iPhoneX・iPhoneXSでタスクキルする方法！【iOS12】

こちらの記事では、タスクキルの説明や、iPhoneXやiPhoneXSでの従来のタスクキルの方法、そして便利になった現在のタスクキルの方法についてご説明いたします。まずは、タスクキルとは一体何かについて、解説をしていきます。

タスクキルとは、現在起動しているアプリを強制的に終了させる方法のことです。アプリに不具合が起き、動かなくなったときなどに使うことが多いです。iPhoneの動きが重たくなってきたときにも頻繁に使います。

また、使用頻度の高いアプリだけを起動させておき、あまり使用しないアプリをタスクキルで消して整理整頓する目的に使う人も多いです。

iOS11までは、iPhoneXやiPhoneXSでのタスクキルの方法が今までのiPhoneと違い、ひと手間増えたために使いにくくなっていました。なぜ、使いやすかった従来の方法と変えてしまったのでしょうか。

タスクキルの方法が従来のiPhoneと変わった理由は、iPhoneXやiPhoneXSからホームボタンが無くなったためです。

タスクキルを実行するためには、起動中アプリ一覧画面(マルチタスク画面)を表示しなければなりません。今までのiPhoneでは、ホームボタンを2回素早く押すことで、マルチタスク画面が表示されました。

しかし、iPhoneXからこのホームボタンがなくなったため、一番下にあるホームバーを上へスワイプする方法へと変更になったのです。

iOS11までのiPhoneXでは、タスクキルが大変やり辛くなっていました。下の動画をご覧いただければわかると思いますが、マルチタスク画面を表示した後、画面を長押ししてマイナスマークのボタンを表示してからでないとアプリ終了ができない仕様でした。

従来のiPhoneと比べ、「マルチタスク画面で長押しする」というひと手間が増えてしまったため、評判の悪い仕様となっていました。

それではここで、改めてiOS11でのタスクキルの手順をご説明いたします。

まずは、マルチタスク画面を表示させます。マルチタスク画面は画面下から上にスワイプして、そのまま手を離さず押したままにしておくと、表示されます。

マルチタスク画面が表示されたら、手を離してください。マルチタスク画面は、ホーム画面から、もしくはアプリ起動中の画面から表示することができます。

方法1．ホーム画面から表示する
画面下から上にスワイプし、少しだけ押したままにします。

マルチタスク画面が表示されます。

方法2．アプリ起動中の画面から表示する
画面下にあるホームバーを上にスワイプし、少しだけ押したままにします。

マルチタスク画面が表示されます。

どちらの方法でもマルチタスク画面を表示することができます。

マルチタスク画面で、アプリを長押しします。

すると、マイナスマークのボタンが表示されます。

マイナスマークのボタンが表示されると、アプリ終了が可能になります。

方法1．スワイプでアプリ終了する
終了したいアプリを上にスワイプします。

方法2．ボタンを押してアプリ終了する
マイナスマークのボタンを押します。

iOS11までは、このような方法でタスクキルを行っていました。

iOS11までは「マイナスマークのボタンを表示させる」という工程があったため、やり辛くなっていたタスクキルですが、iOS12からはとても快適に使えるようになりました。

iOS12からは、面倒だった「マイナスマークのボタンを表示させる」という工程が無くなったため、タスクキルがしやすくなりました。つまり、タスクキルの方法が従来のiPhoneと同じ方法に戻ったということです。

それでは、やりやすくなったiPhoneXでのタスクキルの手順をご説明します。

まずは、画面下にあるホームバーを上にスワイプして、マルチタスク画面を表示します。
ここまではiOS11と同じです。

マルチタスク画面が表示されます。

消したいアプリを上にスワイプします。

これでアプリ終了することができます。

iOS12でのタスクキルの操作性について、Twitterの反応を一部ご紹介します。

Twitterでも、タスクキルがやりやすくなったと喜ぶ声が多くありました。
まだiOS12にアップデートしていない方は、是非アップデートすることをお勧めします。