2019年04月04日更新
Gmailの受信メールを自動転送する設定方法!複数アドレスに転送するフィルタ設定方法も解説
Gmailは、フィルタやラベルなども設定可能な利便性の高いフリーメールサービスです。Gmailでは、受信メールを自動転送も可能となっています。今回は、複数アドレスに自動で転送するフィルタ設定方法についても解説していきたいと思います。
目次
Gmailの自動転送機能を有効または無効にする方法/設定
皆さんはGoogleのフリーメールサービスであるGmailをご利用されているでしょうか。Gmailはフィルタやラベルなど、メールの管理を自動で行う為の設定も自由にできる利便性の高いフリーメールサービスです。
ちなみにGmailでは、受信メールに対して自動転送も可能です。
今回は、そんなGoogleのフリーメールサービスであるGmailにおいて、Gmailの受信メールに対する複数アドレスに転送する為のGmailフィルタ設定方法についても解説していきたいと思います。
パソコン/PCの場合
それでは、Gmailにて受信したメールを特定の転送先(複数の転送先アドレス)へ自動で転送する方法を解説していきたいと思います。
まずはパソコンでのGmailにて受信したメールを特定の転送先(複数の転送先アドレス)へ自動で転送する方法です。Gmailを利用しますので、最初にパソコンにてメールの転送元のGoogleアカウントのログインをしてください。
Googleアカウントにログインできたら、Gmailを開きましょう。
Gmailにログインして受信トレイを開きましたら、Gmail画面右側上部にある歯車マークをクリックしてみてください。
Gmailの受信トレイにてこの歯車マークをクリックすると、Gmailの設定のメニューが開きます。
Gmailの歯車マークをクリックしてメニューを開きましたら、メニュー項目の中から『設定』を選択してください。
Gmailの設定画面に移行すると下記のようにタブ毎にGmailでの設定内容が表示されます。このGmailの設定画面のメニュー項目にある、『メール転送とPOP/IMAP』を選択してみてください。
すると、下記画像のようにGmailの設定としてメール転送とPOP/IMAPにおける設定可能な内容が表示されます。
このGmailの設定画面である『メール転送とPOP/IMAP』の中に、『転送』という項目に対する設定項目があるので確認してみてください。
このGmailの設定画面の『メール転送とPOP/IMAP』ページ内にある『転送』という項目でどういうことができるのか、特定の操作を確認したいという方は『転送』という項目の下にある『詳細』をクリックしてみましょう。
GoogleにおけるGmailのヘルプとして詳細が記載されています。
さらに、Gmailの使い方として項目内に『ヒント』も記載されています。
それでは、このGmailの設定画面の『メール転送とPOP/IMAP』ページ内にある『転送』項目に表示されている『転送先アドレスを追加』のボタンをクリックしてみてください。
すると、Gmailにて特定の転送先アドレスを指定する為に、『転送先アドレスを追加』という画面がポップアップされます。
こちらに特定のメールアドレスを入力して『次へ』をクリックしてみてください。
『特定の転送先アドレスを追加』に特定の転送先アドレスを挿入し終えて次の画面に進むと、『〇〇をメールの転送先として追加します』という特定の転送先アドレスに対する確認画面がポップされますので、『続行』を選択してみましょう。
特定の転送先アドレスの追加の処理をここまで終えると、確認コードが特定の転送先アドレス宛に送信されます。
このコードを確認してみましょう。
特定の転送先アドレス宛にメールが届いていますので、その『特定の転送先アドレス』にログインしてみてください。
特定の転送先アドレスにメールが届いているのを確認できたら、Gmailから送られてきたそのメールを開いてみましょう。
確認コードをチェック、コピーしてメモ帳にでも張り付けておきましょう。
なお、このGmailの設定につきましては、確認コードの下に記載してあるリンク先をクリックしても次の作業へ進むことができます。
リンクをクリックすると、Gmailにて下記画面に移行します。
ここで『確認』をクリックすれば、Gmailの特定の転送先アドレスへ転送することができるようになります。
『確認が完了しました』と表示されていればGmailの設定は完了です。
先ほどのGmailの設定画面を開いてみましょう。
Gmailの設定画面を開きましたら、『メール転送とPOP/IMAP』のタブを選択し、先ほどの『転送』項目をチェックしてみてください。
該当のメールアドレスに対して、Gmail内でどう処理するか設定が可能になっています。ここで『受信メールを〇〇に転送して〇〇』という項目をチェックしてください。現段階ではまだ転送は無効です。
この状態で『変更を保存』をクリックしてみましょう。これで、Gmailにおける特定の転送先アドレスに対する処理が完了します。
Gmailにてこの設定が完了すると画面上部に『メールを〇〇に転送しています。この通知は7日五で終了します。』と表示されます。
Gmailの設定を確認したい方は上記文言の右わきに『設定を確認』という項目がありますので、そちらをクリックすることでも設定画面へ移行してGmailの転送について状況を確認することが可能です。
なお、ここに挿入する特定の転送先アドレスにつきましては、複数のアドレスを挿入することが可能です。Gmailではこの設定自体も非常に簡単ですので、ぜひ試してみてください。
スマホ・Androidの場合
スマホ(Android)からGmailのに届いた受信メールを自動転送させる機能を有効にする方法も解説していきたいと思います。
まずスマホ(Android)からGmailの受信メールを自動転送させたい場合、『デスクトップ表示』という画面からGmailの設定する必要があります。この『デスクトップ表示』とは、Gmailのアプリからではなく、ブラウザからGmailを開く必要があります。
ブラウザからGmailを開きましたら、Gmailのメニューを開きましょう。Gmailのメニューの一番したにGmailの表示方法が記載されています。その中に『デスクトップ』という選択項目がありますので、『デスクトップ』を選択してください。
『デスクトップ』を選択することで、デスクトップと同じようにスマホからGmailの設定操作が可能となります。この状態でGmailの『設定』を開き、『メール転送とPOP/IMAP』のタブをクリックしてみてください。
『メール転送とPOP/IMAP』の設定画面内に『転送先アドレスを追加』という項目がありますので、こちらに受信メールを転送予定していた該当のメールアドレスを挿入してみましょう。
『追加』を選択すると『確認手順を送信』という項目もタップすることになります。ここまで操作が完了すると、受信メールを転送予定していていた該当のメールアドレス宛に確認コードが送信されます。
切り替わった画面にて『確認コード』を挿入して『確認』をタップしてみてください。
最後に『メール転送とPOP/IMAP』の設定画面にて、『受信メールを次のアドレスに転送』にちぇくを入れて『変更内容を保存』をタップすれば作業は、スマホ(Android)からの操作は完了します。
スマホ・iphoneの場合
続いてスマホ(iPhone)からGmailのに届いた受信メールを自動転送させる機能を有効にする方法も解説していきたいと思います。
スマホ(iPhone)におけるGmailのに届いた受信メールを自動転送させる機能を有効にする方法は、スマホ(iAndroid)と同じとなります。
スマホアプリであるGmailからGmailを確認するのではなく、スマホのブラウザからGmailを開き、デスクトップ表示に切り替えて設定を行います。
スマホのアプリから設定出来る内容は限られている為、スマホのブラウザからデスクトップ表示に切り替える必要があるということですね。
なお、Gmailのに届いた受信メールを自動転送させる機能を有効にする方法は複数のアドレスに対して設定が可能です。
複数のアドレスに設定した場合、フィルタもそれぞれのアドレスにて指定が可能ですので、ぜひ試してみてくださいね。
Gmailの特定の種類のメールのみを自動転送するフィルタ設定方法
続いてはGmailの特定の種類のメールのみを自動転送するフィルタ設定方法を解説していきたいと思います。
設定方法
Gmailの特定のメールのみを自動転送したい場合、新しくフィルタを作成していく必要があります。これは、複数のGmailのメールを自動転送したい場合もそれぞれフィルタ設定する必要があるということです。
フィルタの作成方法はいくつか存在します。一つ目はGmailのトップページから歯車マークを選択して『設定』を選択し、『フィルタとブロック中のアドレス』を選択して『新しいフィルタを作成』をクリックする方法です。
二つ目は、Gmailのメール内検索の右側にある三角マークから条件を設定し、『次のアドレスに転送する』にチェックを入れて転送先アドレスを選択してフィルタを作成すれば完了です。
複数のアドレスに対してGmailのフィルタ設定すること自体は非常に簡単な作業です。どちらかやりやすい方法でGmailのフィルタの作成を試してみてください。
Gmailの複数のアカウントへ自動転送する設定方法
それでは続いて、Gmailの複数のアカウントへ自動転送する設定方法についても解説していきましょう。
設定方法
Gmailの複数のアカウントへ自動転送する設定方法についてですが、特定のアドレスに転送する為のフィルタの最大設定数は20と定められています。
複数のフィルタを自由に設定できるとはいえ限りがありますので、複数のフィルタを作成する際は注意しておきましょう。
Gmailの複数のアカウントへ自動転送する設定方法は、フィルタを作成する際に該当のメールアドレスを指定し、転送先アドレスを追加していくことで複数のアカウントへの自動転送が可能となります。
特定のアドレスへのフィルタ最大設定数が20を超えないようであれば、このように自動転送するのは手間が省けて非常に便利ですね。
Gmailに他のメールサービスからメールを転送する設定方法
Gmailに他のメールサービスからメールを転送する設定方法も解説しておきましょう。
設定方法
Gmailに他のメールサービスからメールを転送する設定方法につきましては、受信するGmail側での設定は行いません。
送信する側のメールシステムにてGmailへの転送設定を行う形となります。Gmailへの自動転送をサポートしていないメーラーもありますのでご注意ください。
Gmailの自動転送設定を解除する設定方法
続いてはGmailの自動転送設定を解除する設定方法についてです。
設定方法
Gmailの自動転送設定を解除する設定方法については、単純に設定したGmailのフィルタを解除すれば完了です。Gmailの設定を開き、自動振り分けの指定を設定してあるフィルタを削除してみてください。
Gmailでのフィルタ作成やフィルタ解除は設定画面にて簡単に調整できますので、間違えてGmailの自動振り分け機能を別のアドレスに指定してしまった場合も慌てることはないでしょう。
Gmailの自動転送ができないとき
Gmailの自動転送ができないケースもGmailには存在するようです。実際Gmailでの自動転送ができなくなった場合の対処方法も記載していきたいと思います。
エラーの原因
まずはGmail内にて自動転送ができない、エラーの原因についてですが、Gmail内における迷惑メール対策の設定によって転送されていないケースも存在します。
キャリアケータイ(docomo/au/softbank)であれば、該当の会社へ問い合わせることも一つの手段でしょう。また、Gmailの自動転送ができないケースの一つとしては送信サーバ側の対策が必要なケースも存在します。
Gmailには受信メールサーバでフィルタリングされて端末に送信されないケースもあるのです。
送信サーバの逆弾き設定漏れ、v6アドレスでの送信によるブロック、DNSのSPF設定の漏れ、送信サーバにブラックリスト登録されてしまうケースなど、複数の問題点が存在します。
どうしてもエラーが解決されないという方は上記を細かくチェックしていく必要があるでしょう。
エラーの対処法
Gmailの自動転送ができない時のエラーの対処法としましては、フィルタに対して『迷惑メールにしない』という項目にチェックを入れておきましょう。
この『迷惑メールにしない』という項目にチェックを入れておくだけで、Gmailに対する自動転送機能が改善される可能性があります。
ぜひ試してみてください。さて、いかがだったでしょうか。今回はGmailの自動転送機能を有効または無効にする方法について解説してみました。Gmailにおける自動転送、いわゆるフィルタの作成は仕事・プライベート共に多用し続ける必須の機能といえましょう。
ぜひGmailの自動転送機能をフィルタで作成してみてくださいね。