アレクサは新しい元号「令和」を教えてくれる！SiriやGoogleアシスタントは？

日本政府は、4月1日、5月よりの新元号を【令和（れいわ）】にすると発表しました。この新元号【令和（れいわ）】ですが西暦645年の「大化」から数えて248番目となる元号で、出典は日本の〈万葉集〉だとされています。

スマホの各「音声アシスタント」は、すでに新元号【令和（れいわ）】を知ってるのか、発表2時間後の4月1日午後、それぞれ確認してみました。

新しい元号「令和」について知ってるか、スマホ経由でアレクサに「新しい元号を教えて」と聞いてみたところ、新しい元号について「令和」だとすでに知ってるようで新しい元号は「令和」と回答してくれました。

さらにアレクサは、「令和」について「新しい時代になることを実感しますね」と感想までコメントしてくれたのです。素晴らしく反応が早いですね。

アレクサに「アレクサ、新元号は？」と聞いてみましょう。

すると、「平成に代わる新しい元号は、命令の令という字に平和の和という字で、令和に決まりました。菅官房長官は会見で、新元号の出典は万葉集だと明らかにしました。」と【令和】の出典について説明をしてくれました。

また、アレクサは「新元号は皇太子様が新しい天皇に即位される5月1日午前0時に施行されます」など試行日まで教えてくれるのです。なお、この説明は共同通信ニュースの内容を基に伝えてくれているようです。

Googleアシスタントにも、新元号「令和」の発表になった1日の午後、新元号「令和」を知ってるか「OK Google、新元号は？」と聞いてみたところ、「新元号は4月1日に発表され、令和、に決まりました」と教えてくれました。

新元号「令和」の発表になった1日の午後、iOS/Macの標準音声アシスタント「Siri」に「Hey Siri、新元号を教えて」と新元号「令和」を知ってるか聞いてみました。

残念ながら、Siriの回答は「新しい元号については、日本政府のホームページ等でご確認ください」でした。新しい元号「令和」は知らないものの、確実な案内をしてくれました。

残念ながら、新元号発表当日、Siriはまだ新元号について「令和」に決定したことを知らないようです。

4月5日、iOS/Macの標準アシスタント「Siri」に、新元号について学んだか再度確認してみました。「Hey Siri、新元号を教えて」と聞いてみたところ、新元号「令和」について学習し、きちんと知ってるようで以下のように回答してくれました。

Siriは、「新しい元号は”令和”と発表されました。令和の出典は万葉集（巻五、梅花の歌三十二首の序文）です。”初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を…”」と【令和】が万葉集から引用された由来までおしえてくれました。

アレクサ、Siri,Googleアシスタントに「来年は令和何年？」と聞いてみましたが、「令和」を「れいわ」と正しく認識できた音声アシスタントは、4月5日現在、どこもありませんでした。

新しい元号、令和ですが、音声アシスタントがそれぞれ【れいわ⇒令和】に音声認識で対応できるようになるには、もうしばらく先になりそうですね。