2019年05月09日更新
iPhoneのバッテリー寿命を長持ちさせる方法!充電方法も解説!
iPhoneのバッテリーは毎日充電と仕様を繰り返していると寿命が来てしまいますが、できるだけiPhoneのバッテリーは長持ちさせたいですよね?ここではiPhoneの寿命を長持ちさせる方法と、iPhoneバッテリーの寿命が縮んでしまう原因を解説します。
目次
- 1iPhoneのバッテリーとは?
- ・リチウムイオン電池が搭載
- 2iPhoneのバッテリー容量はどのくらいか
- ・歴代iPhoneバッテリー容量一覧
- 3iPhoneのバッテリー寿命を長持ちさせる方法
- ・正しい充電を行う
- ・正しい放電を行う
- ・周辺温度を適温にする
- ・最新のソフトウェアにアップデートする
- ・キャリブレーションを行う
- 4使わないiPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法
- ・バッテリーを50%充電しておく
- ・湿気のない32°C以下の涼しい環境で保管
- ・電源を切る
- ・6か月ごとに50%まで充電
- 5iPhoneのバッテリー情報の確認方法
- ・「設定」アプリを使用する
- 6iPhoneのバッテリー寿命を長持ちさせる裏技
- ・キャリブレーションとは
- ・キャリブレーションの準備
- ・iPhoneバッテリーのキャリブレーション作業手順
- ・最後に
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
iPhoneのバッテリーとは?
iPhoneには本体にバッテリーが搭載されています。iPhoneを起動し、アプリを使ったり、メールをしたり、電話をしたり、SNSをしたりするときはこのバッテリーが充電されていないといけません。
基本的に毎日充電を行うiPhoneユーザーが圧倒的に多いので、受電を正しく行うことはとても重要です。しかしほとんどのiPhoneユーザーは正しい充電方法を知らずにiPhoneを使っています。
間違った充電の仕方を続けていることが、バッテリーの寿命が長持ちしない最大の原因です。バッテリーの寿命が来てしまったら、交換することになります。
iPhoneのバッテリーは一般的にAppleのショップか、スマホのバッテリー交換を行う専門店で行います。
リチウムイオン電池が搭載
iPhone本体に搭載されているバッテリーはリチウムイオン電池です。iPhoneの本体内に入っているので、簡単に取り出すことはできません。
リチウムイオン電池はiPhoneの本体の半分以上の大きさを占めますが、軽量です。このリチウムイオン電池の寿命が来てしまうとiPhoneを使えなくなってしまいます。ただAppleや専門店などで交換してもらうと、今まで通りにiPhoneを使えるようになります。
リチウムイオン電池の交換には、3,000円代の費用が掛かってしまいます。自分で行ってしまう人もいますが故障の原因になるので、プロに任せるのがおすすめです。
リチウムイオン電池の特徴
iPhone 4は裏面から簡単にバッテリー見れました pic.twitter.com/aDY0B0KtvO
— 大平原誠 (@magic_0928) May 4, 2019
iPhoneに搭載されているリチウムイオン電池には、普通の乾電池と違った特徴があります。一般的なバッテリーよりも高速で充電することができて、一度充電するとバッテリーが消耗しにくいです。
この特徴はスマホを使う上でとても便利なので、iPhone以外のスマホにも幅広く採用されています。
iPhoneバッテリーの寿命が長持ちしない人は、知らず知らずのうちにリチウムイオン電池に負担をかけてしまっている可能性があります。
ここでiPhoneのリチウムイオン電池の特徴を知り、リチウムイオン電池の弱点となる環境で使わないようにしましょう。
熱に弱い
iPhoneに搭載されているリチウムイオン電池は、熱に弱いという特徴があります。iPhoneを使用する環境には適温があります。iPhoneバッテリーの適温は人の体温よりもかなり低いので、もし持って熱いと感じたら適温を大幅に超えている状態です。
日が当たらない場所にiPhoneを置いたり、充電中はできるだけiPhoneを使わないようにしたり、放熱素材のiPhoneケースを使用したりするとiPhoneに熱がこもりにくくなります。
熱い場所での作業や炎天下での作業の際は、iPhoneを持っていかないようにしてください。特に炎などを扱う作業の際には適温を超えてしまうので、火元にiPhoneを近づけないようにしましょう。
フル充電に弱い
iPhoneのリチウムイオン電池はフル充電状態に弱いです。iPhoneのバッテリーがすぐに切れてしまわないように毎日100%まで充電する人は多いですが、フル充電の状態になると、iPhone本体が熱くなりやすいのです。
毎日iPhone本体が熱くなるまで充電してしまうと、熱に弱いリチウムイオン電池の寿命が短くなってしまうのです。
iPhoneの充電で最適なのは80%までです。外出する場合は100%まできっちり充電しないと不安になってしまう人が圧倒的に多いですが、毎日の充電は80%までにしておきましょう。
ほどほどに充電をして、ほどほどにバッテリーが減ったら充電するというサイクルを心がけるだけで、iPhoneのバッテリーは長持ちするようになります。
iPhoneのバッテリー容量はどのくらいか
熱を発生させてしまうフル充電の状態に弱いiPhoneのバッテリーは、歴代のiPhoneによってその容量が異なります。ここからは歴代iPhoneのバッテリー容量を確認していきましょう。
歴代iPhoneバッテリー容量一覧
iPhoneのバッテリー容量は機種によって違います。歴代iPhoneのバッテリー容量は以下の通りです。
バッテリーを80%まで充電する場合でも機種によって、どれくらい充電が持つのかは少しづつ違います。古い機種であればあるほどバッテリー容量は少ないので、80%の充電では1日持たない可能性が高くなります。
バッテリーを交換してもiPhoneのバッテリー充電が長持ちしないという場合は、機種が古いことが原因かもしれません。
iPhone 5 | 設計容量 1,430 |
80%充電 1,144 |
50%充電 715 |
iPhone 5s | 1,560 | 1,248 | 780 |
iPhone 5c | 1,500 | 1,200 | 750 |
iPhone 6 | 1,810 | 1,448 | 905 |
iPhone 6s | 2,910 | 2,328 | 1,455 |
iPhone 6 Plus | 1,715 | 1,372 | 858 |
iPhone 6s Plus | 2,759 | 2,207 | 1,380 |
iPhone SE | 1,624 | 1,299 | 812 |
iPhoneの機種が新しくなるのと比例して、バッテリー容量も増えています。新しい機種になると今までよりもさらに便利な機能が使えるようになり、そうした機能を使うために消費するバッテリー容量も増えるからです。
iPhoneのバッテリーがすぐ切れてしまい、劣化していると感じている場合、iPhoneの機種が古いなら機種変更を検討してみてください。
iPhoneのバッテリーは同じタイミングで発売される機種でも、種類によって異なります。例えばiPhone 6は80%充電で1,448ですが、iPhone 6sは2,328です。あなたが使っている機種のバッテリー容量を、一度確認しておきましょう。
iPhoneのバッテリー寿命を長持ちさせる方法
令和一発目の悩み。
— な.めくじ〆 (@tamami_MGN) April 30, 2019
iPhoneのバッテリー劣化してんなぁ… pic.twitter.com/54MfBrnaxR
iPhoneバッテリーの寿命を長持ちさせる方法は、毎日iPhoneを使う時にちょっとしたことに気を付ければいいだけです。新しい機器を購入する必要がないので、誰でもすぐにできます。
正しい充電を行う
iPhoneを使う上でバッテリーの寿命を長持ちさせる方法は、iPhoneを正しく充電することです。iPhoneを充電するときに間違った方法で充電してしまう人が多いのでこの方法は効果的です。
毎日するiPhoneの充電を正しくするだけで、リチウムイオン電池のバッテリーは壊れにくくなります。正しい充電は80%までです。外出先で充電が切れたときのために、モバイルバッテリーを持ち歩きましょう。
モバイルバッテリーがあれば、80%の充電で外出しても不安になることがありません。モバイルバッテリーはモバイルバッテリーそのものも充電しないといけない手間がありますが、1,000円以下でも手に入ります。
フル充電のまま充電し続けない
自宅などでiPhoneを使用するときに充電しながら使う人が多いですが、この方法で充電するとバッテリーがフル充電になったあとも充電したまま使ってしまうことがあります。
フル充電の状態はiPhoneが熱を持ってしまい、更にその状態のまま充電し続けるとiPhone本体が適温を超えて高温になります。リチウムイオン電池は熱に弱いので、寿命が長持ちしなくなってしまうのです。
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためには、フル充電になる前に充電を終わりにしましょう。また充電の際には熱がこもらないようにケースから出してください。
正しい放電を行う
iPhoneバッテリーの寿命を長持ちさせるためには充電だけではなく、放電も正しく行う必要があります。放電とはiPhoneを使ったり、放置したりしてバッテリーを消耗することです。
この放電をどれくらいしたかを表す数値を放電深度といいます。例えば100%のバッテリーを50%まで使った場合の放電深度は50%ですが、70%のバッテリーを20%まで使った場合の放電深度も50%です。
この放電深度が多すぎると、iPhoneのリチウムイオン電池の寿命は長持ちしなくなります。適度に充電して適度に使うのがiPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法です。
電源が切れるまで放置しない
iPhoneの正しい放電の仕方は、iPhoneのバッテリーが0%になるまで放置しないことです。iPhoneのバッテリーが0%になると電源が入らなくなり、充電してからもしばらくの間は電源を入れることができません。
ここまで徹底的にバッテリーを使い切ってしまうとそこから50%以上までバッテリーを充電するために、iPhone本体が熱くなってしまいます。iPhoneのリチウムイオン電池はフル充電に弱いのと同じように、バッテリーを使い切った状態にも弱いのです。
iPhoneを充電するタイミングで最適なのは、バッテリーが残り20%になったタイミングです。20%以下からの充電はバッテリーに大きな負担をかけます。バッテリーの残りが少ないという通知が表示される前に、充電しましょう。
周辺温度を適温にする
iPhoneのリチウムイオン電池は熱に弱いです。高温すぎてもいけないし、低音すぎてもいけないので、iPhoneのリチウムイオン電池に対する適温を知っておきましょう。
もし適温を超えた環境でiPhoneを使わないといけない場合はケースから出したり、タオルを巻いた保冷剤を使ったりして本体の温度が上がりすぎないように気を付けてください。
適温の範囲
iPhoneのバッテリーにとっての適温は16度~22度です。iPhoneのバッテリーは35度以上に弱いので、猛暑日の屋外作業や、高温の室内での作業ではできるだけiPhoneを使わないようにしましょう。
もしフル充電などで適温を超えて人間の体温以上にiPhone本体が熱くなってしまった場合は、すぐに充電をやめてケースからiPhoneを出してください。
ぬいぐるみのiPhoneケースや本革のiPhoneケースは通気性が低く、熱が溜まりやすいので普通の気温の日に屋外作業をするだけでもiPhoneが高温になってしまったり、普通に充電するだけでもiPhoneが高温になってしまったりするので気を付けましょう。
また手帳型のケースは液晶画面を保護しますが、iPhone本体の背面も正面も覆うため熱がこもりやすいです。充電する際は正面を開けた状態で行ってください。
最新のソフトウェアにアップデートする
iPhoneのOSは最新バージョンにアップデートするたびに、省エネになるのでバッテリーに負担をかけなくなります。
古いOSのバージョンのままでiPhoneを使っていると、バッテリーが長持ちしないので今すぐ設定アプリから最新バージョンにアップロードされているか確認しましょう。
iPhoneのバージョンを確認する方法は、「設定」から「一般」へ進み、「ソフトウエア/アップデート」をタップしてください。
キャリブレーションを行う
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためには、キャリブレーション(較正)する必要があります。キャリブレーションとは主に印刷などに使われる言葉で本来は色合わせのことです。
iPhoneでのキャリブレーションとはバッテリーを最適な環境で使えるように、iPhoneの設定や状態を整えることをいいます。
このキャリブレーションを行っていないiPhoneユーザーはとても多く、それが原因でバッテリーの寿命が短くなってしまっている場合が多いです。定期的にキャリブレーションを行うことで、バッテリーの寿命が長持ちします。
使わないiPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法
iPhoneをしばらく使わない場合は自宅で保管することになりますが、保管するための最適な準備をしておくとバッテリーが長持ちします。
次使う時に、バッテリーの寿命が来てしまっていてiPhoneが使い物にならないということになるのを防ぐために、きちんと保管準備しましょう。
バッテリーを50%充電しておく
iPhoneをしばらく使わない場合はバッテリーを50%充電してから、保管しましょう。しばらく使わないからと言って0%までバッテリーを使い切って保管すると、充電してもすぐにバッテリーが消耗してしまう重放電になりやすいからです。
また100%までバッテリーを充電して保管しても、バッテリーの容量が一部使えなくなってしまう可能性があります。iPhoneは、50%まで充電もしくは放電して保管の準備をしてください。50%のバッテリー充電をしてからiPhoneは保管しましょう。
50%のバッテリー充電された状態だと、iPhoneのリチウムイオン電池に負担をかけずに保管できます。
湿気のない32°C以下の涼しい環境で保管
iPhoneは精密機械なので湿気に弱く、iPhoneのリチウムイオン電池は高温に弱いです。ずっと保管しておく場合、引き出しの中などに入れることが多いですが、湿気のない32度以下の環境を準備して保管しましょう。
窓際や棚の上などの直射日光が当たる場所だとiPhoneに熱が溜まりやすいので、適温である16度~22度がキープできる冷暗所がおすすめです。
またiPhoneをケースに入れたまま保管すると高温になりやすいので、保管するときの準備でケースからiPhoneを出してください。ケースがシリコン製の場合は、高温の場所に保管するとケースが溶けてしまう危険性もあります。
電源を切る
しばらくiPhoneを使わないという場合は、本体の電源をオフにする準備を忘れないようにしましょう。電源をオフにしていない状態のiPhoneは、すぐに起動できる状態にしてあるだけでバッテリーを消耗してしまうからです。
iPhoneのバッテリーを消耗して0%になってしまうと、重放電になり充電してもすぐにバッテリーが切れてしまう端末になってしまいます。
6か月ごとに50%まで充電
iPhoneの保管期間は年単位という場合は、半年ごとに取り出してバッテリーを50%まで充電しておきましょう。電源をオフにしていても、何年も放置したままだと緩やかにバッテリーは消耗されてしまうからです。
保管期間中は50%まで充電する日を手帳やカレンダーにメモしておいて、毎回忘れずに50%までの充電ができるように準備しておきましょう。
iPhoneのバッテリー情報の確認方法
iPhoneを使い続ける場合も、保管するための準備をする場合も、まずはバッテリーの情報を確認する必要があります。iPhoneバッテリー情報の確認作業は簡単な手順で出来ます。
「設定」アプリを使用する
iPhoneのバッテリー情報を確認する方法は、まずホーム画面で設定アプリを起動します。バッテリーやバージョンなどのiPhoneの基本情報は、すべて設定アプリに記載されています。
設定アプリを起動したら、最初の画面で中央の当たりまで下にスクロールします。「一般」の項目にはありません。
「バッテリー」項目を選択
中央付近に「バッテリー」という緑色のアイコンが表示されているメニューがあるので、タップしてください。
バッテリー画面に「バッテリーの状態」という項目があるので、ここをタップします。
最大容量と、ピークパフォーマンス性能の項目に自動で電源が切れるモードになっている旨が記載されていないか確認します。
一つ前の画面に戻れば、24時間以内のiPhoneバッテリーの状況もグラフで確認できます。
10日以内のiPhoneバッテリーの状況も確認できるので、フル充電とバッテリーの使い切りを繰り替えしていないかをチェックできます。
iPhoneのバッテリー寿命を長持ちさせる裏技
iphoneのバッテリー80%切ると交換推奨らしい pic.twitter.com/NQv34tGQVu
— いわも (@iwamo00308) May 6, 2019
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためには、保管のための準備以外にも普段からできることがあります。ここからは、普段からできるiPhoneバッテリーを長持ちさせる方法を紹介していきます。
キャリブレーションとは
iPhoneバッテリーを長持ちさせるためにはキャリブレーションが必要です。キャリブレーションとはバッテリーを最適な状態で使えるようにiPhoneの設定を調節することです。
キャリブレーションの最適な頻度とは月に1回です。こまめにキャリブレーションをして、いつも最適な状態で使えるようにしましょう。
キャリブレーションの準備
キャリブレーションをするためにはまず準備を行う必要があります。キャリブレーションの準備とは、全工程をiPhoneの設定アプリから行います。
位置情報サービスを無効にする
まずキャリブレーションの準備として位置情報をオフにするために、iPhoneの設定アプリから「プライバシー」をタップします。
「位置情報サービス」という画面の一番上にある項目をタップしましょう。
位置情報サービスの画面で一番上にある「位置情報サービス」のチェックアイコンをタップしましょう。
位置情報サービスをオフにするポップアップが画面下から表示されるので、「オフにする」をタップしてください。
位置情報サービスをオフに出来たらチェックアイコンが白くなり、画面中央から下に表示されていた一覧が表示されなくなります。
位置情報サービスは常にオンにしておくとiPhoneが常に通信している状態になるため、バッテリーの充電が早くなくなる原因になります。
位置情報サービスをオンにしていると近くのショップのおすすめ情報が観られたり、地図機能が使えたりしますが、必要な時だけオンにして基本的にオフにしておきましょう。
Appのバックグラウンド更新を無効にする
次にAppのバックグラウンド更新をオフに設定するために、「一般」をタップしましょう。
「Appのバックグラウンド更新」という項目をタップします。
「Appのバックグラウンド更新」の画面で、一番上の項目をタップしてください。
通信する項目がチェックされているので、一番上の「オフ」をタップしましょう。
「オフ」の項目にチェックアイコンが付いたら、Appのバックグラウンド更新がされなくなります。
Appのバックグラウンド更新とはアプリのアップデートができるようになったら、アプリを起動していなくても自動でアップデートする機能のことです。
Appのバックグラウンド更新はアプリごとにもオフにできるので、重要ではないアプリはオフにしておきましょう。iPhoneの標準アプリはほとんど使わない人が多いので、すべてオフにしておくのがおすすめです。
また必要ないアプリはアンインストールしてしまいましょう。最新バージョンのiOSなら、標準アプリも削除できるようになっています。
画面の明るさを最低値にする
iPhoneバッテリーのキャリブレーションの準備として、画面の明るさを最低値に設定する必要があります。
設定アプリで「画面表示と明るさ」という項目をタップして、画面一番上にある明るさの調節バーを押します。
調節バー左にあるアイコンに一番近い位置にバー上のアイコンが移動したら、画面の明るさは最低値になります。
普段からiPhoneバッテリーの減りが早い人は、画面の明るさを最大値に設定している場合が多いです。しかしiPhoneの画面は半分くらいの明るさでも十分見やすいので、最大で60%~70%くらいに設定しておきましょう。
iPhoneバッテリーのキャリブレーション作業手順
iPhoneバッテリーのキャリブレーションをするための準備が整ったら、いよいよキャリブレーションを実行していきます。キャリブレーションの準備として、iPhoneをフル充電するのでケースから出しておきましょう。
バッテリーを放電する
iPhoneのキャリブレーションをするためには、まず放電をします。放電する方法はiPhoneで高画質動画を再生する、音楽などを視聴するなどのバッテリーを消耗しやすい作業を行うのがおすすめです。
iPhone画面が暗く設定されているので音楽やラジオなどの音だけで楽しめるアプリを使って、放電しましょう。
完全に残量がなくなるまで放置
放電しやすい作業を行うのがおすすめな理由は、完全にバッテリーを0%にする必要があるからです。放電し切るのは本来ならiPhoneバッテリーの寿命を縮めてしまいますが、キャリブレーションには必要な作業です。
50%以上バッテリーがある状態から放電し始めると、かなりの時間がかかってしまいます。まだ画面を最低の明るさにしているので動画を楽しめません。50%以上放電しなければならない場合は、音楽動画などを再生するのがおすすめです。
iPhoneのバッテリーは残り少なくなると自動的に電源が切れるようになっているので、電源が切れてから3時間前後待ちましょう。3時間待つと確実にバッテリーは放電し切れます。
バッテリーをフル充電する
完全にiPhoneバッテリーを放電し切ったら、次はiPhoneバッテリーをフル充電します。こちらの作業も本来ならバッテリーの寿命を縮めてしまいますが、キャリブレーションに必要です。
100%まで完全にフル充電しましょう。ケースに入れたまま充電すると本来が高熱になり、適温を超えてしまうので、本体はケースから出して充電してください。
フル充電をする際は100%と表示されたらすぐに充電をやめるのではなく、少し余分に充電しておきましょう。
放電/フル充電を再度行う
フル充電をしたら、もう一度放電し切る作業、フル充電をする作業を行ってください。そのときにiPhone本体が適温を超えないように風通しの良いところで保冷剤などを使いながら行うと、バッテリーへの負担を減らせます。
2回目の放電も完全に放電し切ることが大切なので、3時間待ちましょう。iPhoneのバッテリー放電を3時間待ち、その後もう一度iPhoneを充電します。次の充電は通常の充電なので、バッテリーに適切な80%までにしてください。
iPhoneを充電するときに適切なパーセンテージで充電をやめるのは大変ですが、充電量を知らせてくれるアプリなどを使うと簡単に適切なバッテリーをキープできます。
最後に
いかがでしたか?iPhoneバッテリーの寿命を長持ちさせる方法は、とても簡単です。月1回のキャリブレーションが少し面倒ですが、長くiPhoneを使うためにもきちんと行いましょう。