iPhoneSEのSIMカードサイズはnanoSIM!入れ方も解説!
もうすぐ廃盤になってしまうiPhone SE。SIMカードを入れ替えれば機種変更を行っても使えます。しかし、SIMにはSIMサイズといって大きさがあるのです。そこでここではiPhone SEのSIMサイズと入れ方について見ていきます。
目次
iPhoneSEとは?
そもそもiPhone SEとはどんな携帯なのでしょうか?2019年6月時点ではiPhone SEより大きさが大きいiPhoneXシリーズも誕生しています。そんなSIMカードとiPhone SE以前のiPhoneとSIMサイズというのは異なります。
そこでここではiPhone SEとはまずどんなiPhoneなのかについてご紹介したいと思います。
2016年発売の安価で小さいiPhone
iPhone SEとはアップルが開発・販売するスマートフォンの種類の一つです。2016年3月31日に日本を含む11カ国で発売を開始しました。SEはSpecial Editionの略でもあります。iPhone SEはiPhone 5sの後継機にあたります。
そのためiPhoneシリーズの安価で小さいサイズの位置付けとなっているのが特徴です。iPhone SEのサイズはそのためiPhone 5sと似た大きさになっておりiPhone5sを使っていたユーザーにとっては非常に対応しやすいサイズといえます。
32GBと128GBで展開
このiPhone SEは32GBと128GBで展開されています。この32GBと128GBとはストレージ容量の大きさを表しています。そのため基本的にはストレージ容量が多い方が、それだけ保存できるデータも多くなります。
iPhoneSEに対応するnanoSIMサイズへの変更方法
iPhone SEに機種変更をする際に気を付けなければならないのがSIMサイズともいえます。なぜならばiPhone5sより前のiPhoneはSIMサイズの大きさが異なり、iPhone SEに対応していないSIMサイズだからです。
ちなみにiPhone SEのSIMサイズは『nanoSIM』といった種類のものです。そこでここではiPhone SEに対応するnanoSIMサイズへの変更方法をご紹介したいと思います。
キャリアで交換してSIMサイズ/大きさを変更する
格安SIMを契約する際、SIMカードのサイズを選択する必要があります。しかし、選択した後に自分の持っている端末や、機種変更後の端末には対応していなかったということが起こることもあります。その際は代用は難しいのでSIMカードをキャリアで交換します。
iPhoneでは他にもmicroSIMなどといった少し大きめのSIMカードに対応しています。まずはキャリアでSIMカードの大きさについて相談し、交換してもらうのがベストといえるでしょう。
SIMカッター/SIMパンチで切り取りSIMサイズ/大きさを変更する
SIMアダプターでは、サイズを大きく変更することができますが、小さく変更することはできません。しかし、現在microSIMや標準SIMを契約していて、より小さなサイズに変更しなければいけないという場合もありますよね。
その際にはSIMカッター(SIMパンチ)を利用すると、SIMカードを切断し、サイズを小さく変更することができます。物理的に切断するアイテムですので、失敗するとSIMカードが使えなくなるという点には注意が必要です。
特にnanoSIMはサイズが小さく、金属端子部分も少し切断されますので、うまく切断されなかった場合はアウトとなります。そして、サイズを無理矢理変えている関係上、うまくSIMカードが端末に入らないことも起こりうるので、入れ方に注意が必要です。
またSIMカッターを使ってSIMサイズの代用をしようとするとSIMカードが壊れてしまう可能性を考慮してください。SIMカッター(SIMパンチ)も、ネット通販で購入できます。値段はおよそ1,000円程度と、SIMアダプターと比べて高めです。
iPhoneSEのnanoSIMカードの入れ方
ではiPhone SEに対応するnanoSIMカードの大きさやnanoSIMカード自体を入手したら早速iPhone SEを用意してカードスロットにセットしていきたいですよね。カードスロットにセットしてiPhone SEを設定すればすぐにiPhone SEを使うことができます。
ここではnanoSIMカードをiPhone SEにセットする際の入れ方についてご紹介したいと思います。
手順
まずiPhone SEにnanoSIMカードをカードスロットにセットする際に入れ方を覚える前に必要になってくるものがあります。それは新しいiPhone SEとnanoSIMカードとカードスロットを開けるピンです。
iPhoneを購入するとクリップのようなものが同封されています。これがiPhone SEを始め、様々なiPhoneにnanoSIMカードなどのSIMカードをiPhone SEのカードスロットにセットする際に必要になるピンなのです。
このピンがないとiPhone SEのカードスロットにSIMカードをセットすることが難しいので準備が整っているか確認しましょう。
nanoSIMカードを取り出し
まずはiPhone SEを購入した際に受け取ったSIMカードを取り出してみます。このサイズがnanoSIMカードです。非常に小さいのでなくさないように気を付けましょう。
iPhoneSEの右側のカードスロットの位置を確認
次にnanoSIMカードをセットするiPhone SEを取り出します。iPhone SEの側面を見てみると右側に丸い小さな穴が開いています。実はここがiPhone SEのカードスロットの位置になります。カードスロットとはSIMカードをセットする受け皿です。
小さい穴になるのでiPhone SEのカードスロットがあるかどうか位置を確認してください。
ピンか代用の安全ピンでスロットの穴を刺す
カードスロットの位置を確認したらその小さな穴にピンを差し込みます。万が一ピンを無くしてしまった場合には安全ピンなどを折り曲げて代用することができます。代用したピンでも穴に針の先端を差し込むと右側に位置しているカードスロットが空きます。
飛び出してきたトレイにnanoSIMカードをセット
ピンはiPhone SEに同梱されています。わかりにくいですが、こんなところにあります。代用したピンなどでiPhone SEのカードスロットを開けたらnanoSIMカードの向きが合うようにしてトレイにnanoSIMカードをセットしてください。
元に戻して電源を入れる
nanoSIMカードをiPhone SEにセットして入れ、今度は右側に位置しているトレイを指で押して差し込むだけです。そのあとはiPhone SEの電源入れて使うことが出来ます。iPhone SEのカード挿入位置や穴の位置さえしっかりわかっていれば作業は簡単です。
iPhoneSEにnanoSIMカードを入れるときの注意点
iPhone SEのnanoSIMカードの入れ方というのはかなり簡単な方法ですが、この簡単な作業の中でいくつか注意しなければならないことがあります。なにはともあれnanoSIMカードには個人情報などのあなたのデータがたくさん詰まっています。
小さいからといって侮ってはいけません。入れ方には十分注意が必要です。そこでここではiPhone SEにnanoSIMカードを入れるときの注意点をいくつがご紹介したいと思いますので必ず守ってください。
IC部や端子を傷つけない
先ほどご紹介したiPhone SEにSIMカードをセットしたり、箱からSIMカードを取り出したりと出し入れをすることがありますね。特にSIMカードを取り出すときは、金属の接触部に素手で触ると故障の原因になるので注意してください。
金属部分というのはSIMカードの表面にある金色の部分です。指紋などがつかないように気を付けましょう。
iPhoneSEの電源を切って作業する
また端末の電源が入った状態でSIMカードを入れ直すと、SIMカードのデータが消えることがあります。端末の電源を切ってからSIMカードを取り出してください。
こちらも故障の原因になる恐れがあるので十分に気を付けて電源が落ちたことを確認してから作業を行ってください。
力を入れすぎない
SIMカードはいくら金属の部分があるからといっても小さな部品のようなものになります。触った感じは正直プラスチックに近いようなイメージが私の中にあります。もちろんすぐに壊れてしまうもろいものではありません。
だからといってSIMカード持つときやセットするとき、取り出すときに変に力を入れ過ぎないように気をつけでください。大切なデータまでもが破損してしまう恐れがあります。
iPhone SEに機種変更をしたり、iPhone SEでSIMカードを抜き差しするときにいざとなったら必要になるのがピンです。実はこのピンは皆さんなくされる方も非常に多いのですが安全ピンで代用することができます。
必ずSIMカードの取り出しなどを行う際には代用した安全ピンや専用のピンがどこにあるのかを確認してから作業を行ってください。