「Phonto」の使い方！文字入れやフォントファイルの取り込み方法も解説！

スマホで写真に文字入れすることのできるアプリはたくさんありますが、その中にPhontoという文字入れアプリがあります。

Phontoは、簡単に写真に文字入れができる、多機能な画像編集アプリになります。

ブログを利用している人はPhontoで作成した文字入れした写真をアイキャッチ画像に利用している人も多いです。そんな方たちにとって定番の文字入れアプリになります。

Photoshopなどのアプリの使い方は難しそうだし有料なのは、と考える人もいるでしょう。デフォルトで入っているペイントソフトでは文字入れしても少し飾り気がないと感じる方には、Phontoはとてもありがたいアプリなのではないかと思います。

さて、写真に文字入れするためにPhontoアプリを利用しようにも、まずダウンロードしなければ何も始まりません。PhontoはiPhone、Androidどちらでも利用できます。

それぞれご自分が利用している端末に対応するストアからPhontoをダウンロードしてください。

iOS（iPhone/iPad）での利用は、PhontoをApp Storeからインストールを行ってください。リンクは下記の通りになります。

Android版でのPhontoの利用ですが、Google Playストアからインストールしてください。リンクは下記のとおりです。

一つ注意点として、Android版PhontoはiOS版Phontoにはある機能の中で実装されていないものがあります。一部でもいいからPhonto​​​​​​​を利用したいという方のみインストールを行ってください。

Phontoアプリの使い方として、文字入れを行う前にまず写真を取り込まなければ始まりません。アプリを開くとまず表示されるのはPhontoアプリの加工画面になります。

写真ではなく無地背景を利用して文字入れすることもできますが、そちらに関しては後述します。

写真の取り込み方法を順を追って説明していきましょう。使い方はそこまで難しいものではありません。

まずはPhontoアプリを起動してください。下記のマークのアプリアイコンがあると思いますので、それを探して開きましょう。

Phontoでの写真の取り込み方法ですが、Android版で写真を取り込む場合は右上にある写真（画像）マークをタップしてください。

iPhone版Phontoで写真を取り込む場合、画面下部にカメラマークがありますのでそちらをタップしましょう。

Android版Phontoの場合「端末内の画像を読み込む」、iPhone版Phontoの場合「写真アルバム」をタップして、写真を取り込みます。

アルバムやファイルマネージャーが開くと思いますので、その中からPhontoに取り込みたい写真を選択してください。

フィルターの選択はAndroid版Phontoでは利用できません。

iPhone版Phontoの場合、この時にトリミングの設定も可能です。種類も豊富ですので、文字入れ目当てでなくフィルターをかけるだけの利用もできます。

こちらは前述したように、Phontoで背景にプレーンな背景を利用する場合の利用方法です。写真を利用するのではなく、シンプルな背景に文字入れをしたい場合に利用することができます。

Phontoを用いて単一色の背景で文字入れを使う場合の使い方も先ほどの写真への文字入れの場合と大きく変わりはありません。

Android版Phontoの場合は右上の写真（画像）マーク、iPhone版Phontoの場合は画面下部のカメラマークを選択した後、「プレーンな画像を使用する」をタップしてください。

すると様々な背景が表示されます。線が表示されたもの以外にも遊び心溢れる色遣いがされたものもあります。

ただし、無料で利用できる範囲は限られていますので、その点は注意してください。

背景の調節と言っても、Phontoの無料版の場合はテンプレートの配置を変更できるわけではなく、色味を変更することを示します。有料版は多少の位置（色の範囲）の変更は可能です。

背景の調節は、その背景のパーツごとに可能となっています。「空」となってい部分は該当する背景がないということです。

色味の調整は、「色」と記されている部分から可能です。使い方として、まず「色」と書かれている部分をタップしましょう。

するとRGB値で調整できるように画面が表示されます。枠で囲った部分をスクロールして既にあるカラーパレットからも選択することができます。透明度の変更も可能です。

自分が出したい絶妙な色が分からない場合は、「○色　RGB値」で検索してみるといいでしょう。

設定が完了したら「完了」をタップします。

パーツの変更は、そのパーツの部分をタップすることで可能になります。色味の調整の数値以外は難しい使い方ではないので、初心者でも利用しやすいかと思います。

さて、Phontoでの写真の取り込み方法や背景の設定方法について説明したところで、ここからはPhontoでの文字入れの方法の説明に移りましょう。

Phontoで写真に文字入れする方法ですが、端末によって少々やり方が異なります。もちろん大まかな流れとしては同じですので、Phontoの使い方そのものが大きく変わるわけではありません。

Android版Phontoの場合は、右上にある鉛筆マークをタップして文字入れすることになります。

なお、iPhone版Phontoの場合、文字入れしたい場所をタップして「文字の追加」をタップすることで文字入れが可能になります。

文字を入力しましょう。今回は背景写真に合わせて「Cherry blossom」と文字入れしてみます。

この時点でも後述する部分の調整（一部）も可能ではありますが、文字入れしたい文章の入力完了後「完了」をタップしましょう。

ではPhontoで文字入れした文字の装飾に関する変更をしていきましょう。フォントの変更、色の変更など様々ありますので、それぞれ確認していきます。（背景写真に同化していたため、先ほど追加した位置から移動させてあります）

まずはフォントの調整です。Phontoで利用できるフォントの種類も多岐にわたり、後述しますが外部サイトからインストールしたものを利用することもできます。

フォント調整の使い方ですが、「フォント」をタップしてください。

日本語フォントも様々ありますが、灰色になっているのは未インストールのものになります。白い文字のものはダウンロードしていなくても利用できるフォントです。

利用したいフォントを選択してください。

先ほどのフォントから変わっていることが分かるかと思います。確認してみて思ったものと違う場合は、再度変更してみてください。

スタイルは文字入れした文字の色などを選択する機能になります。背景色の選択時同様、カラーパレットもしくはRGB値での設定になります。

なお、この機能では文字色だけでなく影、ストローク（縁取り）、背景、間隔、文字のカーブなどの設定も可能です。

影の色はカラーパレットの中から設定が可能です。

ストローク（縁取り）は文字枠を付けるものになります。こちらもカラーパレットの中から設定が可能です。

背景は文字通り背景に色を付けるものです。幅や高さなどの調整も可能です。

間隔は文字と文字の間隔のことです。1文字ずつの感覚をもう少し広げたい、という場合は利用するといいかと思います。

文字のカーブは、文字の並びを直線状ではなく曲線状にするものになります。円を描くように文字を並べたい場合などに便利な機能です。

サイズ（Androidだと「大きさ」）というのは文字の大きさを変更する機能になります。文字入れした文字を大きくしたい場合はこちらを利用します。

傾きは、文字通り文字入れした文字の傾きを変更するものです。

傾きを＋方向にすれば右下へ、－方向にすれば左下へ端の部分が傾いていきます。

移動は主に文字入れした文字字の位置の微調整を利用したい場合に利用します。

大まかな移動は文字入れした文字をタップしながら動かすことで可能ですので、小さな位置調整時にこの機能を利用しましょう。

こちらは文字そのものの設定でも可能ですが、iPhone版の場合はメニューからも利用することができます。内容としては全く同じで、文字を円形に配置する場合に利用します。

こちらは有料版で利用できる機能になります。影を付けるのではなく、その文字そのものを3Dに見せるための機能です。

飛び出したような文字を利用したい場合にはもってこいの機能ですので、利用する人も多いのではないでしょうか。

こちらも有料版で利用できる機能です。文字を部分的に消すことができるので、加工しやすさもぐっと上がる機能ですね。

ゴミ箱アイコンは、残念ながらiPhone版にしか表示されていません。これをタップすれば文字入れしたそれを削除することができるのですが、Android版には表示されていません。

Android版で文字を消したい場合は、「文字」を選択して、入力した文字を削除することで文字入れ下文字の削除ができます。

さて、Phontoアプリで作成した文字入れ後の写真を保存しなければSNSやブログなどで利用することはできません。ここではPhontoアプリで作成した文字入れした写真の保存機能の使い方の説明に移ります。

さて、加工した写真の保存手順ですが、AndroidとiPhoneでは少々アイコンが異なります。Android版Phontoの場合、右上にあるフロッピーマーク（フロッピーが分からない方は取り合えず枠で囲ってある部分だと理解して頂ければと思います）をタップしましょう。

iPhone版Phontoの場合は、右下にある保存ボタン（上向き矢印のボタン）をタップしてください。

iPhone版Phontoの場合、加工した写真の保存先の選択画面になります。保存したい場所を選択してください。

保存先の選択が完了したら「保存」をタップします。

なお、Android版Phontoの場合は下記のように「正常に保存されました！」と表示されるだけで、保存先の選択画面は表示されません。「Phonto」フォルダが自動的に作成されていますので、アルバムなどで確認してみてください。

さて、Phontoアプリでは様々なフォントで文字入れができますが。Web配信されているフリーフォントなども利用することができます。

Phontoアプリから直接フォントのダウンロードができるものもありますが、気になるものがあればインストールするのもありです。

おすすめとなるフォント配信サイトを紹介しますので、そこからダウンロードしてください。それでPhontoアプリで利用することができるようになります。

特に日本語フォントはダウンロードしたほうが幅も広がりますので、ぜひ参考にしてみてください。

こちらでは、無料で利用することができる日本語フリーフォントが投稿されています。幅広くありますので、好みの物もきっと見つかりますよ。

こちらは商用利用したい場合に利用できるフォントが置いてあるサイトになります。フォントフリーの方では商用不可のものもありますので、完全に商用で利用できるという安心感が欲しい場合はこちらを利用してみて下さい。

さて、フリーフォントのダウンロード/インストール方法ですが、そのフォントを利用したい端末で動作を行ってください。

使い方はさほど難しくありませんが、iPhoneとAndroidでは途中から方法が異なります。

まず、ブラウザで先ほど紹介したサイト（もちろんそれ以外のサイトでも問題ありません）のフォントファイル配布ページへ移動してください。（配布サイトに行く必要がある場合・会員登録が必要な場合があります）

フォントによっては条項への同意が必要な場合と必要でない場合がありますが、ライセンス条項がある場合（特に商用・非商用については注意してください）はしっかり読んでおいてください。同意したうえでダウンロードしてください。

ここまではAndroidもiPhoneもやり方として大差はありません。（Android版の方は次の2つの見出しは飛ばしてください）

iPhoneの場合ここで画面が遷移します。上のような画面になったら、「Phontoで開く」をタップしてください。

そこでフォントをインストールを選択してください。これで利用が可能になりますので、Phontoアプリで取り込みが完了しているか確認してみてください。

Android版でインストールしたい場合は、iPhoneより少々手順がややこしくなります。インストール後に作業が必要になります。

まずファイル管理アプリでインストールしたzipファイルを解凍してください。圧縮ファイルでない場合はそのままで構いません。

ここからはファイルマネージャーアプリ（Android8.0にプリインストールされているもの）での使い方の説明をしていきます。

ダウンロードした.ttfファイルもしくは.otfファイルを長押ししして選択してください。

右上にあるメニューマーク（「…」が縦に並んだもの）をタップしてください。

「アプリで開く」をタップしましょう。

Phontoアプリが表示されていますので、それをタップします。

「インストール」をタップしましょう。

「正常にインストールすました！」と表示されていればOKです。

MYフォントを確認すると表示されています。ここに表示されていれば取り込み完了です。

iPhone版とAndroid版では異なる部分もありますが、大きな差はありません。文字入れアプリとしてはかなり優秀ですし、何より自分で文字入れに利用できるフォントを追加していけるのはとても魅力的です。

写真への文字入れアプリを探していたという方、そういったアプリで自分好みのフォントが見つからなくて困っていた方は、Phontoアプリを利用してみてはいかがでしょうか。