2022年11月10日更新
「iCloudミュージックライブラリはオンです」でiPhoneと同期できない時の対処法
iTunesでiPhoneに音楽を同期する際、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できないことがあります。そこで今回は、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できない時の対処法について解説していきます。
目次
「iCloudミュージックライブラリはオンです」でiPhoneと同期できない時の対処法
iPhoneとパソコンのiTunesを接続することで、CDから取り込んだ音楽やiTunes Storeから購入した音楽をiPhoneに同期することができるようになっています。しかし、パソコンのiTunesでiPhoneに音楽を同期する際、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できないことがあります。
そこで今回は、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できない時の対処法について解説していきます。
iCloud ミュージックライブラリとは?
パソコンのiTunesでiPhoneに音楽を同期する際、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できない場合があります。では、iCloudミュージックライブラリとは一体どのようなものなのでしょうか。そこでここでは、iCloudミュージックライブラリとは何かを解説していきます。
曲やプレイリストをクラウド上に保存することができるApple社のサービス
iCloudミュージックライブラリとは、Appleが提供しているサービスになっており、曲やプレイリストをクラウド上に保存できるようになっています。
そして、Appleの同じアカウントでサインインすることで、iPhoneやパソコンなど、どのデバイスであってもクラウド上に保存したCDの音楽や曲を聴くことができるのです。保存した曲を同期できるため、便利なサービスになっています。
CDからパソコンにリッピングしたデータやiTunesStoreで購入した音楽も共有できる
Cloudミュージックライブラリとは、Appleが提供しているサービスになっていますが、CDからパソコンにリッピングしたデータやiTunesStoreで購入した音楽/Apple Musicからダウンロードした曲もクラウド上に保存できるため、iPhoneやパソコンなどのデバイスから共有できます。
また、クラウド上に保存するため、デバイスの容量を圧迫することなく音楽や曲を聴くことができるのです。このことから、Cloudミュージックライブラリをオンにすることで、iTunesStoreで購入した音楽/Apple Musicからダウンロードした曲や、CDからパソコンに取り込んだ曲がクラウド上に保存され、同期できるようになります。
iCloud ミュージックライブラリをオフにするとどうなる?
同期できるCloudミュージックライブラリをオンにすると、iTunesStoreで購入した音楽/Apple Musicからダウンロードした曲や、CDからパソコンに取り込んだ曲がクラウド上に保存されるようになります。
しかし、パソコンのiTunesでiPhoneに音楽を同期する際、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できない場合に、Cloudミュージックライブラリをオフにすると一体どうなるのでしょうか。
それは、クラウド上に保存されたデータがiPhoneとパソコンで同期できない状態になり、ダウンロードした曲やCDから取り込んだ曲などが削除されてしまいます。データが削除されてしまうと、再度ダウンロードしなければなりません。
よって、もしも同期できるCloudミュージックライブラリをオフにする場合は、Apple Musicからダウンロードした曲や、CDから取り込んだ曲のバックアップを事前に取っておく必要があります。
対処法
同期できるCloudミュージックライブラリをオンにすると、iTunesStoreで購入した音楽/Apple Musicからダウンロードした曲や、CDからパソコンに取り込んだ曲がクラウド上に保存されます。
しかし、クラウド上に保存された曲を、パソコンのiTunesでiPhoneに音楽を同期する際、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できないことがあります。
その原因は、iCloudミュージックライブラリがオンになっているために、同期できない状態になっているのです。よって、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できない場合は、オフにする必要があります。
しかし、パソコンのiTunesでiPhoneに音楽を同期する際、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できない場合に、Cloudミュージックライブラリをそのままオフにして同期すると、Apple Musicからダウンロードした曲のデータが削除されてしまいます。では、一体なぜ削除されてしまのでしょうか。それには、理由があります。
それは、Cloudミュージックライブラリをオンにする際に、「iPhoneにあるミュージックを残しておきたいですか?」というポップアップが表示されますが、その際に「ミュージックを残す」を選択しないために削除されるのです。
ここで、「ミュージックを残す」ではなく「削除して置き換える」を選択してしまうと、iPhoneのデータがiCloudに保存されているデータに置き換わってしまいます。
そして、その状態でiCloudミュージックライブラリをオフにすると、「この操作を行うと、Apple Musicの曲がこのデバイスからすべて削除されます」というポップアップが表示され、「オフにする」を選択することで、削除されてしまうのです。
削除されると、Apple Musicアプリの画面で、「音楽をお探しですか」と表示されてデータが一切ない状態になります。
iCloud ミュージックライブラリをオフにする手順
パソコンのiTunesでiPhoneに音楽を同期する際、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できない原因は、iCloudミュージックライブラリがオンになっているために同期できない状態になっています。よって、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できない場合は、同期するためにオフにする必要があります。
そこでここでは、パソコンのiTunesでiPhoneに音楽を同期する際、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できない場合に、Cloudミュージックライブラリをオフにして同期する方法について解説していきます。Cloudミュージックライブラリをオフにする方法は、iPhoneのホーム画面にある「設定」をタップします。
「ミュージック」をタップして、「ライブラリを同期」をオフにします。
「ライブラリを同期」をオフにしたら、iPhoneとパソコンを接続して「iTunes」を開きます。そうすれば、上のような画面が表示されて同期できるようになりますので、「ミュージックを同期」にチェックを入れます。そして、画面右下にある「適用」をクリックします。
そうすれば、iPhoneとの同期が開始されます。そして、同期が完了したら、再びiPhoneの「ライブラリを同期」をオンにします。ここでは、必ず「ライブラリを同期」をオンに戻しましょう。そうしないと、同期した曲を聴くことはできません。
iCloud ミュージックライブラリをオフにした際に音楽が消えてしまった場合の復元方法
iCloud ミュージックライブラリをオフにした際に、「削除して置き換える」を選択し、音楽が削除されてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。そこでここでは、iCloud ミュージックライブラリをオフにした際に、音楽が消えてしまった場合の復元方法について解説していきます。復元方法は簡単なので、消えてしまった場合は試してみましょう。
消えた曲/音楽を復元するには?
消えた曲/音楽を復元する方法は、「Apple Music」アプリを開いて、「ライブラリ」をタップします。そして、曲の横にある「雲マーク」をタップします。そうすれば、曲のダウンロードが開始されてiPhone内に保存されます。
他にも消えてしまった曲がある場合は、同じ方法で「雲マーク」をタップします。また、iPhoneのホーム画面にある「設定」→「ミュージック」をタップします。
「自動的にダウンロード」をオンにします。そうすれば、iTunes Storeで購入した曲が自動的にiPhone内にダウンロードされます。
まとめ
iPhoneとパソコンのiTunesを接続することで、CDから取り込んだ音楽やiTunes Storeから購入した音楽をiPhoneに同期することができるようになっています。しかし、パソコンのiTunesでiPhoneに音楽を同期する際、iCloudミュージックライブラリはオンですと表示されて同期できないことがあります。
しかし、そういった場合は、ご紹介した方法でiCloudミュージックライブラリをオフにしましょう。