Windowsキーの無効化方法!ゲーム中に切り替えるには?【Windows10】

Windows10でゲームをしているときに、うっかりWindowsキーを押してしまうことがよくあります。そこで、Windowsキーを無効化したいと考える方が多いようです。この記事では、ゲーム中でもできるWindowsキーを無効化する方法について解説します。

Windowsキーの無効化方法!ゲーム中に切り替えるには?【Windows10】のイメージ

目次

  1. 1Windowsキーの無効化方法
  2. ゲーム中にWindows10のWindowsキーを無効化する方法
  3. 注意点

Windowsキーの無効化方法

Windowsキーは、Windows向けのキーボードの左下に配置されているキーです。単独で押すと、Windows10のスタートボタンを押したときと同じ、スタートメニューが表示されます。

また、Windowsキーはショートカットキーとして使われることもよくあります。ショートカットキーとして、他のキーと組み合わせることで多くの機能が割り当てられています。

しかし、特にWindows10でゲームを楽しんでいる方から、ゲーム中にうっかりとWindowsキーを押してしまい、スタートメニュが表示されてしまいゲームに集中できない、という声が多く上がっています。

ゲーム中にWindowsキーを間違えて押してしまうことに悩んでいるのであれば、Windowsキーを無効化することをおすすめします。この記事では、Windows10でWindowsキーを無効化する方法を解説します。

ゲーム中にWindows10のWindowsキーを無効化する方法

ゲーム中にうっかり押してしまうと厄介なWindows10のWindowsキーを無効化する方法について具体的にお伝えします。

レジストリ編集でWindowsキーを無効化

Windowsキーを無効化するための1つ目の方法は、レジストリ編集で無効化する方法です。レジストリとは、Windowsのシステムやハードウェアを動かすためのプログラムや、ユーザープログラムなどのシステム情報が格納されているデータベースです。

キーボードの動作に関するプログラムもレジストリに格納されています。キーボードに関するプログラムの中のWindowsキーに関する部分を書き換えることで、Windowsキーを無効化できます。レジストリを書き換える方法なら、永久的にWindowsキーを無効化できます

なお、レジストリの編集は、Windows10のシステムプログラムの根幹部分をいじることになります。もっと簡単にWindowsキーを無効化できる方法もこの記事の中でお伝えするので、自信がない方はこの方法での無効化はおすすめしません。

また、万が一、編集に失敗するとWindows10が動かなくなる可能性もあります。レジストリ編集でWindowsキーの無効化を行う場合には、事前にWindows10のバックアップを取っておきましょう。

それではレジストリの編集エディタを開いて、Windowsキーを編集していきましょう。

Windowsキーを無効化する方法

Windows10の「スタート」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」をクリックします。

Windowsキーを無効化する方法

「ファイル名を指定して実行」の「名前」に「regedit」と入力して「OK」をクリックします。

Windowsキーを無効化する方法

ユーザーアカウント制御が表示されるので許可します。するとレジストリの編集画面が開きます。

「コンピューター」>「HKEY_LOCAL_MACHINE」>「SYSTEM」>「CurrentControlSet」>「Control」と進みます。

Windowsキーを無効化する方法

「Control」の中の「Keyboard Layout」を右クリックします。

Windowsキーを無効化する方法

「新規」>「バイナリ値」と開きます。

Windowsキーを無効化する方法

「新しい値」が作成されるので、名前を「Svancode Map」に設定します。

Windowsキーを無効化する方法

「Scancode Map」をダブルクリックします。するとバイナリ値の編集画面が開きます。編集画面に次の値を入力していきます。

00 00 00 00 00 00 00 00
03 00 00 00 00 00 5B E0
00 00 5C E0 00 00 00 00

入力できたら「OK」をクリックしてPCを再起動します。するとWindowsキーが永久的に無効化されます。

フリーソフトを使用

レジストリの編集でWindowsキーを無効化してしまうと、Windowsキーが必要になったときにまたレジストリを編集しなければいけなくなります。ゲーム中にWindowsキーを無効化したくなっても、ゲーム中では編集作業はできません。

ゲーム中でもWindowsキーを無効化したり、必要に応じて有効化したりしたいのなら、フリーソフトの利用をおすすめします。

Windowsキーの無効化におすすめのフリーソフトが「NoWinKey」です。

Windowsキーを無効化する方法
オンラインソフトのページ  

上記のページから「NoWinKey」をダウンロードしましょう。Windows Vistaまでしかサポートされていませんが、Windows10でも問題なく動作します。ダウンロードしたファイルは、現在Windows10ではサポートされていない「.lhz」に圧縮されているので、事前にlhzを解凍できるソフトもインストールしておきましょう。

ダウンロードして解凍したフォルダを開いて、フォルダの中のexeファイルをダブルクリックして起動します。するとPCにインストールされて、Windowsキーが無効化されます。

Windowsキーを無効化する方法

インストールした「NoWinKey」はタスクトレイに格納されています。Windowsキーを有効化したいときには、タスクトレイの「NoWinKey」のアイコンを右クリックして、「NoWinKeyの終了」をクリックします。そうすれば、Windowsキーを有効化できます。

「NoWinKey」を使って再度Windowsキーを無効化したいときには、「NoWinKey」を再度インストールしましょう。インストールは簡単にできて、PCの再起動も必要ないのでゲーム中でもできます。

いつでもWindowsキーを無効化できるように、ダウンロード後に解凍した「NoWinKey」のフォルダは、わかりやすいところに保存しておくといいでしょう。
 

Windowsのホットキーを無効化

ホットキーとはショートカットキーのことです。Windowsキーはホットキーとして使われる事が多いので、ホットキーを無効化することで、ゲーム中にWindowsキーと他のキーを一緒に押すことでの誤作動を防止することができます。

Windows10では、Windows10 Pro以上のOSでグループポリシーを変更することで、ホットキーを無効化できます。ゲーム中に誤ってWindowsキーをホットキーとして押してしまうことが多いのなら、ホットキーの無効化の設定を行っておきましょう。ホットキーの無効化設定は次のとおりです。

Windowsキーを無効化する方法

Windows10の「スタート」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」をクリックします。「ファイル名を指定して実行」が開いたら、名前に「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリックします。

Windowsキーを無効化する方法

ローカルグループポリシーの編集画面が開きます。「ユーザーの構成」>「管理用テンプレート」>「Windowsコンポーネント」>「エクスプローラー」と進みます。エクスプローラーをクリックして右側のリストを見ます。

「Windowsキーホットキーをオフにする」を探します。

Windowsキーを無効化する方法

「Windowsキーホットキーをオフにする」をダブルクリックします。すると設定画面が開きます。「有効」にチェックを入れて「OK」をクリックします。その後、グループポリシーの編集画面を閉じて、PCを再起動すると、ホットキーが無効化されています。

なお、この方法はグループポリシーの編集ができないWindows10 Homeでは利用できません。

ゲーミングキーボードを使用している場合

もしもゲーミングキーボードを使用しているのなら、キーの割当や機能、ショートカットキーの新規作成などの編集ができます。また、特定のキーの機能を無効化するアンチゴースト機能も利用できます。Windowsキーの無効化も、ゲーミングキーボードのアンチゴースト機能で可能です

ゲーム中にWindowsキーの無効化のカスタマイズをするのは難しいでしょうが、レジストリの編集やホットキーの無効化をするよりも無効化するための操作は簡単にできます。ゲーミングキーボードを使っているのなら、付属のソフトを使ってWindowsキーの無効化をアンチゴースト機能で行ってみましょう。

注意点

Windowsキーを無効化をするときには、注意しなければいけない点があります。Windowsキーの無効化についての注意点についてお伝えします。

無効化すると一部ショートカットキーがつかえなくなる

Windowsキーは、現在は主にショートカットキーで他のキーと同時押しをすることで、さまざまな機能を発揮することに使われています。普段からWindowsキーのショートカットキーを頻繁に使っている方も多いことでしょう。

Windowsキーの無効化を、レジストリの編集やグループポリシーの編集で行ってしまうと、永久的にWindowsキーが無効化されてしまいます。有効にするには、もう一度編集しなければいけません。

普段、仕事や学習に使っているPCで、Windowsキーを使ったショートカットキーを頻繁に使うのであれば、レジストリやグループポリシーの編集でのWindowsキーの無効化はしないようにしましょう。

フリーソフトの利用など、Windowsキーの無効化と有効化を簡単に切り替えられる方法を利用することをおすすめします。

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この記事のライター
YKX
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