2020年07月01日更新
【最新】ZoomアプリがApple ID/仮想背景の管理をサポート!
Zoomアプリが「Apple ID」のログインに対応可能となる最新版をリリースしたことを発表しました。最新版Zoomアプリでは仮想背景の管理サポートが実施されておりiOS版では新たに「Apple ID」を利用したログインに対応可能となります。
目次
Zoomアプリが「Apple ID」のログインに対応可能となる最新版をリリース
ZoomアプリがPC用Zoomクライアント及びモバイル版Zoomアプリにて「Apple ID」のログインに対応可能となる最新版をリリースしたことを発表しました。
Zoomアプリではこれまで報告されていた不具合の修正が行われておりほかにも仮想背景の管理サポートが実施されました。
またiOSモバイル版のZoomアプリではApple IDにてログインできるようサポートなどの機能改善が実施されています。
なお、今回のアップデートの対象についてはPC版Zoomアプリ及びモバイル版Zoomアプリのいづれも対象となっています。
PC用Zoomクライアント及びモバイル版Zoomアプリの変更点について
それでは現地時間の6月29日に発表された「PC用Zoomクライアント」及び「モバイル版Zoomアプリ」の変更点についてご紹介していきましょう。
今回リリースが発表された「PC用Zoomクライアント」及び「モバイル版Zoomアプリ」の変更点の大きなポイントとして、「仮想背景」機能の強化が実施されています。
主な変更点としてはZooを利用した「Web会議 」やウェビナーを対象として管理者が仮想背景を追加することができるようになっています。
また管理者が設定した仮想背景については管理者にてロックできるように仕様の変更が行われました。その他にも「PC用Zoomクライアント」にて同じデバイスを複数のユーザーが共同で利用している場合サインインしているユーザーの固有のものとなります。
リリースされた最新版Zoomのバージョンについて
リリースされた最新版Zoomのバージョンについては次の通りとなっています。
最新版Zoomのバージョン | バージョン |
WindowsPC用 | Ver.5.1.1 (28546.0628) |
macOS用 | Ver.5.1.1 (28575.0629 |
Linux用 | Ver.5.1.418436.0628 |
iOS用 | 未定(アップルの承認が必要なため、App Storeへの表示には数日必要) |
Android用 | 5.1.1 (28573.0629) |
「仮想背景」機能の強化について
今回のアップデートでは仮想背景機能の強化について重点を置いた変更となっており仮想背景がユーザー固有のものとなるとされています。
わかりやすく説明を行うとPCなどのデバイスで同じデバイスを利用している場合でも、他のアカウントでログインしている場合、ユーザーが登録した「仮想背景」は消すことができないとのことです。
なおアグループを作成しアカウントを管理している場合には、アカウント管理者が仮想背景のアカウント管理ができるようになるため、「仮想背景」を追加したりロックすることが可能となります。
なお、Zoomアプリでは、管理している管理者が「仮想背景」のロックをしてしまった場合には、ユーザー側ではデフォルトと管理者が追加した背景について利用することが可能です。
注意点としてロックされたアカウントについてはユーザーが独自の背景を追加する機能は利用できませんので気を付けましょう。
また「仮想背景」設定についてはアカウントおよびグループレベルで使用でき、「ズームクライアント」のバージョン5.1.1が必要となります。
iOSのモバイル版「Zoom」アプリでは
iOSのモバイル版「Zoom」アプリでは、新機能として「Apple ID」を利用してログインができるようにサポート対応が強化されました。
iOSのモバイル版「Zoom」アプリでは、デバイスのオーディオが無効に設定されていてもデバイスのオーディオに接続してしまう不具合が修正されており、その他にもいくつか不具合の修正も実行されています。
iOSのモバイル版「Zoom」アプリではセキュリティとプライバシー保護の強化を実施
iOSのモバイル版「Zoom」アプリで大きな変更点としてセキュリティとプライバシー保護の強化を実施しています。
iOSのモバイル版「Zoom」アプリにて、グループ外のユーザーとチャットする場合にセキュリティ保護やプライバシーの保護を強化する変更が実施されました。
また、iOSのモバイル版「Zoom」アプリでは従来の言語に加えて、イタリア語とベトナム語が対応可能となっています。
ファイルダウンロードの「プッシュ通知」をサポート
最新版Zoomでは、ユーザーがグループの共有ファイルをダウンロードを行う際にダウンロードに成功したタイミングでプッシュ通知を受信することが可能となりました。
なお最新版Zoomでは、共有ファイルのダウンロードに失敗した場合にもプッシュ通知は通知されるようになっています。
ファイルダウンロードのプッシュ通知が受け取れる対象は、Windows版・macOS版・Linux版・Android版・iOS版を対象に利用可能となっています。
「macOS 」ではすべての仮想カメラのサポート
最新版「macOS 」ではすべての仮想カメラのサポートが可能となりました。これにより仮想カメラをズームにて利用する際の事前の承認が不要となります。