Windowsペイントで画像にモザイク/ぼかし加工する方法!
Windowsペイントで画像にモザイクやぼかしを入れて加工する方法をご存知でしょうか?この記事ではWindowsのペイントを使って画像内のモザイク/ぼかしを入れたい範囲を指定し、そのサイズを縮小後、拡大する手順をとることでモザイク/ぼかしを追加していきます。
目次
Windowsペイントで画像にモザイク/ぼかしを追加する方法〜選択〜
この記事ではWindows純正のペイントツールを使い、画像データにモザイクやぼかしを追加して画像を加工する方法について説明していきます。まず初めにモザイク/ぼかしを追加したい指定範囲を選択する方法についてご紹介していきます。
四角形選択ツールで範囲指定をする手順
それではモザイクやぼかし加工をしたい場所をペイントの"四角形選択ツール"から範囲指定する手順について説明していきます。
四角形選択ツールを左クリックする
ペイントの範囲指定用の"四角形選択ツール"は上の画像のように"ホーム"タブの"イメージ"の項目内にあります。"四角形選択ツール"を左クリックしてください。
もし四角形選択ツールが表示されていない場合、同"ホーム"タブの"イメージ"の項目内の"選択"を左クリックしてください。
すると、範囲指定の図形を変えることができる項目が表示されます。"図形の選択"の項目にある"四角形選択"を左クリックしてください。これでペイントの範囲指定用の"四角形選択ツール"を選ぶことが出来ました。
モザイク加工をする場所をマウスでドラッグ
"四角形選択ツール"を選ぶことができたら、ペイントに表示された画像データ内のモザイク/ぼかし加工する場所をマウスでドラッグして、範囲指定の選択を行ってください。
粗方ペイントでモザイクやぼかし加工をする場所の範囲指定ができたら、マウスから指を離してください。上の画像のように太い破線で範囲指定されているので、選択範囲の拡大・縮小、位置の移動や大きさの変更を行い、微調整してください。
Windowsペイントで画像にモザイク/ぼかしを追加する方法〜縮小〜
Windowsペイントでモザイクやぼかしを追加する範囲を指定できたら、早速ペイントを使ってモザイクやぼかし処理を行っていきます。ペイントでのモザイクやぼかし処理はモザイクやぼかしのフィルタは使用せず、やや古典的な方法で行っていきます。
その手順として選択した箇所のサイズを縮小、つまり選択した部分の画素数(ピクセル数)を少なくし、最終的に縮小された部分のサイズを拡大することで、画素数(ピクセル数)が少ない選択箇所(モザイクやぼかし)を作り出すといった一連の手順を行っていきます。
まずこの項目では、ペイントで選択したモザイクやぼかし加工をする箇所のサイズを縮小する手順について説明していきます。
”サイズ変更と傾斜”ツールでの操作手順
Windowsのペイントには"サイズ変更と傾斜"ツールというものが存在しています。このペイントの"サイズ変更と傾斜"ツールによって選択した範囲内の画像を拡大したり、縮小したり、画像データを傾けたり、斜めにしたりすることができます。
サイズの縮小
それではペイントでモザイクやぼかし加工を行う選択した四角形範囲内の画像データのサイズを縮小して、選択した部分の画素数(ピクセル数)を少なくしていきます。
まずモザイクやぼかし加工をしたい部分が四角形で選択されているかどうか確認したら、ペイントの"サイズ変更と傾斜"ツールである"ホーム"タブの"イメージ"にある"サイズ変更"の項目を左クリックしてください。
すると上の画像のようにペイントの"サイズ変更と傾斜"ツールが新たなウィンドウで表示されます。モザイクやぼかし加工をする選択範囲の画素数(ピクセル数)を少なくするので、"サイズ変更と傾斜"ツールの"サイズ変更"にある"単位"を"ピクセル"に変更します。
ここで表示されたペイントでモザイクやぼかし加工を行う選択範囲の元の画像データの画素数(ピクセル数)はしっかりとメモを取っておいてください。ペイントで縮小した画像データを元のサイズに拡大する時に必要になってくるので忘れないでください。
ペイントでモザイクやぼかし加工を行う選択範囲の垂直方向と水平方向の値が画素数(ピクセル数)に変更されます。ピクセル数を変更する前に"縦横比を維持する"にチェックが入ってることが確認できたら、垂直方向か水平方向のピクセル数を変更していきます。
ペイントでは上の画像のように片方の方向の画素数(ピクセル数)を少なくしたら、もう片方の方向の画素数(ピクセル数)もモザイクやぼかし加工を行う画像範囲の縦横比に合わせて少なくなります。画素数(ピクセル数)を少なくしたら、"OK"を左クリックします。
これでペイントでモザイクやぼかし加工を行う部分の画像データが縮小されました。ペイントでは白色の部分がもとの画像データの部分となっています。この時縮小した画像データが小さければ小さいほど、モザイクやぼかしが荒くなります。
Windowsペイントで画像にモザイク/ぼかしを追加する方法〜拡大〜
ペイントでモザイクやぼかし加工をする選択した箇所の縮小が完了したら、ペイントで縮小した選択箇所のサイズを拡大する手順についても説明していきます。ここでの手順を最後に行うことでペイントで選択した場所にモザイクやぼかしを追加することができます。
”サイズ変更と傾斜”ツールでの操作手順
前述したようにWindowsのペイントには"サイズ変更と傾斜"ツールというものが存在し、このペイントの"サイズ変更と傾斜"ツールによって選択した範囲内の画像データの縮小だけでなく、拡大したり、画像データを傾けたり、斜めにしたりすることができます。
サイズの拡大
それではペイントで縮小した画像データの部分を”サイズ変更と傾斜”ツールを使って、再び元の画像の大きさに拡大していきます。前述したようにペイントでモザイクやぼかし加工をする元の画像の画素数(ピクセル数)を使うので覚えておいてください。
まずペイントで縮小されたモザイクやぼかし加工をしたい部分が四角形の図形で選択されているかどうか確認したら、ペイントの"サイズ変更と傾斜"ツールである"ホーム"タブの"イメージ"にある"サイズ変更"の項目を左クリックしてください。
すると上の画像のようにペイントの"サイズ変更と傾斜"ツールが新たなウィンドウで表示されます。モザイクやぼかし加工をする選択範囲の画素数(ピクセル数)を大きくするので、"サイズ変更と傾斜"ツールの"サイズ変更"にある"単位"を"ピクセル"に変更します。
ペイントでモザイクやぼかし加工を行う選択範囲の垂直方向と水平方向の値が画素数(ピクセル数)に変更され、"縦横比を維持する"にチェックが入ってることが確認できたら、垂直方向か水平方向のピクセル数を元の画像のサイズ(ピクセル数)に戻します。
縮小されたピクセル数を元のペイントで選択したモザイクやぼかし加工する部分のピクセル数に変更したら、"OK"を左クリックして、ペイントでの変更内容を画像データに反映されてください。
すると上の画像のようにペイントを使って、選択した画像データ部分をモザイクやぼかし加工することができました。上の画像は元の選択した画像データのピクセル数を約1/100(水平方向と垂直方向それぞれのピクセル数を約1/10)にした場合です。
Windowsペイントで画像にモザイク/ぼかしを追加する方法〜保存〜
最後にペイントを使ってモザイクやぼかし加工した画像を、名前をつけて保存する方法について説明していきます。バックアップ用に元の画像データを上書き保存せず、別のファイルとして保存する手順についてご紹介します。
名前を付けて保存する手順
Windowsのペイントだけでなく他のWordやExcelといった編集ソフトを使ったことのある人にとっては常識の範囲内だと思いますが、同じような方法でペイントで編集した画像に名前をつけて保存していきます。
ファイルから名前を付けて保存
ペイントの"ファイル"タブを左クリックしてください。その後表示された"ファイル"の中にある項目内から"名前をつけて保存"の項目を左クリックしてください。
この時"名前をつけて保存"にカーソルを合わせると画像を様々な拡張子で保存するという項目が画像の拡張子ごとに表示されますが、保存する画像の拡張子は保存時にでも変更できるので気にせずにそのまま"名前をつけて保存"を左クリックしてください。
ファイル名/保存先を指定
上の画像のように新たにエクスプローラーが表示されます。ここではWindowsのペイントで保存する画像の"ファイル名"と"保存先"を決めることができます。
また"ファイルの種類"から保存する画像データの拡張子も変更することができます。最後に"保存"を左クリックして、ペイントでモザイクやぼかし加工した画像データをファイルとしてWindowsPC内に保存してください。