室山真一郎氏が就任しています。
会社名称 | HOP株式会社 (LDI株式会社から2020年2月5日付で商号変更) |
所在地 | 東京都新宿区 |
代表者 | 代表取締役 室山真一郎 |
設立日年月日 | 2019年9月2日 |
事業内容 | マッチングサービス事業等 |
資本金及び資本準備金 | 4億円 |
出資比率 | LINE 60%、Diverse 40% |