2019年06月09日更新
楽天ペイはJR東日本と連携でSuicaの発行/チャージが可能に【2020年春】
楽天ペイが2020年春からJR東日本との連携によりSuicaの発行・チャージが可能になります。楽天ペイでできるようになったSuicaの発行・チャージ方法からモバイルSuicaアプリを利用した使い方など、様々な機能についてご紹介します。
目次
楽天ペイとJR東日本が連携を発表
大手通販サイトである楽天が運営する楽天ペイと鉄道会社のJR東日本が連携することでSuicaの発行・チャージが可能になると発表しました。
これにより、SuicaユーザーがSuicaを使うときに楽天ペイと連携させて使えるようになるのでより便利でお得にSuicaを使えるようになると注目されています。
今回は楽天ペイとJR東日本の連携によって可能になるSuicaの発行・チャージ方法や機能、対応端末、モバイルSuicaアプリの使い方などをご紹介します。
楽天ペイとは
楽天ペイとは、楽天が提供するスマホ決済のことを言います。楽天ペイにクレジットカードなどの情報を登録しておくことにより、QRコードで簡単にショッピングができるようになります。
楽天ペイのようなキャッシュレス決済は近年非常に増えていて、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで簡単に支払いができることで注目されているんです。
今回発表されたJR東日本のSuicaとの連携により、楽天ペイはより便利に使えるようになることが期待されています。
本格運用は2020年春から
楽天ペイとJR東日本の連携によりSuicaの発行・チャージが可能になるのは2020年春からだと発表されています。2020年春というのはオリンピックが始まる直前ということもあり、大勢の人の交通に大きく影響することになるでしょう。
楽天ペイでSuicaの発行・チャージができるようになる2020年春に向けて、楽天ペイやSuicaの利用がまだの人はこれを機に登録するのがおすすめです。
2020年春にはSuicaや楽天ペイが使いこなせるようになっているよう、2019年の今から利用してみましょう。
楽天ペイとJR東日本の連携内容
楽天ペイとJR東日本のSuicaの連携はどんなものがあるのでしょうか?
Suicaの発行・チャージ機能から対応端末、モバイルSuicaアプリの利用など連携内容についてご紹介します。
楽天ペイでSuicaの発行/チャージが可能になる
本来Suicaの発行・チャージを行うにはJRのみどりの窓口や券売機でするしかありませんでした。しかし、今回の楽天ペイとJR東日本の連携によって楽天ペイでSuicaの発行・チャージが可能になったんです。
みどりの窓口や券売機が近くにない人は楽天ペイでSuicaの発行・チャージができるのは非所に便利ですから、よりSuicaの利用者が増えることが期待されます。
楽天カードへの加入が必要
楽天ペイでSuicaの発行・チャージを行うには楽天カードへの加入が必要になることを覚えておいてください。
楽天カードを使うことにより、楽天スーパーポイントが貯まるメリットもありますから、お得に使えるでしょう。
対応端末
楽天ペイでSuicaの発行・チャージ機能を行えるのは、対応端末に限られます。対応端末とは2019年6月現在Android端末のみです。
対応している端末であるAndroid端末とは、iPhoneなどのiOS端末以外のものになります。
iPhoneとの連携は検討中
楽天ペイでJR東日本のSuicaが利用できるようになる機能は対応端末がAndroidに限られると前述しましたが、Android以外のiOS端末が対応するのかについては検討中だとされています。
日本ではとくにAndroid端末よりもiOS端末のユーザーが多いですから、AndroidだけではなくiOS端末も対応となればさらに便利になること間違いなしです。楽天ペイとJR東日本からの公式情報を待ちましょう。
クレジットカード決済によるチャージも可能
楽天ペイアプリでSuicaが利用できるようになることで便利なのが、発行機能だけではなく楽天ペイアプリに登録されているクレジットカードからの決済が可能になるというところにあります。
この機能は非常に便利で、わざわざ券売機でチャージを行わなくてもAndroidスマホがあればチャージすることができるので利便性のアップが期待されているんです。
楽天スーパーポイントが貯まる
クレジットカード決済をすることによって、楽天スーパーポイントが貯まるというメリットもあります。
楽天スーパーポイントは貯めれば楽天で掲載されている様々な商品を購入することができるポイントなので、非常に使い道が多いことで知られていますからお得だと言えるでしょう。
モバイルSuicaアプリを追加で定期購入も可能
今回の楽天ペイとJR東日本の連携は、Suicaの定期購入やグリーン券の購入には対応していません。これらを行うにはモバイルSuicaアプリを追加でスマホに導入する必要があります。
モバイルSuicaアプリとは、Suicaの様々な機能をスマホで利用できるようになるアプリで定期購入やグリーン券の購入などが可能になる便利なものです。
楽天ペイでできるSuicaの利用には今の段階では限界がありますから、より便利に使いたいならモバイルSuicaアプリの導入をおすすめします。
楽天ペイとJR東日本のSuicaが連携した目的
楽天ペイもJR東日本のSuicaも、すでに多くの人から名前が知られていて利用者も多い有名なサービスです。そんな2つの企業はなぜ2020年春から連携することになったのでしょうか?
それには2つの企業の大きな目的があり、重要な理由があるんです。ここでは楽天ペイとJR東日本のSuicaが連携することでメリットとなる理由をご紹介します。
Suicaの利用がより簡単になる
楽天ペイでSuicaの発行・チャージが行えるということは、Androidスマホが1台あればSuicaの発行・チャージ・利用が済むということになります。
今まではプラスチックのSuicaカードを利用していた人でも、楽天ペイのアプリからSuicaを発行するだけで簡単に利用できるようになると注目を集めています。
もちろん楽天ペイで使えるSuicaは交通費の支払い以外にも様々な場所で利用できますから、キャッシュレス時代に向けてより便利な生活ができること間違いなしでしょう。
JR東日本はモバイルSuicaへの移行を進めたい
これはJR東日本側の大きな理由なのですが、ある調査によると既存のプラスチック製のSuicaに比べるとスマホ決済で利用することができるSuicaの方が利便性などの理由からユーザーの利用額が多くなる傾向にあると言われています。
JR東日本も企業ですから、ユーザーにより多くSuicaを利用してもらい少しでも売り上げを伸ばしたいと考えたら楽天ペイと連携するのが近道だと考えるでしょう。
JR東日本はすでに様々な企業や媒体と連携していますが、大手通販会社である楽天と連携することによってさらにSuicaの利用者を増やして市場の拡大を狙っていきたいと考えているようです。
楽天ペイはJR東日本との連携により楽天ペイのユーザーを増やしたい
JR東日本のSuicaと言えば、今や電車などの公共交通機関を利用するうえで欠かせない存在になっています。毎日の通勤・通学を便利にするとともに、ショッピングでも利用できることで多くのユーザーがいることでも知られています。
楽天ペイはそんなJR東日本のSuicaと連携することによって、楽天ペイの利用者をさらに増やしたいと考えています。楽天ペイでSuicaが便利に利用できるようになれば、Suicaの利用と合わせて楽天ペイを使う人が増えるので企業としてはメリットが多いんです。
楽天ペイでSuSuicaを利用すれば楽天スーパーポイントが貯まるというメリットもあるため、Suicaのユーザーにとっても楽天ペイにとってもメリットとなることが多いですから現在Suicaも楽天も利用している人は使ってみると良いでしょう。