Windows10 PCのメモリを確認する方法！実装RAMの見方を解説

Windows10PCに搭載されているメモリ容量は、パソコンのスペックを確認しなければならない場合や、今どの程度のメモリが搭載されているかの確認などにチェック必須の項目です

Windows10PCのメモリ容量/実装RAMを確認する場合、やり方としては3つあります。いずれもWindows10PCの操作で確認可能なので難しいことはありません。

1つ目はWindows10の設定を開いてそこからメモリ容量/実装RAMを確認する方法です。Windowsマークをクリックして歯車マークをクリックします。

Windows10の設定メニューが開くため、「システム」をクリックしてください。

左側のメニューの一番下にある「詳細情報」を開きましょう。

Windows10パソコンのデバイスの仕様に「実装RAM」の欄があります。ここに表示されているメモリ数が、そのWindows10PCのメモリ容量です。

Windows10のメモリの確認方法としては、バックグラウンドを含めパソコンでどんなアプリケーションが動いているかの確認などが可能なタスクマネージャーからも確認することが可能です。

タスクマネージャーは[Ctrl]+「Shift]+[Esc]キーで起動可能です。[Windows]+[X］キー(Windowsマークで右クリックと同等)から開くこともできます。

「パフォーマンス」タブをクリックしてください。なお、上記の画面にならない簡易表示になっている場合は「詳細」をクリックすることで上記の画面の表示にすることができます。

「メモリ」の欄をクリックしましょう。

「メモリ」の右横の方にあるメモリ容量が確認できます。これが実際にそのWindows10に搭載されているメモリ容量です。

もう1つ、リソースモニターから確認する方法の利用も可能です。Windowsマークをクリックしてメニューを開き、「Windows管理ツール」を展開しましょう。

「リソースモニター」を開きます。

「メモリ」タブをクリックして開いてください。

物理メモリが実装RAMの利用内訳です。「合計」の部分がWindows10のメモリ容量なので、ここを確認してください。

なお、Windows10のメモリ容量/実装RAMの確認をした際、方法によっては首を傾げる数値が表示されることもあります。特に、実際のメモリ数を知っている状態での確認の場合はそうなることも少なくありません。

タスクマネージャーで確認してみると、使用可能なメモリサイズが実際に搭載しているメモリ容量より少なく表示されることがあります。

これはノートパソコンなどCPUにGPUが内蔵されているものなど、専用のVRAM(Video Memory)を利用していない場合になるものです。

VRAMとして活用している領域はCPUで利用可能な領域とは排他的な領域として存在しています。そのため、VRAMとして活用している分を差し引いたものが使用可能なメモリサイズとして表示されているのです。

上記の場合もVRAMを搭載していないノートパソコンを利用しているため、メモリを確認すると本来8GB積んでいるメモリの使用可能容量がその分減って7.9GBで表示されています。

Windows10のPCメモリは、Windowsの設定から確認できる他、タスクマネージャーやリソースモニターからも確認可能です。

パソコンによっては使用可能メモリのサイズが実際のものと異なることがありますが、VRAMとして活用していることによる影響なのであまり気にする必要はありません。

パソコンのスペックを確認する必要はある場合にはこれを参考にメモリ容量/実装RAMの確認をおこなってみてください。