2020年07月04日更新
【LINE】「ミニアプリ」の登録受付け法人向けに開始!すき家/吉野家など提供予定!
LINEは「LINEミニアプリ」の法人向け登録を受付けを開始したことを発表しました。「LINEミニアプリ」の登録を行うと、LINEのホーム画面にある「サービス」ボタンから様々なサービスを提供できる便利なアプリで、すき家や吉野家も登場予定とされています。
目次
「LINEミニアプリ」法人向けに登録受付けを開始
2020年7月2日、LINEは「LINEミニアプリ」の法人向け登録を受付けを開始したことを発表しました。
「LINEミニアプリ」とは、LINEのホーム画面にある「サービス」ボタンからアクセスできる便利なアプリで、企業や店舗がLINEアプリの中で、例えば来店予約システムや会員向けサービスなどを提供することが可能となります。
今現在「スシロー受付/予約」や「クラシル」「ジョルダン乗換案内」などで「LINEミニアプリ」が提供されていますが、今後「すき家」や「吉野家」においても登場予定とされています。
「LINEミニアプリ」を利用するメリット
「LINEミニアプリ」とは、LINEアプリ上において「予約」「注文」「決済」「会員証」などの企業や店舗のサービスを提供できるWebアプリです。
「LINEミニアプリ」を利用すればユーザー側は企業や店舗の個別アプリをインストールしたり、わざわざ会員登録を行ったりする必要がなくサービスを利用できるというメリットがあります。
一方で企業側においてもユーザーのLINEアカウントに紐ついている利用データを得ることができ、サービスの改善やマーケティングに活用してユーザーのリピート利用の増加を狙うことができるという大きなメリットがあります。
「LINEミニアプリ」は「スシロー」や「3COINS」で提供中
今現在、「LINEミニアプリ」は「スシロー受付/予約」や「3COINS」「ジョルダン乗換案内」などの一部企業で提供開始されています。
具体例としては「3COINS」などを展開する「PAL CLOSET」では、店頭での会員証発行やオンラインショッピングで「LINEミニアプリ」を導入しています。
「LINEミニアプリ」を導入したことで新規会員数は前月と比較して200%となり、LINE公式アカウントの友だち数も登録から1か月で10万人増加してブロック率も減少したとされています。
またシューズブランド「Allbirds」においては、店内入場の順番待ちの際に「LINEミニアプリ」を利用していて、順番待ちの80%以上のユーザーは「LINEミニアプリ」を経由して行っていると言います。
「LINEミニアプリ」を利用することで店舗内の混雑を緩和することができ、新型コロナウイルス感染拡大防止にも効果的とされています。
同様に「おくすりPASS FAST」においては、「LINEミニアプリ」を利用してスマートフォンで処方薬の予約ができるサービスを提供しています。
「LINEミニアプリ」利用者が元々あるネイティブアプリを上回り会員登録者数は約3倍となりリピート利用の増加数は約8倍とも言われています。こちらも薬局内での待ち時間が短縮されたことで、新型コロナウイルスの感染防止対策にも役立っています。
「LINEミニアプリ」は今後すき家や吉野家なども登場予定
そして今後「LINEミニアプリ」は「すき家」や「はなまるうどん」「吉野家」「ロクシタンジャポン」「UCC上島珈琲」などたくさんの企業や店舗で登場予定だとされています。
ユーザー側は「LINEミニアプリ」の利用方法として、LINEアプリの「ホーム」タブの「サービス」から「すべて見る」を選び「その他」の項目から利用可能となっています。
ホームタブの「サービス」内にLINEミニアプリを追加しておくこともできるので便利に活用してみましょう。
「LINEミニアプリ」では、サービス提供の法人向けエントリー受付けを開始していて、今現在サービス内容を事前に審査した後、LINEが承認したサービスのみユーザーへの提供が可能となっています。