WindowsパソコンでAirDropはできる?近距離共有でファイル共有しよう

WindowsパソコンでもAirDropのように簡単にデータ共有ができる?Windows 10標準搭載の近距離共有なら、USBを使わなくても近くのパソコンにデータやWebサイトを共有。AirDropのような便利なツールの使い方を紹介します。

WindowsパソコンでAirDropはできる?近距離共有でファイル共有しようのイメージ

目次

  1. 1WindowsパソコンでAirDropはできる?
  2. Windowsパソコンでは使えない
  3. 2Windowsパソコンの近距離共有とは?
  4. 近くのデバイスに写真などのファイルを共有する機能
  5. 3Windowsパソコンの近距離共有のメリット
  6. どのアプリからも同じように共有できる
  7. 難しい設定や追加アプリが必要ない
  8. 4Windowsパソコンの近距離共有の使い方
  9. 近距離共有を有効にする手順
  10. ファイルの転送手順
  11. 併せて読みたい!ファイルに関する記事一覧

WindowsパソコンでAirDropはできる?

iOSユーザーなら写真や動画の共有にはAirDropという便利なツールがありますね。AirDropは重いデータやメガ単位の動画などでも、ストレスなく遅れるのがメリットです。

そんな便利なAirDrop、Windowsでも使いたい!と思いますよね。AirDropはWindowsパソコンでも使えるんでしょうか?

Windowsパソコンでは使えない

AirDropは残念ながらWindowsパソコンでは使うことができません。AirDropは、iPhoneやiPadなど、iOS7以降のiOSデバイスのみ使える機能です。AirDropはWindowsには対応してないため、AirDropでWindowsパソコンにデータの転送はできません。

でもWindowsにもAirDropに似たツールがあります。Windowsの便利なデータ共有の使い方をこれからご説明します。

ThumbAirDrop(エアドロップ)はAndroidでも使える?やり方や代わりの機能を紹介
AirDrop(エアドロップ)はAndroid(アンドロイド)スマホに画像を送ることができる...

Windowsパソコンの近距離共有とは?

WindowsにあるAirDropのような機能は「近距離共有」というものです。その近距離共有について説明していきます。

近くのデバイスに写真などのファイルを共有する機能

スタートから設定をクリック

WindowsのAirDropのような機能としては、Windows10の「近距離共有」(英語ではNear Share)があります。Windows10の近距離共有はWindows 10 April 2018 Update(バージョン 1803)以降のパソコンで使うことができます。

バージョン情報の確認は、設定>システムから行えます。windowsのスタートボタン、またはwindowsマークのキーを押します。次に設定のマークをクリックします。

設定からシステムをクリック

Windowsの設定で「システム」をクリックします。

下までスクロールします

システム画面のずっと下までスクロールします。

バージョン情報をクリック

一番下の「バージョン情報」をクリックします。

下のほうにバージョン情報が書かれています

下の方にWindowsのバージョン情報が書かかれています。Windowsのバージョンが「1803」以降になっていたら、近距離共有ツールが使えます。

Thumb【Windows10】LZH圧縮ファイルを解凍(展開)する方法
LZHは、日本で開発された代表的なファイル圧縮形式の1つで簡単にファイルを圧縮、解凍すること...
ThumbWindows10で「最近使ったファイル」を表示/非表示する方法
今ではパソコンがWindows10になっている方は多いのではないでしょうか。Windows1...
ThumbGigaFile便(ギガファイル便)の動画をダウンロード保存する【iPhoneスマホ】
GigaFile便(ギガファイル便)とは、ファイルのダウンロードが可能な転送サービスです。今...

Windowsパソコンの近距離共有のメリット

データ転送にはBluetoothやインターネットを介す方法がありますが、Windowsの近距離共有が特にすぐれている点とは?Windowsパソコンの、近距離共有機能のメリットについて説明します。

どのアプリからも同じように共有できる

Windowsパソコンの近距離共有なら、共有したいアプリやファイル形式を選びません。ドキュメントやWebサイト、写真データなど、ビジネスやプライベートでシェアしたいファイルを、スピーディに転送できるのがメリットです。

難しい設定や追加アプリが必要ない

Windowsパソコンの近距離共有はWindows10に元々入っている機能なので、あらたにアプリをインストールする必要はありません。

通信にはBluetoothまたはWifiを使用しますが、面倒なペアリングや、Wifiのアクセスポイントを新規で登録する手間もありません。

Windowsの近距離共有を有効にするだけで、すぐに使えるのがメリットです。下記でWindows近距離共有の使い方を説明します。

Windowsパソコンの近距離共有の使い方

Windows近距離共有をまだ使いこなしてないという人、多いのではないでしょうか?ここでは、Windowsの近距離共有の使い方について、具体的な手順を紹介します。

近距離共有を有効にする手順

Windowsの近距離共有は、設定>システム>近距離共有から設定できます。

画面左下スタートボタンをクリック、またはWindowsマークのキーを押し、「設定」をクリックします。Windowsの設定からシステムまでの手順は、この前の方の「Windowsパソコンの近距離共有とは?」のWindowsバージョン情報の確認と同じです。

下にスクロール

システム画面を開いたら、バージョン情報の時と同じように、項目のところを下までスクロールします。

共有エクスペリエンスをクリック

システムを開いたら、左側の下のほうにある「共有エクスペリエンス」をクリックします。

近距離共有をオンにします。

近距離共有を有効にすると、設定が完了です。いつでも相手のWindowsパソコンにデータを転送することができます。データを送りたい相手側のパソコンも近距離共有を有効にしておきましょう。

共有範囲を選べます

共有したいWindows端末の範囲を選びます。デフォルトでは「近くにいるすべてのユーザー」になっています。

保存先を指定できます

受信したデータの保存先もデスクトップなど任意の場所に指定できます。

任意の場所を選択します

「変更」というボタンを押すと、保存先が選べるようになるので、任意の場所を選択します。

デスクトップに変更されました

保存先をダウンロードフォルダから「デスクトップ」に変更しました。

ファイルの転送手順

共有をクリックします

Windowsの近距離共有を使って、ドキュメントや写真などのファイルを転送する方法です。自分と受信側のWindowsパソコンの近距離共有をオンにして、エクスプローラで送りたいファイルや写真を選択します。

共有タブをクリックします。

ファイルを送信する方法

共有タブを開いたら、左側の「共有」マークをクリックします。

共有したいデバイスが表示されます

近くに共有可能なデバイスがあれば表示されるので、送りたいパソコンを選びます。相手側は受信通知のウィンドウが開くので、承諾してデータを受信します。

Webサイトの転送手順

Webサイトを共有する方法

WebサイトもMicrosoft Edge(マイクロソフトエッジ)の近距離共有で送ることができます。使い方ですが、共有したいサイトをMicrosoft Edgeで開き、ウィンドウ右上の共有マークをクリックします。

共有可能なデバイスが表示されます

共有可能なデバイスが表示されたら、転送したいWindowsパソコンを指定して送信します。受信側のパソコンでは受信通知のポップアップウィンドウが開くので、「開く」をクリックして受信許可します。

併せて読みたい!ファイルに関する記事一覧

Thumbギガファイル便(GigaFile便)の使い方!無料ファイル転送が容量無制限!
ギガファイル便(GigaFile便)は、無料で利用できるZIPファイルアップロードサービスで...
ThumbOneDriveでファイルを共有・フォルダを共有する方法
OneDriveを利用している方に向けて、簡単に他のユーザーとファイルを共有・フォルダを共有...
ThumbBluetoothのファイル転送方法は?AndroidとWindows10で送受信!
Windows10搭載のPCとAndroidスマホ間のBluetoothのファイル転送方法を...
Thumb【Windows10】7-Zipでパスワード付き暗号化ZIPファイルを作成する方法
7zipは、パスワード付き暗号化ZIPファイルを作る為のソフトウェアです。7Z形式のファイル...

関連するまとめ

Original
この記事のライター
Nachos
美容と健康のために最近空手を始めました。押忍!