iPhoneのすべてのメールを一括削除する方法【iOS11/12】

溜まったメールを一括削除したい…。iPhoneではios10以降、全削除のボタンがなくなりました。そこでiPhonのios11とios12について、「メールを一括削除する方法」を紹介します。不要なメールを全削除してiPhoneをスッキリさせましょう!

iPhoneのすべてのメールを一括削除する方法【iOS11/12】のイメージ

目次

  1. 1iPhoneのメールを一括削除する方法【iOS11/iOS12】
  2. iPhoneのバージョンを確認
  3. メール全削除の手順
  4. 2iPhoneのメールを一括削除してゴミ箱に残った時の対処法【iOS11/iOS12】
  5. ゴミ箱から完全に削除する手順
  6. 3iPhoneのメールを一括削除後に復元する方法【iOS11/iOS12】
  7. ゴミ箱から受信ボックスへ移動
  8. ゴミ箱に残す期間の設定方法
  9. 4iPhoneのメールを一括削除したはずが復活した時の対処法【iOS11/iOS12】
  10. 全削除メールが復活した時の対処手順
  11. メールの移動先の設定
  12. 合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧

iPhoneのメールを一括削除する方法【iOS11/iOS12】

iPhoneのios10以降、「一括削除」ボタンがなくなりました。iPhoneの過去のバージョンではメールの「一括削除」のボタンがあり全削除が可能でした。しかし、iPhoneのios11、ios12でもメールは一括で全削除できます。

iPhoneのバージョンを確認

まずは、自分のiPhoneのバージョンを確認しましょう。ちなみに、2019年5月23日現在のiPhone最新バージョンはios12.3です。

設定を開く

「設定」を選択

iPhoneホーム画面の「設定」をタップします。

「一般」をタップ

設定の中の「一般」をタップ

設定を開くと、少し下にある「一般」をタップします。

「情報」をタップ

「情報」をタップ

「一般」を開くと、一番上にある「情報」をタップします。

バージョンを確認

バージョンを確認

「情報」を開くと、「ソフトウェアバージョン」がありますので、それが現在のご自身のiPhoneのバージョンです。

メール全削除の手順

それでは、iPhoneの受信メールを一括で削除する方法を紹介します。※iPhoneで完全に削除したメールは復元が面倒なので、削除してはいけないメールがないか、再度確認しましょう。

メールアプリを起動

メールを開く

ホーム画面からメールアプリを起動します。

受信ボックスを開く

メールボックスの「受信」をタップ

一番上の「受信」をタップし、受信ボックスを開きます。

「編集」をタップ

「編集」をタップ

受信ボックスの右上にある「編集」をタップします。

「すべてマーク」をタップ

左下の「すべてマーク」をタップ

「編集」を押すと、左下に出てくる「すべてマーク」をタップします。

「開封済みにする」をタップ

最終確認の「開封済みにする」をタップ

「開封済みにする」をタップします。※iPhoneでは、開封済みになっていないメールは移動、削除されない可能性があります。

「編集」をタップ

受信メール画面の「編集」を押す

全て開封済みにしてから、再び「編集」をタップします。

1通のメールにチェックを入れる

メール一通にチェック

各メールの横に◯が出てくるので、どれか一通にチェックを入れます。

「移動」をタップしながらチェックを外す

移動を押したままチェックを外す

下の真ん中にある「移動」を押したまま、先程入れたチェックを再びタップし、チェックを外します。

「移動」から指を離す

「移動」から指を離すと切り替わる画面

チェックを外したら、「移動」から指を離します。すると、写真のような画面に切り替わります。

移動先に「ゴミ箱」を選択

メールの移動先に「ゴミ箱」を選択

「ゴミ箱」をタップします。
これで、受信ボックスの全てのメールは「ゴミ箱」へと移動しました。
未開封のメールは移動しない場合があります。

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iPhoneのメールを一括削除してゴミ箱に残った時の対処法【iOS11/iOS12】

iPhoneでメールを一括削除すると、メールは「ゴミ箱」に移動します。
「ゴミ箱」からも全て削除したい時の方法を紹介します。

ゴミ箱から完全に削除する手順

iPhoneの端末内から完全にメールを削除します。

「編集」をタップ

ゴミ箱の右上の「編集」をタップ

メールボックスから「ゴミ箱」を開き、「編集」をタップします。

「すべて削除」をタップ

ゴミ箱右下の「すべて削除」を選択

「編集」を押すと、右下に出てくる「すべて削除」をタップします。
「すべてマーク」と間違えないように、注意です!

すべて削除の確認

最終確認の「すべて削除」を選択

右下の「すべて削除」を押すと、最終確認として写真のような「すべて削除」が出てきますので、ここをタップします。

空になったゴミ箱

以上の操作で「ゴミ箱」も空っぽになりました。
「ゴミ箱」を空にすると、iPhone端末から完全に削除されます。

もし必要なメールを消してしまって復元したい場合、iCloudのバックアップ、あるいはiTunesのバックアップからの復元となるので、注意が必要です。

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iPhoneのメールを一括削除後に復元する方法【iOS11/iOS12】

iPhoneでは、「必要なメールを間違えて削除してしまった!」という場合、ゴミ箱にさえあれば簡単に復元可能です。

ゴミ箱にはメールを保管する期間があり、設定によって変更できます。期限を過ぎたメールは自動的に削除されますので、ご注意を。

ゴミ箱から削除されたメールはiCloudのバックアップ、あるいはiTunesのバックアップでの復元となります。

ゴミ箱から受信ボックスへ移動

削除したメールが「ゴミ箱」内にあれば、メールを一括で削除した時と逆の移動をさせるだけで復元できます。メールがiPhoneの中のフォルダを行き来するだけということです。

ゴミ箱の「編集」をタップ

ゴミ箱の「編集」を選択

「ゴミ箱」を開き、右上の「編集」をタップします。

一通にチェック

どれか一通のメールにチェック

各メールの横に◯が出てくるので、どれか一通にチェックを入れます。

「移動」を押しながらチェックを外す

「移動」から指を離さずチェックしたメールを再びタップ

一括削除の時と同様、「移動」を押したまま、選択した◯を再びタップし、チェックを外します。

「移動」から指を離す

指を離すと移動する画面

チェックを外し、「移動」から指を離すと、写真のような画面に切り替わります。

「受信」をタップ

「受信」を選択

「受信」をタップすると、「ゴミ箱」のメールが一括で受信ボックスへ移動します。

ゴミ箱に残す期間の設定方法

iPhone内で削除したメールを復元するのは簡単だと分かりました。しかし、「ゴミ箱」に移動したメールは、一定期間経つと自動で完全に削除されます。

この期間を変更することで、最大30日間「ゴミ箱」でメールを保管できます。(削除しないという選択肢があるものもあります)

ただし、Gmailに関しては、「ゴミ箱」内のメールの保管期間のデフォルト設定が30日間で、変更はできません。

ここでは、iCloudでのメールの保管期間の変更の方法を紹介します。

「設定」を開く

iPhoneの「設定」を開く

iPhoneホーム画面の「設定」をタップします。

「パスワードとアカウント」をタップ

「スクロール」を選択

「設定」を開いたら、下へスクロールしていき、「パスワードとアカウント」をタップします。

アカウントを選ぶ

期間を変更するメールアカウントを選択

「アカウント」から、メールの保管期間を変更したいアカウントを選びタップします。今回はiCloudを選びます。

「メール」をタップ

下の方の「メール」をタップ

iCloudのアカウント画面が出たら、下へスクロールしていき、「詳細」の項目の「メール」をタップします。

メールのアカウント情報から「詳細」を選択

下の方にある「詳細」をタップします。

「削除」をタップ

「削除」を選択

「削除したメッセージ」の項目にある「削除」をタップします。

削除の期間を設定

期限を選択

削除までの期間が、「1日後」、「1週間後」、「1ヶ月後」、もしくは「しない」と出てくるので、ご自身の判断で最適なものを選び、タップします。

ここで「しない」と選択すると、ストレージなどの問題が発生する可能性があるので、期間を設定することをお勧めします

「完了」をタップ

メールアカウント画面の「完了」を選択

アカウント画面(「詳細」を選択した画面)に戻り、右上にある「完了」ボタンを押します。これで、「ゴミ箱」内のメールが全削除されるまでの期間が変更できました。

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iPhoneのメールを一括削除したはずが復活した時の対処法【iOS11/iOS12】

iPhoneでは、一括削除したはずのメールが復活してしまう場合があります。見た目には削除できていても、メールの検索で出てきてしまいます。

これは、まだiPhone内にそのメールがあるということです。
そんな時の対処法を紹介します。

全削除メールが復活した時の対処手順

iPhoneでは、メールを全削除したつもりでも、未開封のメールがあれば移動先から戻ってくる、もしくは移動しない場合があります。
一度、全て開封済みにしてみましょう。

メールアプリを起動

メールアプリを起動

iPhoneホーム画面からメールを開きます。

「受信」をタップ

一番上の「受信」を選択

受信」をタップします。

「編集」をタップ

受信メールを「編集」する

右上にある「編集」をタップします。

「すべてマーク」をタップ

受信メール画面の「すべてマーク」を選択

右下に「すべてマーク」が出てくるので、そこをタップします。

開封済みにする

「開封済みにする」を選択

「すべてマーク」で、全メールを選択した状態で、「開封済みにする」をタップします。これで、全てのメールが開封済みとなり、移動先へ移動します。
あとは、前述の通り「ゴミ箱」を一括削除すれば、全削除完了です。

メールの移動先の設定

iPhoneで、全て「開封済みにする」を選択しても全削除できない場合、削除したメールの移動先に問題があるかもしれません。

それでは、せっかく一括削除したつもりでも、意味がありません。
そんな時は、削除したメールの移動先の設定を確認します。

設定を開く

iPhoneホーム画面の「設定」をタップ

iPhoneホーム画面から「設定」を開きます。

パスワードとアカウントをタップ

「パスワードとアカウント」を選択

画面を下へスクロールし、「パスワードとアカウント」をタップします。

アカウントを選択

メールのアカウントを選択

メールの移動先を設定したいアカウントをタップします。

「メール」をタップ

詳細の項目の「メール」を選択

「詳細」の項目にある「メール」をタップします。

「詳細」をタップ

メールの「詳細」を選択

下の方にある「詳細」をタップします。

「削除済メールボックス」をタップ

メールボックスの特性から「削除済メールボックス」を選択

「メールボックスの特性」の項目から「削除済メールボックス」をタップします。

「ゴミ箱」をタップ

IPHONEの項目で「ゴミ箱」を選択

ゴミ箱」を選択します。※メールサービスによっては、「ゴミ箱」は「Deleted Messages」や「Trash」などと表記されていることがあります。

削除済メールボックスをチェック

削除したメールの移動先の「削除済メールボックス」を選択

「削除したメールの移動先」の項目の「削除済メールボックス」にチェックを入れます。

「完了」をタップ

「完了」を選択

アカウント画面(「詳細」をタップした画面)に戻り、右上にある「完了」をタップします。これで、削除したメールの移動先が「ゴミ箱」に変更されました。

iPhonex

いかがでしたか?常に進化し続けるiPhoneですが、今まであったボタンがないとなると結構焦ってしまうものです。

今回は以前はあったはずの「一括削除」がios10以降ないということで、ios11とios12についてメールを一括削除する方法と、一括削除したはずのメールが戻ってきた時の対処法など、知っておくとよりiPhoneを活用できる機能を紹介しました。

比較的簡単な方法なので、ぜひ試してみてください。

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この記事のライター
千穂