【iPhone】マイクのアクセス許可の設定方法！

iPhoneへインストールしたアプリの機能を使おうとした時に「〇〇へのアクセスを許可してください」などのメッセージが表示される場合があります。これは、アプリにiPhoneの機能へのアクセス許可を求められる場合に表示されるメッセージです。

この記事では、iPhoneのマイクのアクセス許可の設定方法について、具体的な手順をあわせてご紹介していきます。

iPhoneのアクセス許可とは、「アプリによるiPhone本体に付帯された機能や情報へのアクセスを許可すること」を指します。iPhoneにインストールしたアプリの機能の中には、この端末の情報へのアクセス権限を与えないと、利用できないものがあります。

iPhoneで利用可能なアプリには、LINEやメッセンジャーなど、iPhone本体のマイクを使うものがあります。例えばLINEの通話はiPoneのマイク使って行う機能です。このような機能を使うには、アプリにiPhoneマイクへアクセスする権限を与える必要があります。

本項では、iPhoneマイクへのアクセス許可の設定方法をご紹介します。

iPhoneマイクのアクセス許可設定は、「設定アプリ」からアプリ毎に行うことができます。

まず、iPhoneのホーム画面から「設定アプリ」を開きます。

設定アプリのメニューの中から「プライバシー」をタップします。

プライバシーメニューの中には、アクセス許可設定を行うiPhoneの機能が一覧で表示されています。この中からiPhoneマイクのアクセス許可設定を行うには、「マイク」をタップします。

すると下画面のように、iPhoneのマイクへアクセス許可を求めているアプリが一覧で表示されます。

この画面に表示されたアプリの中から、マイクのアクセス許可をアプリ毎に設定することができます。

マイクへのアクセスを許可したいアプリに対して、タップして「オン(緑)」に設定変更します。

以上で、設定したアプリがiPhoneマイクにアクセスすることを許可した状態になります。

アクセス許可の設定を行う上で注意点があります。本来アクセス許可は、そのアプリのサービスを使うのに必要なiPhoneの機能や情報に対して求められるものです。しかしまれに、見当違いなアクセス許可を要求するアプリがあります。

例えば、「ただのゲームアプリのはずなのに、なぜか"連絡先"へのアクセスをオンにするよう要求してくる」、「計算機のアプリのはずなのに"マイク"へのアクセスを要求される」などがこれにあたります。

これはアプリを装いiPhone内のプライバシーに関する情報を引き出す不審なアプリの可能性があるため、アプリへアクセス許可を行う場合は「そのアプリの本来の目的に対して適正なアクセス要求であるか」しっかりと確認しましょう。

前項の方法でマイクのアクセス許可設定ができない場合、ダウンロードしたアプリに何らかの異常がある、またはアプリ内でマイクなどの音声設定ができていない可能性が考えられます。

アプリをダウンロードする際に何らかの不具合が発生し、通常の設定操作ができない場合が考えられます。マイクへのアクセス許可を求めるアプリ一覧画面に、表示されるアプリが表示されない場合、当該のアプリを削除して再インストールしてみましょう。

アプリの中にはアプリ内に各機能のオン・オフ設定を持っている場合があります。iPhoneマイクへのアクセス許可を有効にしたにもかかわらず、マイクが機能していない場合などは、アプリ内の各種設定を確認してみましょう。

前項で紹介した設定できないケースの他に、iPhoneマイクのアクセス許可を求めるアプリ一覧表示画面に何もアプリが表示されない、という不具合事例があります。この場合は、次に紹介する方法で解消される場合があります。

この場合は、iOSの不具合による表示異常の可能性があります。前項で紹介した表示されない例のうち、アプリ側に異常がある場合は、そのアプリを再インストールすれば表示が復帰する可能性がありますが、この場合は再インストールしても表示されません。

また、その他の診断方法として、マイク以外のアクセス設定項目(例えば写真や連絡先など)を開き、同様にいずれのアプリからもアクセス要求表示がない場合は、このケースである可能性があります。

対処法としてはiOSのアップデートが有効です。iOSが最新版になっていない場合は、次の手順でアップデートを行いましょう。

iOSをアップデートするには、「設定アプリ」のメニューから「一般」をタップします。

一般メニューの中から「ソフトウェア・アップデート」をタップします。

青字の「ダウンロードとインストール」をタップします。なお、すでに最新バージョンになっている場合は、「お使いのソフトウェアは最新です」のメッセージが表示される画面になります。

上記の手順でiOSの最新版へのアップデートが完了します。アップデート後に再度マイクのアクセス許可設定を行ってみましょう。

iOSをバージョンアップしても不具合が解消されない場合、iPhone自体の異常の可能性も考えられます。この場合は、初期化して状態確認し、それでも正常に復帰しない場合は本体の故障の可能性も考えられます。

以上、iPhoneでマイクのアクセス許可を設定する方法をご紹介しました。マイクを使うアプリがうまく動作しない場合、ご紹介した方法を参考に問題解決に役立ててください。