2019年02月08日更新
Gmailの連絡先の使い方!編集・削除・追加する方法を解説
大容量に使えるGmailの連絡先を使えば大容量に連絡先データを保管できます。今回はそのGmailの連絡先の基本的の使い方として登録や編集、削除の方法等、また少し応用的な使い方としてグループの作成やデータのインポート、エクスポート等をまとめてみます。
目次
Gmailの連絡先の使い方!~登録方法~
Gmailの連絡先について、ベースとなる使い方から順々にみていきます。まずはGmailの連絡先に新しいデータを登録する方法です。
以下で説明するGmail の連絡先の編集やGmail からの追加方法の基礎にあたります。
実際にスマホを操作しながらGmailの連絡先に新しいデータを登録してみましょう。
☆以前のバージョンでGmailの連絡先を表示させるには、左上にあるGmailという文字の右側下三角をタップし、展開されるプルダウンから選択してという手順を踏んでいました。
現バージョンのGmail の連絡先はアプリになっていることもあり、Gmailの中でも連絡先は独立して選択できるようになっています。↓
今回はGmail からではなく、別にスマホ上にGmail の連絡先アプリを用意していますのでそちらからGmail の連絡先アプリを起動します。
もちろん、上記のGmail から連絡先アプリに入っていっても同じです。
Gmail の連絡先アプリを開くとこのようにGmailの連絡先に登録されているメンバーの一覧が表示されます。
右下の+マークをタップするとGmail の連絡先に新規で登録する連絡先の作成画面へと進みます。
Gmailの連絡先の作成画面です。ここで新しい連絡先データを入力していきます。
左側のカメラマークでは写真を貼ることができます。またはカメラを立ち上げることもできるので連絡先交換ついでに写真を撮らせてもらうのもいいかもしれません。
カメラマークをタップした時に選択できます。↓
右側には文字で情報を入力していきます。今回は氏名と携帯番号を入力するケースを例にして入力してみます。
姓をタップして名字、名をタップして名前を入力します。
姓と名に入力した文字がそのまま下のよみがな(姓)、(名)に表示されます。必要に応じて修正します。
ふりがな欄より下に下がると電話番号を入力する欄があります。そこをタップして電話番号を入力します。そのすぐ下にある下三角で何の番号なのかを選択することができます。今回は例にそって携帯を選びます。
入力すべき情報を全て入力し終わったら右上のチェックマークをタップし登録が完了します。
Gmail の連絡先に登録が完了した画面です。左上の矢印でGmail の連絡先一覧に戻ることができます。
Gmail の連絡先一覧でも今回登録した新しいメンバーの情報が追加されているのを確認することができます。
例では氏名、電話番号のみでしたが他にも様々な情報を登録することができるのがこのGmail の連絡先の特徴です。
メールアドレス、これは元々Gmailの中の機能なのでもちろんのことですが、他にも住所、チャット、関係性なども登録することができます。
またGmail の連絡先では必要に応じて入れたい情報のために入力欄を増やすことができます。文字情報入力欄を下まで下がっていくとその他の項目と表示されるのでそこをタップします。
展開したら、一番下まで下がっていき、カスタムフィールドを追加とあるのでそこをタップします。ここで他に追加したい項目を入れることができます。こういったところでもGmail の連絡先の使い勝手の良さを感じます。
Gmailの連絡先では、手帳や電話帳に書き込んでいたような情報まで一元化できる上にそのボリュームある情報がGmailそのものと同じようにクラウド上で管理されるのでスマホやパソコン自体の容量を減らさずに済みます。
Gmail の容量の大きさであればGmail そのもの以外にGmail の連絡先データを沢山盛り込んでも余裕がありそうなので安心です。
☆以前のバージョンのGmail の連絡先はGmailから連絡先を開き、左にある新しい連絡先をタップし情報を入力して、上にある左向き矢印で入力を完了させていました。↓
Gmailの連絡先の使い方!~編集方法~
次はGmailの連絡先に登録したデータを編集する方法です。上の新規で登録ができれば編集方法は難しいことはありません。まずはGmail の連絡先アプリを立ち上げ、Gmailの連絡先一覧の中から編集したい該当の名前をタップします。
タップするとこの個人情報画面にいくのでまずは右下ペンマークをタップします。ペンマークを押さずに該当箇所をタップすると起動が始まってしまうので気を付けます。
例えば携帯番号を変更しようと思ってタップしてしまうと発信が始まってしまうので、必ずペンマークをタップしてから編集に入ります。
変更したいデータ上をタップすると編集が行えるようになります。
編集できたら右上チェックマークで終了させます。
☆以前のバージョンのGmail の連絡先と比較してみても編集方法自体あまり変化はないと思います。現バージョンのGmail の連絡先のほうが簡単に操作できるようになった印象があります。
Gmailの連絡先の使い方!~削除方法~
続いてGmail の連絡先からデータを削除する方法です。Gmail の連絡先の編集の手順を踏まえた上で削除に進みます。まずはGmail の連絡先アプリを立ち上げ、Gmail の連絡先一覧から削除したいデータをタップします。
右上の縦3つの点々をタップします。
ここで展開された中から削除をタップします。
削除の確認が入りますので本当に削除でよければ削除をタップします。
また、Gmail の連絡先一覧から削除する方法もあります。一覧からですと削除したいデータが複数ある場合でも、複数選択が簡単にできるので合わせてみていきます。
Gmail の連絡先一覧で削除したいデータを長押しします。
すると人型のマークがチェックマークに変わると同時に、右上にアイコンが現れるのでそこからごみ箱をタップします。
同じ方法で別のデータも長押しすると複数一緒に選択することができます。左上の数字も2に変わり2つのデータが選択されているのが確認できます。
このまま2件のデータを削除するなら同じく右上のごみ箱をタップします。
更に複数選択の場合はこのGmail の連絡先一覧画面から別の方法で行うことができます。
画面右上にある縦3つの点々をタップします。
展開された中から選択をタップします。
タップで複数選択ができ人型マークがチェックマークに変わります。その後の手順は上記と同じです。
もし間違えて選択してももう一度タップすれば選択から外れるので誤って削除してしまうこともありません。
☆以前のバージョンのGmail の連絡先では一覧のそれぞれのデータの左側にボックスがあり、そこにチェックマークを入れて選択しました。
その後、上にあるその他をタップして展開した中に連絡先を削除とあるのでそこをタップしてGmail の連絡先からデータを削除していました。
Gmailの連絡先の使い方!~追加方法~
Gmailで送信したメール、あるいはGmail に受信したメールを使って連絡先にメールアドレスを追加する方法です。
既にGmail の連絡先に登録してある個人情報にGmail で送受信したメールからそのメールアドレスを追加登録いく方法をみていきます。
Gmailに受信したメールまたはGmail から送信したメールのメールアドレス左横にある丸いアイコンをタップします。
以下のような画面になるので中央にある縦3つの点々をタップします。
展開された中の連絡先に追加をタップします。そうするとGmail の連絡先一覧が表示されるのでその中から追加する先のデータをタップします。
するとメールアドレスが追加登録されます。
Gmailの連絡先の使い方!~表示方法~
Gmail の連絡先の表示に関して、現バージョンでは連絡先機能がGmailの一部分というよりは、一部分らしさを残しつつも独立しているような印象が強くなりました。
アプリになったからでしょうか。
以前はGmailの表示がそのまま連絡先の表示の仕方にも踏襲されていたので、私自身、これまでのバージョンでのGmail の連絡先機能は解りづらく、個人的には全く使っておりませんでした。
以下で比較してみてみます。現バージョンのGmail の連絡先の表示方法↓
Gmail の中で、アプリとして独立しています。
☆以前のバージョンのGmail の連絡先の表示方法はGmail という文字の右横にある下向き三角から展開される中より連絡先機能を選択していました。Gmail の付属的な機能として存在していたイメージです。
見え方も以前のバージョンのGmail の連絡先と現バージョンのGmail の連絡先では変わっています。
☆以前のバージョンのGmail の連絡先↓
現バージョンのGmail の連絡先↓
以前と比較すると現バージョンは色鮮やかになったかと思います。
Gmailの連絡先の使い方!~新しいグループの作り方~
Gmail の連絡先に登録されているメンバーを何らかのグループごとに分けて管理することができます。そのための新しいグループをGmail の連絡先に作成する方法です。
私の勤め先でもこの機能を使っていますがとても便利です。会社であれば組織ですので○○部、△△部といったグループが存在しています。
会社の組織と同じようにGmail の連絡先の中にグループを作っておくことで、部の名前を選択すればその部署全員に一括でメールを送ることができます。
1人1人を選択しなくて良いので効率的でもあります。ではGmail の連絡先に新しいグループを作成していく方法です。Gmail の連絡先の左側からラベルを作成をタップします。
今回は新しいグループを作成しますので「山田」グループというのを作ってメンバーを入れたいと思います。ラベルの作成で山田と入力したらOKをタップします。
「山田」グループにメンバーを登録します。右上の人にプラスマークがついたところをタップしメンバーを選択することができます。
新しいグループである「山田」グループには、例の連絡先から山田さん2名を入れると想定します。まずは山田太郎さんをタップします。
同じく山田花子さんをタップし、新しいグループの「山田」グループに山田花子さんを入れます。
新しいグループ「山田」グループにメンバーが入りグループが完成しました。複数のグループに属させることができるので、更に新しいグループ「女性陣」を作成してみます。
すると、下の画面のように連絡先の山田花子のプロフィールページにラベルがつきました。
Gmailの連絡先の使い方!~管理方法~
連絡先を登録していく作業は基本的に1件ずつ行うことが多いですが、既に別で管理されている連絡先データがあれば、それを一気に取り込むことができます。
また逆にGmailの連絡先に管理されているデータを一気に取り出すこともできます。
これをそれぞれインポート、エクスポートと言います。取り出す、取り込むと言ってもそれぞれ元データが消えてしまうわけではありません。
連絡先をインポートしよう
Gmailの連絡先に、他で管理されている連絡先データを取り込んでみます。これをインポートといいます。
インポートできるデータはSIMカードで管理された連絡先やmicroSDカード等に保存する形式であるVCFファイルです。
ここでは、SIMカードで管理している連絡先をインポートしてみます。連絡先の左上3本線のメニューアイコンをタップします。
設定をタップします。
連絡先の管理の下、インポートをタップします。
連絡先のインポート元が現れるのでSIMカードをタップします。
SIMカードの中に入っている連絡先の情報が現れます。インポート先であるGmail アカウントが表示されているのを確認します。
インポートする連絡先のデータにチェックマークを入れ、右上のチェックマークをタップします。
Gmailの連絡先にSIM カードの中の連絡先の情報がインポートされ、反映されました。
VCFファイルで管理された連絡先の情報をインポートする場合は連絡先のインポート元で.vcfファイルを選択します。
スマホで複数のアカウントを利用している場合はここでインポート先のアカウントを選択します。
インポートするVCFファイルを選択しタップします。
連絡先をエクスポートしよう
インポートが取り込むことなので逆に取り出すことはエクスポートと言います。Gmail の連絡先に管理されているデータを取り出します。
Gmail の連絡先の左上3本線のメニューアイコンをタップします。
設定をタップします。
連絡先の管理からエクスポートをタップします。
エクスポートするデータの入っているアカウントを選択し、.vcfにエクスポートをタップします。
VCFファイルを保存します。今回はファイル名をrenraku.vcfとしました。
ファイルができました。
Gmailの連絡先の使い方!~スマホとの同期方法~
スマホ端末独自の連絡先に登録されているデータとGmail の連絡先の中で管理されたデータが同じものだと便利です。どこに登録したのかわからなくなっても同期をかければ情報が同じものになります。
端末独自にだけ入っている場合、端末の故障や紛失によってデータを無くしてしまうリスクがあります。
しかし、Gmailの連絡先であればログインできる環境さえあればどこにいてもデータを確認できます。
そのため端末の連絡先とGmail の連絡先は同期をかけておくことをお勧めします。Gmail の連絡先を同期するためのスマホ側の準備の説明をします。
Android側の設定方法
Androidの場合、googleアカウントは必須となっているので、Gmail ユーザーも多いと思います。そして必須である故に基本的にGmail の連絡先と端末の連絡先は自動的に同期されます。
もし同期されない場合は設定の中のgoogle アカウントの中にある連絡先をオンにします。
iPhone側の設定方法
連絡先→アカウント→アカウントの追加→googleをタップします。メールアドレスとパスワードを入力します。※2段階認証プロセスの場合はアプリパスワードを使います。
「次に」をタップします。連絡先をオンにし、上部にある「保存」をタップします。Gmail の連絡先と同期を開始するならiPhone の連絡先アプリを開きます。iPhoneの場合はgoogleアカウントは必須ではありません。
しかし、Gmail の使い勝手の良さからiPhone ユーザーでもGmailをメインメールとして 使っている方は多いと思います。ですので是非ともgoogleアカウントの登録をしてGmailの連絡先と端末の連絡先の同期をかけておきましょう。