2019年06月26日更新
iPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめ9選!選び方も解説!
映画や動画コンテンツを楽しむ場合に「モバイルプロジェクター」はとても便利です。iPhoneで使えるモバイルプロジェクターの選び方には様々なポイントがあります。今回はiPhoneと相性のよいおすすめのモバイルプロジェクターやアクセサリーを紹介します。
目次
- 1iPhoneのプロジェクターの選び方/チェックポイント
- ・投影する時の明るさ
- ・バッテリー容量
- ・接続方法
- 2iPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめ〜小型〜
- ・その1 ASUS S1 モバイルプロジェクター
- ・その2 ソニー モバイルプロジェクター MP-CD1
- ・その3 ASUS ZenBeam E1ポケットLEDプロジェクター
- 3iPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめ〜高輝度〜
- ・その4 Vivitek LEDプロジェクター QUMI Q8J
- ・その5 LGエレクトロニクス LEDプロジェクター PF1000UG
- 4iPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめ〜無線対応〜
- ・その6 ロマン商会 手のひらサイズの超小型プロジェクター PocketTheater PT2-1601RS
- ・その7 キヤノン ミニプロジェクター C-10W
- ・その8 LGエレクトロニクス LEDポータブルプロジェクター PH550G
- 5iPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめ〜純正〜
- ・その9Apple TV
- 6iPhoneでモバイルプロジェクターを使う時のおすすめのアクセサリー
- ・アップル Lightning – Digital AVアダプタ
- ・アップル Apple 30ピンDigital AVアダプタ
- ・Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B
- ・JBL GO Bluetoothスピーカー JBLGO
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
iPhoneのプロジェクターの選び方/チェックポイント
モバイルプロジェクターはビジネス用途としてはもちろんですが、映画やドラマなどの動画コンテンツを楽しむ場合などプライベートで使用する際にもとても便利です。
モバイルプロジェクターにはポケットにスッポリ収まる薄型タイプやバッテリーの駆動時間が長いモデルなど、様々な製品が揃っています。最近はスマホの写真や動画をシェアすることができる機種もあり、場所を選ばず使えるアイテムに注目が集まっています。
今回は、iPhoneと相性の良いおすすめのモバイルプロジェクター9選を紹介します。メリットやデメリット、その選び方やチェックポイントも確認しましょう。さらに持ち合わせておくと便利なアクセサリーも合わせて紹介します。
投影する時の明るさ
プロジェクターとは投影する場所の状況で見え方も大きく左右されるため、選び方として投影する明るさ(ルーメン)が大切です。
特にモバイルプロジェクターは、本体のサイズと内蔵バッテリー容量の関係上、明るさの度合いは低く抑えられていますので、最大輝度(ルーメン値)が高いタイプを選ぶことが大切です。
バッテリー容量
モバイルプロジェクターを使う場所や場面によって、コンセントから電源が確保できないこともあるでしょう。そのため内蔵バッテリーの容量もモバイルプロジェクターの選び方でとても重要なチェックポイントの一つです。
大容量バッテリー内蔵モデルのモバイルプロジェクターは、長時間の連続投影やモバイルバッテリーとしての利用におすすめです。
しかし大容量であるほどモバイルプロジェクターのメリットである重量の軽さは損なわれることになります。選び方としてフル充電時の最大稼働時間と使い勝手のバランスのよいものを選ぶことがおすすめです。
接続方法
モバイルプロジェクターの接続方法には、「HDMIポートによる接続」と「ワイヤレス接続」の2種類があります。特にiPhoneで利用する場合はiOSへの対応状況の確認が必要なので、選び方として接続方法を必ず確認しましょう。
「HDMIケーブル」を使用する方法
プロジェクターとiPhoneを接続する場合、最も一般的な方法は「HDMIケーブル」を使用する方法です。ほとんどのプロジェクターにはHDMIケーブルが搭載されていて、基本的にiPhoneとプロジェクターを接続する際にはHDMIケーブルを使用します。
HDMIケーブルには「スタンダード」「ハイスピード」「プレミアムハイスピード」といった伝送速度の違いがありますので、新しく購入する場合は、伝送速度の速い「ハイスピード」もしくは「プレミアムハイスピード」と記載されているものがおすすめです。
ワイヤレス接続方法
iPhoneとプロジェクターをワイヤレス接続する方法について紹介します。Wi-Fi対応プロジェクターの多くは、「Miracast(ミラキャスト)」と呼ばれるミラーリング方式を使用しワイヤレスで投影を可能にしています。
しかしこの「Miracast(ミラキャスト)」はiOSやMacには非対応なのでiPhoneの「AirPlay(画面ミラーリング)」を使用する「AirPlay対応」のプロジェクターを利用しましょう。
AirPlay対応プロジェクターは商品数が限られていますので、選び方として購入の際にはきちんとチェックしましょう。
iPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめ〜小型〜
ではまずiPhoneで使えるモバイルプロジェクターの「小型」モデルのおすすめを3種類紹介します。モバイルプロジェクターの選び方でコンパクトさを求める場合はこちらをチェックしましょう。
その1 ASUS S1 モバイルプロジェクター
「ASUS S1 モバイルプロジェクター」はバッテリー内蔵の小型プロジェクターの定番ロングセラーです。シンプルで高級感のあるデザインがポイントとなっています。
メリット
メリットはやはり、サイズが110.5×102×30.7mm、重量が342gというコンパクトさでしょう。軽量ボディに大容量バッテリーを搭載していてフル充電で3時間駆動を可能にしていてモバイルバッテリーとしても利用できます。
また、DLP方式ではウォームアップ時間が必要ないため、電源を入れてからわずか5秒で投影を開始することができます。また電源を切る際にもクールダウンが必要ないためすぐに片付けることも可能です。
デメリット
小型で軽量であるメリットはありますが、解像度は854×480画素、明るさは200ルーメンで低く投影距離は0.73~2.43m、画面サイズは30~100型と比較的に投影距離が短い仕様になっています。一般的なプロジェクタに慣れていると暗く感じるかもしれません。
その2 ソニー モバイルプロジェクター MP-CD1
iPhoneと組み合わせてスタイリッシュな使い方ができるモバイルプロジェクターとして「ソニー モバイルプロジェクター MP-CD1」はおすすめのアクセサリーです。
メリット
本体はW83×H150×D16mmというコンパクト設計で、5.8型のiPhone Xと並べても、モバイルプロジェクターではかなり小型サイズだと言えるでしょう。重さも約280gととても軽量なのが大きなメリットです。
プロジェクターといえば稼働中のランプやバッテリーに由来するヒートアップが気になるデメリットですが、「ソニーモバイルプロジェクター MP-CD1」は内部の温度上昇を効率よく抑える放熱構造を採用しているため安心です。
さらに電源起動から画面が投射されるまでのインターバルがたったの「5秒」である点もチェックポイントでしょう。iPhoneにアップル純正のLightning/Digital AV アダプタを装着してプロジェクターに同梱されているHDMIケーブルで繋ぐだけで利用できます。
デメリット
デメリットとしては、コンパクトで持ち運びには便利でも照度が低く少人数の場合しか使えないことでしょう。明るさは105ルーメンと低く暗い印象になります。
端子は本体側面にあるのでケーブル類は邪魔になりませんが、上に向けて天井に投影した場合は三脚や大きめのクリップなど何かしらアクセサリーが必要になります。器具によってはHDMIのケーブルの重さでバランスが取れず自立が難しいです。
その3 ASUS ZenBeam E1ポケットLEDプロジェクター
「ASUS ZenBeam E1ポケットLEDプロジェクター」は83×110×29mmと手のひらサイズのコンパクトながらロングバッテリーが特徴のLEDプロジェクターです。
メリット
「ASUS ZenBeam E1ポケットLEDプロジェクター」のメリットは6000mAhものバッテリーを内蔵し、最長約5時間の連続駆動が可能な点でしょう。さらに内蔵バッテリーをモバイルバッテリーとして使えることもポイントです。
iPhoneの緊急用バッテリーとしても活躍するでしょう。電源なしの環境での長時間使用におすすめの製品です。
デメリット
モバイルプロジェクターの選び方として持ち運びやすさやコンパクトさをチェックする場合が大きいですが、やはりデメリットとして解像度は854×480画素、明るさは最大150ルーメンと物足りなく感じるかもしれません。
iPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめ〜高輝度〜
iPhoneで使えるモバイルプロジェクターの選び方として明るさを求める場合はこちらの製品をチェックしてみましょう。これから高輝度のモバイルプロジェクターを紹介します。
その4 Vivitek LEDプロジェクター QUMI Q8J
「Vivitek LEDプロジェクター QUMI Q8J」はサイズが190×114×43mm、重量621gと小型軽量サイズのモバイルプロジェクターです。
メリット
「Vivitek LEDプロジェクター QUMI Q8J」のメリットとしてはフルHD解像度で800ルーメンの高輝度を実現しているところが大きなチェックポイントと言えます。最大120インチもの大画面投射にも対応するため、コンパクトでありながら十分明るいです。
デメリット
デメリットとしてはバッテリーを搭載していない点です。長時間の連続投影やモバイルバッテリーとしての利用はできません。
その5 LGエレクトロニクス LEDプロジェクター PF1000UG
「LGエレクトロニクス LEDプロジェクター PF1000UG」はモバイルプロジェクターの中でもかなり拡張性の高い製品です。
投影面とプロジェクターの間に空間が確保できなかったり人が通る場所にしか設置できなかったりして、今まで大画面を楽しめなかった環境でも大画面の迫力ある映像を楽しむことができるようになります。
メリット
普通のプロジェクターと比べて短い距離から投射できる点が大きなポイントでしょう。壁からわずか11~38cmの距離で60~100型の画面サイズで投写できます。
明るさは1000ルーメンあり、解像度は1920×1080です。フルHDにも対応するハイスペックなところがメリットです。高画質をできるだけ狭いスペースでも楽しみたい方におすすめです。
デメリット
デメリットとしては、ズームがなく左右の台形調整もないので設置位置の選択肢が狭いです。三脚などアクセサリーで設置位置や高さを調整してカバーすることをおすすめします。
iPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめ〜無線対応〜
次にiPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめとして、ケーブルレスで使える無線対応のモデルを紹介します。
その6 ロマン商会 手のひらサイズの超小型プロジェクター PocketTheater PT2-1601RS
「Pocket Theater」は手のひらサイズの超小型モデルのモバイルプロジェクターです。サイズは52×26×52mmで、重さはわずか70gとなっています。小型のモバイルプロジェクターの多くは200g台ですが、他社製品と比べて群を抜く軽さです。
メリット
メリットとしては機能を徹底的に絞り込んだコンパクトさでしょう。ケーブルレスで使えバッテリー内蔵のWi-Fi対応モデルです。持ち歩くことを考えるととても軽くおすすめです。
また「AirPlay」に対応しているところもチェックポイントです。別途機器を用意することなくiPhoneの映像をワイヤレス入力できるおすすめのモバイルプロジェクターです。
デメリット
明るさは50ルーメンで、ワイヤレスのモバイルプロジェクターとしては最低水準の明るさである点はデメリットと言えるかもしれません。
その7 キヤノン ミニプロジェクター C-10W
「キヤノン ミニプロジェクター C-10W」は111×111×17.2、重さ260gでバッグなどにすっきり収まるコンパクトサイズのモバイルバッテリーです。
メリット
メリットとしては、iPhoneやパソコン、タブレットなどからアクセスポイントを経由して接続できる他、ルーターなどのアクセスポイントがない環境でもダイレクトに接続することが可能な点です。
様々な環境で手軽で快適なワイヤレス接続を実現することができるでしょう。全体的に国内メーカーらしい堅実なつくりが光るおすすめのモバイルプロジェクターと言えます。
デメリット
デメリットとして854×480画素、明るさ100ルーメンと物足りない点が挙げられます。
その8 LGエレクトロニクス LEDポータブルプロジェクター PH550G
「LGエレクトロニクス LEDポータブルプロジェクター」は本体の大きさは174×116×48mmの片手サイズで3D投影に対応するので、幅広い機器の使用やアウトドアの際も活躍する便利なモバイルプロジェクターです。
メリット
メリットとしてはスマホやタブレット、PCのコンテンツをケーブルなしで楽しむことができる点でしょう。MHL対応HDMI入力、Bluetoothに対応するので、iPhoneとは有線無線いずれでも接続可能な点もポイントです。
スマホのMiracastやWIDIなどのScreen Share機能で、小さい画面の映像を大画面で楽しむことができます。
デメリット
デメリットとしては明るさが550ルーメンなので物足りなく感じるかもしれませんが、6畳程度の広さでは十分です。超短焦点なので数値ほど暗くは感じません。
iPhoneで使えるモバイルプロジェクターのおすすめ〜純正〜
最後に紹介するのは「Apple TV」を使用する使い方です。この方法は完全にワイヤレスという訳ではないのですが、iPhoneの画面をミラーリングすることが可能なのでおすすめです。
その9Apple TV
HDMIケーブルでプロジェクターとApple TVを接続し、iPhoneのAirPlay(画面ミラーリング)を使用してApple TVと接続するだけで利用できます。
プロジェクターとApple TVの接続にHDMIケーブルを使用するので完全ワイヤレスではありませんが、iPhoneやiPadはコードレスで自由に持ち運ぶことができる点は大きなチェックポイントです。
メリット
iPhoneで使う場合、Apple TVを利用してAirPlayで映す方法が簡単です。さらにプロジェクターという映像機器の特性を考慮すれば、iPhoneの画面をワイヤレスで映せるApple TVは機動性においてもおすすめです。
デメリット
Apple TVを利用する方法はすでにApple TVを持っている人であればおすすめですが、モバイルプロジェクターを購入し、Apple TVをさらに購入するとなるとお金が余計にかかるためおすすめできません。
iPhoneでモバイルプロジェクターを使う時のおすすめのアクセサリー
最後にiPhoneの画像や映像、アプリなどをモバイルプロジェクターでスクリーンに投影したい場合に必要なアクセサリーを紹介します。
アップル Lightning – Digital AVアダプタ
テレビ番組や映画、撮影したムービーなどをスクリーンに出力する時、HDMIケーブルは直接iPhoneに差し込むことができませんのでアクセサリーが必要です。
この変換アダプタがあればLightningコネクタを持つiPhoneやiPadの画像を、HDMI搭載の映像機器に最大1080pのHD画質でミラーリングできるので、プロジェクターとワイヤレス接続ができない時に便利です。
また一部のモバイルプロジェクターの使用にはHDMI端子をLightning端子に変換させるためのアダプターが必要になりますのでひとつ手元にあると役立つでしょう。
アップル Apple 30ピンDigital AVアダプタ
Apple 30ピンDigital AVアダプタは、旧世代の30ピン端子コネクタを持つiPhone 4/4sなどに対応するアクセサリーです。画像をHDMI搭載の映像機器に最大1080pのHD画質でミラーリング可能とされています。
このアクセサリーはテレビ番組や映画、撮影したムービーなどをスクリーンに出力する際に利用します。ワイヤレス接続ができないプロジェクターを使う際に必要なアクセサリーなのでひとつ持っておくと便利です。
Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B
Manfrotto(マンフロット)の「ミニ三脚PIXI」は、汎用性と携帯性が高いおすすめの製品です。このアクセサリーは様々な小型デジタル機器と相性がよく、プロジェクター以外にもスマホやデジカメにも使用できるのが大きなポイントです。
ミニ三脚でありながら安定して使用でできる上、直感的に角度の調整ができる使い勝手のよさも評価が高いです。
JBL GO Bluetoothスピーカー JBLGO
インドアでもアウトドアでも手軽にいい音を楽しみたい方におすすめのアクセサリーです。「JBL GO Bluetoothスピーカー JBLGO」は3Wの40mm径フルレンジスピーカーを採用していて奥行きのあるパワフルで高音質なJBLサウンドを満喫できます。
スピーカーのカラーは、ブラック・ブルー・ピンク・オレンジ・レッド・ティール・イエロー・グレーの全8色から選べます。