2019年04月29日更新
【バックアップなし】初期化したiPhoneデータを復元する方法
急にiPhoneが使えなくなるといったケースは稀に起きます。バックアップなしで壊れた場合、データ初期化するにしても最終的にはデータ復元したいと思うのが当然でしょう。今回はバックアップなし初期化したiPhoneのデータを復元する方法について解説していきます。
目次
初期化したiPhoneデータはバックアップ無しでも復元できる?
例えば、急にiPhoneが壊れて使えなくなるといったケースがあります。さらにバックアップをし忘れたなんてことが重なると非常に辛いですよね。仮にiPhoneのデータを初期化して再度使用可能になったとしても、最終的にはデータ復元したいと思うのが当然でしょう。
今回はそんな方のために、バックアップなしでもiPhoneのデータを復元できるのかについて解説していきます。
復元できる場合もある
結論としては、iPhoneデータはバックアップなしでも復元できる場合があります。バックアップなしでの復元方法としては、iTuneに接続して復元する方法や、ショップにデータ復元を依頼する方法があります。
バックアップなしで初期化したiPhoneを復元する方法はほかにもデータ復元ソフトを使用するという方法もあります。今回は「Renee iPhone Recovery」というデータ復元ソフトを使用する例を挙げていきたいと思います。
それではそんなバックアップなしで初期化したiPhoneのデータ復元を行う方法を順に確認していきましょう。
【バックアップ無し】初期化したiPhoneデータを復元する方法〜iTunes〜
それではまず、バックアップなしで初期化したiPhoneデータを復元する方法一つ目として、iTunesに接続してデータ復元する方法を確認していきたいと思います。
iTunesで復元する方法
初期化したiPhoneデータをiTunesで復元したい場合、手順は二つあります。一つ目は「USBケーブルでパソコンとiPhoneを接続」すること、二つ目は「最新のOSをダウンロードしインストール」です。順に確認していきましょう。
USBケーブルでパソコンとiPhoneを接続
まずはPC(パソコン)からitunesを開き、USBケーブルでiPhoneと接続してみてください。USBケーブルでiPhoneとiTunesを繋げると、iTunes上でiPhoneのマークが表示されますので、そのマークをクリックしてみましょう。
すると、該当のiPhoneの情報が表示されます。トップページでは該当のiPhoneに対する更新プログラムの確認やiPhoneを復元の項目が用意されているので、ここから更新プログラムの確認をクリックして該当のiPhoneのOSが最新かどうか確認してみてください。
最新のOSをダウンロードしインストール
該当のOsが最新のOSでない場合は、「更新プログラムの確認」から最新のOSをダウンロードしてインストールを行います。iTunesのトップページには、バックアップの項目が用意されています。「バックアップを復元」という項目を探してみてください。
もしこのiTunesに過去バックアップした記録があれば、「バックアップを復元」からバックアップが可能です。
いつiPhoneが壊れてしまうか分からない以上、定期的なバックアップをしておけばこのようなケースで困ることはなくなりますので、極力バックアップは定期的に行うことをおすすめします。
【バックアップ無し】初期化したiPhoneデータを復元する方法〜ショップ〜
続いては、バックアップなしで初期化したiPhoneデータを復元する方法二つ目として、ショップにデータ復元を依頼するケースを紹介していきたいと思います。
ショップにデータ復元を依頼する
iPhoneを壊してしまうケースはたくさんあります。落下して電源がつかなくなってしまったり、水没するケースもあります。画面がつかなくなった結果パスワード入力ができなくなったり、起動画面から進まなくなるケースもあります。
iPhoneの液晶画面が破損して操作できなくなったり、端末の基盤損傷もあります。それでもiPhoneのデータを復元できるのであればしたいと大抵の人は考えるでしょう。ショップにデータ復元を依頼するという方法は、正に救いの一手となっています。
対応範囲外のケースもありますが、自分自身でバックアップ無して初期化したiPhoneデータを復元することが難しい場合は一度相談してみるとよいでしょう。
【バックアップ無し】初期化したiPhoneデータを復元する方法〜ソフト〜
バックアップなしで初期化したiPhoneデータを復元する方法三つ目として、ソフトを利用するという方法があります。自身でバックアップ無しで初期化したiPhoneデータを復元できない場合、次点としてはソフトを利用することになるでしょう。
バックアップ無しで初期化したiPhoneデータの復元をできない場合はショップに頼むしかなくなりますので、ソフトの助けを借りるのはとても重要です。
データ復元ソフトを使う
データ復元ソフトを使うと、iPhoneのデータ復元だけでなく、iPhoneのデータ初期化や誤削除によって失った写真やビデオ、連絡先、メッセージ、メモなど、様々なデータをデータ復元ソフトから復旧させることが可能です。
対応デバイスはiPhone Xや8Plus、8、7、7Plus、6s、6s Plus、6など、様々です。5s以前の端末に対応しているデータ復元ソフトもあります。
ソフト次第ではWindosかMACなど、OS毎に使用可否が決まりますので、ソフトを起動できるOSも確認しておく必要があります。
データ復元ソフトは初心者でも扱いやすく、気軽に利用できるソフトです。バックアップ無して初期化したiPhoneデータを復元するソフトはたくさん存在しますので、今回はそのなかでもおすすめの無料データ復元ソフトを紹介していきたいと思います。
おすすめの無料データ復元ソフト
今回、バックアップなしで初期化したiPhoneデータを復元することのできるおすすめの無料データ復元ソフトは「Renee iPhone Recovery」です。Renee iPhone Recoveryにどのような特徴があるのか、確認していきましょう。
Renee iPhone Recovery
Renee iPhone Recoveryは全てのiPhoneに対応していて、バックアップなしでもデータ復元がPC(パソコン)から可能なソフトです。
例えば、iPhone X・8 Plus・8・7・7 Plus・6s・6s Plus・6 Plus・6・5s・5c・5s・5・4s・SEでバックアップなしでもデータ復元できます。
対応しているOsはWindows 10・8.1・8・7・Vista・XPです。わずか数回のクリックでバックアップなしのiOSデバイスから復元できます。USBケーブルでPC(パソコン)とiPhoneを繋げるだけですのでとても簡単です。
Renee iPhone Recoveryでデータを復元する方法
それではさっそく、バックアップなしで初期化したiPhoneデータを復元することのできるRenee iPhone Recoveryでデータを復元する方法について解説していきたいと思います。
おおまかなRenee iPhone Recoveryの利用方法としては、最初にソフトの導入、続いてデータ復元を行います。データ復元の際は、USBケーブルでパソコンとiPhoneを接続し、iOSデバイスから復元を開き、データ選択をして復元開始するという流れです。
一つひとつ確認していきましょう。
ソフトの導入
まずはバックアップなしで初期化したiPhoneデータを復元するためにRenee iPhone Recoveryのソフトの導入を行います。
Renee iPhone Recoveryのダウンロードは下記リンクから行うことができます。まずはRenee iPhone Recoveryのダウンロードをしてみてください。
データの復元手順
データの復元手順としては、USBケーブルでパソコンとiPhoneを接続し、iOSデバイスから復元を開き、データ選択をして復元開始という手順となります。
iOSデバイスから復元するための方法自体はとても簡単です。一つひとつ確認していきましょう。
USBケーブルでパソコンとiPhoneを接続
iOSデバイスから復元が可能なデータ復元ソフトRenee iPhone Recoveryのダウンロードが終わったら、USBケーブルでパソコンとiPhoneを接続します。
その後、iOSデバイスから復元が可能なデータ復元ソフトRenee iPhone Recoveryを実行してみてください。
iOSデバイスから復元を開く
iOSデバイスから復元が可能なデータ復元ソフトRenee iPhone Recoveryを実行すると、トップ画面に「紛失したデータを復元」という項目が表示されます。この「紛失したデータを復元」をクリックし、続いて「iOSデバイスから復元」を開いてみてください。
iOSデバイスから復元をクリックすると、スキャンを始めるというボタンが表示されますので、こちらをクリックします。すると、iOSデバイスから復元の前にデータのスキャン処理が開始されます。続いて作業はデータ選択を行います。
データ選択をして復元開始
USBケーブルでiPhoneとPC(パソコン)を接続してRenee iPhone Recoveryを実行し、iPhoneデバイス内のデータスキャンを終えたら、データ選択を行います。このデータ選択では、復元したいデータを自由にデータ選択することが可能です。
データ選択を終えたら、あとは復元ボタンを押すだけです。このように、iPhoneのデータ選択が自由に行えるので、ショップでなくてもかなり自由度も高い状態でデータ復元が可能となっています。
ショップに任せるのは嫌という方は、iPhoneをUSBケーブルで接続するだけで簡単にデータ選択も可能なRenee iPhone Recoveryを利用してみてください。
【バックアップなし】初期化したiPhoneデータを復元する方法~まとめ~
ここまで記載したように、バックアップなしで初期化したiPhoneデータを復元する方法はいくつか存在します。
一つはダメ元で過去のiTunesのバックアップ履歴があるかチェックする方法、もう一つはショップにいってショップの専門スタッフにデータ復元を相談する方法です。
ショップに行って相談すると不明点を説明してもらえるので非常にありがたいですが、バックアップなしで初期化したiPhoneデータを復元する方法はもう一つあります。それはデータ復元ソフトによるデータ選択+復元です。
今回紹介したRenee iPhone Recoveryはデータ選択も簡単に行えるので、初心者でも安心して利用していくことができます。
不安なく操作できるので非常におすすめですが、バックアップなしで初期化されたiPhoneのデータ復元を行うことのできるソフトは他にも存在します。
「PhoneRescue for iOS」や「Tenorshare UltData」、「ReiBoot」、「dr.fone for iOS」、「FonePaw iOSシステム修復」がバックアップなしで初期化されたiPhoneのデータ復元を行うことのできるソフトです。
他にも「EaseUS MobiSaver」といったソフトが存在します。例えば、PhoneRescue for iOSはアップデート失敗によるリンゴループといったシステム問題の修復も可能ですし、リカバリーモードループなどのシステム問題も修復できます。
Tenorshare UltDataはiPhoneやiTunesバックアップ、iCloudバックアップなど、三つの復元モードが用意されていて、それぞれで復元操作を行うことができます。ReiBootは画面がフリーズした状態からの復元やiOSシステムの修復も可能です。
dr.fone for iOSは連絡先やメッセージ、写真、ビデオ、カレンダー、メール、ボイスメモ、メモ、通話履歴、ブックマークなど、計18種類のデータを復元させることが可能となっています。
FonePaw iOSシステム修復は無料体験も可能な復元ソフトです。iOSデバイスの初期化をせずとも、リカバリーモードや画面フリーズ状態、ループ状態からの復帰が可能です。
EaseUS MobiSaverは無料ダウンロードが可能な復元ソフトなので、試しに使ってみたいという方にはピッタリでしょう。このように、復元ソフトはたくさん存在します。今回紹介したのは一例です。気になる方はぜひチェックしてみてください。