2019年06月07日更新
iPhoneとプロジェクターを接続して使う方法を詳しく解説!
iPhoneユーザーの皆さんは、端末をプロジェクターに接続して使うことができることをご存知でしたか?プレゼンなどの発表の場で活用するために、今回の記事ではiPhoneとプロジェクターを接続して使用する方法を紹介いたします。方法、手順を確認しましょう。
目次
- 1iPhoneとプロジェクターの接続端子を確認
- ・iPhone側の端子の確認
- ・プロジェクター側の端子の確認
- 2iPhoneとプロジェクターを接続する時に必要なもの
- ・iPhoneの変換アダプタ
- ・プロジェクターの接続ケーブル
- ・プロジェクター本体
- 3iPhoneとプロジェクターの接続方法
- ・ケーブルを接続して起動
- ・操作方法
- ・アプリの表示
- 4iPhoneとプロジェクターの接続しながら充電する方法
- ・変換アダプタに充電ケーブルを接続する
- 5iPhoneとプロジェクターをケーブル無しで接続する方法
- ・AirPlay対応のプロジェクターを使用する
- 6iPhoneとプロジェクターを接続する時の注意点
- ・アプリによっては表示されないものもある
- ・パスワードバレに注意する
- ・合わせて読みたい!iPhone設定に関する記事一覧
iPhoneとプロジェクターの接続端子を確認
プレゼンテーションなどの発表の場で活用される「プロジェクター」。近頃では、家庭用の小さいプロジェクターなども登場しています。プロジェクターを利用して家庭で映画を見るなど、活用の幅が広がっているのです。
プロジェクターといえば、「パソコン」に接続させてパソコンに映っているものを流すというイメージが強いものです。しかし、今はパソコンだけでなく「iPhone端末」も接続することが可能です。
iPhoneと接続させれば、写真や動画等をわざわざパソコンに移したりする必要がなくなります。今回の記事では、プロジェクターとiPhoneの接続方法を紹介していきます。
プロジェクターにiPhoneを接続させる方法、必要となるケーブル・アダプタなどをこの記事では詳しく解説していきます。端子等にも種類があるので、接続させる前にケーブル・アダプタ・端子についての種類確認は必須です。
また、プロジェクターにiPhoneを接続させる際の注意点などについても後の項目では紹介していきます。活用の幅が広がりつつあるプロジェクターですが、注意点を把握した上で使用する必要があるでしょう。
iPhoneユーザーの方は、ぜひプロジェクターとの接続方法を確認してください。下記リンクの公式ページでは、アダプタ等についてが記載されています。合わせてご覧ください。
iPhone側の端子の確認
プロジェクターにiPhoneを接続させる場合は、まずそれぞれの「端子」を調べる必要があります。上記動画は、端子方法の確認・接続方法についてを解説している動画です。
英語で解説されているものですが、動作でどのような確認が必要になるかは理解できるかと思います。上記動画と合わせて、端子の確認や操作方法についてを確認していくと良いでしょう。
iPhone側の使用できる端子によって、用意しなければならないアダプタが変わってきます。そのため、アダプタを購入する場合はまずiPhoneの端子を確認しなければならないのです。
iPhoneの端子は、「30ピンタイプ」と「Lightningタイプ」の2種類です。それぞれで使用するべきアダプタが異なるので、下記項目でそれぞれの端子がどのような形になっているのかをまず確認しましょう。
30ピンタイプ
まず紹介する端子は「30ピンタイプ」。iPhone4sまで採用されていた形の端子になります。端子の形は上記画像のとおりです。
端子の幅が広いのが特徴的です。しかし、30ピンタイプはiPhone4sまで採用されていた古いタイプの端子ということもあり、入手しづらい状況です。
Appleの純正品、30ピンDigital AVアダプタ等の使用がおすすめですが、Amazon等では品切れ状態が続いています。30ピンタイプのアダプタを購入したい場合は注意が必要です。
Lightningタイプ
iPhone5以降で採用されているのが、「Lightningタイプ」です。幅が30ピンタイプのものより狭いのが特徴です。こちらもアダプタであれば、Amazonや楽天などのネット通販で簡単に購入することができます。
Apple LightningのVGAアダプタなど、純正品のものを使用するのがおすすめです。
プロジェクター側の端子の確認
iPhoneの端子・アダプタの確認ができたら、次はプロジェクター側の確認です。プロジェクターに関しても、端子の違いで購入するべきケーブルが変わってきます。
プロジェクターの端子に種類も2種類。「HDMIタイプ」か「VGAタイプ」かのどちらかです。HDMIタイプとVGAタイプの端子の違いは以下のとおりです。
HDMIタイプ
「HDMIタイプ」の端子です。この形状のケーブル・アダプタを購入する必要があります。HDMIタイプは、テレビやゲーム機等でよく使用されているタイプの端子です。
HDMI形状の端子は見かけたことがある方が多いかと思います。上記画像のような形状が挿入できる挿し口であれば大丈夫です。
VGAタイプ
「VGAタイプ」の端子です。VGAは、グラフィック表示システムの名称のことを指します。端子の形状はHDMIよりも少し複雑なのが特徴。
挿し口は複数の「穴」が空いているような状態で、そこに挿入する形となります。
iPhoneとプロジェクターを接続させるために確認するべきことを紹介しました。端子の形状は、プロジェクターを準備する際に必須となる確認事項です。
iPhoneの30ピンタイプ、Lightningタイプ。プロジェクター側のHDMIタイプ・VGAタイプをそれぞれ確認し、自分が使用しようとしているiPhone、プロジェクターがどのタイプの端子かを調べましょう。
続いては、iPhoneとプロジェクターを接続する際に必要となるものを紹介していきます。それぞれ確認しましょう。
iPhoneとプロジェクターを接続する時に必要なもの
上記項目では、iPhoneとプロジェクターを接続させるためにまず確認したい「端子」についてを紹介しました。端子の違いはそれぞれ確認できたでしょうか?HDMI、VGAなどは別の場面でも聞くことがある単語かもしれません。覚えておくと良いでしょう。
続いての項目では、iPhoneとプロジェクターを接続させるために「必要な物」を紹介していきます。必要になる道具を確認していきましょう。必要になる・用意するべきものは以下のとおりです。
iPhoneの変換アダプタ
まず、iPhoneの「変換アダプタ」を用意します。変換アダプタは、iPhone側の端子が30ピンタイプか、Lightningタイプか。そして、プロジェクター側の端子がHDMIタイプか、VGAタイプかをそれぞれ確認して購入する必要があります。
プロジェクターのケーブルとiPhoneの間にかませることで、iPhoneの画面をプロジェクターに映すことができるのです。プロジェクターとの接続には必須となるアイテムですので、アダプタの準備はしっかりとしておきましょう。
プロジェクターの接続ケーブル
プロジェクターの接続ケーブルも必要になりますこれについては、HDMIタイプか、VGAタイプかで購入を判断する必要があります。このケーブルがないと、接続することができません。
プロジェクターの接続ケーブルは、Amazon等で簡単に購入することが可能です。用意しておきましょう。
プロジェクター本体
iPhone端末はもちろん、接続させたい「プロジェクター本体」は必須です。近頃では発表の場で使うような本格的なものでなく、家庭で簡単に使えるような小さいタイプのプロジェクターも登場しています。
本格的なものはプロジェクター本体が大きく、置き場に困ることもあります。しかし、コンパクトタイプのものであれば置き場にも困りません。家庭用に丁度いいサイズを探してみましょう。
プロジェクター本体も、Amazon等で購入することができます。コンパクトタイプのものであれば、10,000円以内の予算で購入することも可能です。プロジェクターの購入にお悩みの方はぜひ、ネット通販等を一度見てみると良いでしょう。
用意できる人はスクリーンも
そして、プロジェクターといえば「スクリーン」です。家庭用であれば壁だけでも十分映像を楽しむことができると思いますが、用意できる方は購入してみましょう。
こちらもネット通販等で販売されています。床に立てて使用するタイプのスクリーンや、マグネットタイプで張り付けて使用することができるスクリーンなど種類はさまざま。
価格はピンからキリまでありますが、5,000円 ~ からそこそこのものが購入できるかと思います。気になる方は、ネット通販などでぜひ一度探してみてください。
iPhoneとプロジェクターを接続させるために必要になるものを紹介しました。特にアダプタやケーブルは重要です。最初の項目でも紹介した、HDMIやVGAタイプなどよく確認して購入しましょう。
プロジェクター本体やスクリーン、アダプタ、ケーブルはネット通販で簡単に入手することができます。iPhoneユーザーの方はぜひ一度、これらの購入を検討してみてください。
映画鑑賞やライブDVDの再生など、プロジェクター一台でよりテンションの上がる見方ができるかと思います。
iPhoneとプロジェクターの接続方法
上記項目では、iPhoneとプロジェクターを接続するために必要になるものを紹介しました、アダプタ―やケーブル、必要となるものは準備できましたでしょうか。
必要なものが揃ったら、次はiPhoneとプロジェクターの接続・操作方法を確認していきます。とは言っても、接続方法はいたって簡単。操作方法についても、難しい手順等はありません。
下記項目で軽く接続方法、操作方法を確認して実践してみましょう。
ケーブルを接続して起動
まずは、用意したアダプタ・ケーブルをそれぞれ接続させます。iPhone4s以降なら30ピンタイプのものを、iPhone5以降のものならLightningタイプのものを。
また、ケーブルがHDMIタイプかVGAタイプのものかで接続する挿入口が異なると思いますので、ケーブルに合った挿し口を探してください。
iPhoneとアダプタ、アダプタとケーブル。ケーブルとプロジェクターをそれぞれ繋げて接続できればOKです!
操作方法
操作方法は、使用するプロジェクターによっても異なるかと思います、基本的には、iPhoneとプロジェクターの電源がそれぞれ入った状態で接続させることでそのままiPhoneの画面がプロジェクターに映るかと思います。
使用するプロジェクターによっては、プロジェクター側で入力切り替え等をおこなう必要があるかもしれません。その点は説明書等を読んで操作してみましょう。
もし説明書どおりにやっても映らない場合は、接続しているケーブルの抜き差しをおこなうことで映るかもしれません。対処法として覚えておきましょう。
アプリの表示
操作方法で気になるのは、「アプリの表示」です。写真等は問題なく表示させることができるようですが、iPhone側でアプリを開いたとき、アプリ画面はプロジェクター側に表示されるのでしょうか?
プロジェクターで表示させたいものと言えば、YouTubeの動画やネット上の動画サービスなどがあげられます。確認したところ、これらは問題なく映るようです。
アプリゲーム等も表示させることができるようなので、大画面でアプリ操作をおこなうことができるでしょう。
iPhoneとプロジェクターの接続・操作方法をそれぞれ紹介しました。接続、操作方法はどちらも難しいものではありません。ケーブルを繋げて、iPhoneで操作をおこなうだけ。
非常に簡単にプロジェクターにiPhone画面を映すことが可能です。発表の場や自宅での映画鑑賞等でもスムーズに操作をおこなうことができるでしょう。
続いて紹介するのは、プロジェクター接続時の「iPhone充電方法」です。長時間接続する場合、充電が切れてしまわないように充電をおこないたいところです。プロジェクター接続時でも、充電は可能なのでしょうか?確認しましょう。
iPhoneとプロジェクターの接続しながら充電する方法
上記では、iPhoneとプロジェクターの接続方法・操作方法を紹介しました。非常に簡単な手順で接続が可能なので、家庭で使用しようとお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし、家庭で使用する場合は大体が「映像鑑賞」や「ゲーム」の場合かと思います。それらの操作は、充電の消耗が激しいのが難点です。
プロジェクター接続時に、iPhoneの充電は一緒におこなうことはできるのでしょうか?下記項目で、この問題について確認をおこなっていきましょう。
変換アダプタに充電ケーブルを接続する
結論から言うと、プロジェクター接続時にiPhoneの充電をおこなうことは「可能」です。本来の充電の挿し口は使用することはできませんが、「アダプタ」に充電ケーブルを接続させれば充電することができます。
アダプタに挿入口が2つあると思いますので、充電ケーブルが挿せるかを確認して挿入しましょう。Appleの純正製品を使用すれば、大体のアダプタが充電可能かと思います。
iPhoneとプロジェクターを接続させながら充電する方法をご紹介しました。発表の場等では長時間接続させることはあまりないので、充電する必要はないかもしれません。
しかし、家で使用するとなるとそうはいきません。映像再生などの操作はiPhoneの充電消費が激しいので、途中で充電が切れてしまわないよう充電しながら接続することをおすすめします。
次の項目では、プロジェクターをケーブル無しでiPhoneと接続させる方法を紹介いたします。実は、ケーブルがなくとも接続できる場合があるのです。
iPhoneとプロジェクターをケーブル無しで接続する方法
上記では、iPhoneとプロジェクターを接続させた状態で充電する方法を紹介しました。充電の減りが悩ましいプロジェクター接続でしたが、同時に充電できるのであれば安心です。
この項目では、「ケーブル無し」でiPhoneとプロジェクターを接続させる方法をご紹介します。接続の際に必要となるものの中に、アダプタやケーブルを挙げましたが、場合によってはこれらを用いらずに接続させることも可能です。
ケーブル無しでiPhoneとプロジェクターを接続できる場合とは、一体どのような時なのか。下記項目で確認していきましょう。
AirPlay対応のプロジェクターを使用する
「AirPlay」に対応しているプロジェクターがあれば、iPhoneとワイヤレス接続で使用することが可能です。AirPlayとは、iPhoneのミラーリング機能のことです。
AirPlayはMac等と接続させるのに有効であると有名ですが、プロジェクターにも活用することができるのです。購入したプロジェクターが、AirPlayに対応しているものかどうかを確認しましょう。
もし対応していた場合、説明書などを読んで接続後の操作方法等は確認してください。プロジェクター購入の際、この機能の有無で本体の購入を判断しても良いと思います。
iPhoneとプロジェクターを無線で接続させる方法を紹介しました。ミラーリング機能によって、より手軽にiPhoneの画面をプロジェクターに映すことが可能になりました。
アダプタやケーブルや接続させるのが面倒、また仕舞うのに苦労するので避けたいという方はプロジェクター本体の購入にこだわると良いでしょう。
最後の項目では、iPhoneとプロジェクターを接続させる際の「注意点」についてをお伝えしていきたいと思います。活用の幅が広がっているプロジェクター接続ですが、注意点をよく把握しておく必要があります。
iPhoneとプロジェクターを接続する時の注意点
上記では、iPhoneとプロジェクターを接続させる方法やその他の情報をお伝えしてきました。非常に簡単にプロジェクターと接続させることができることが分かったかと思います。
しかし、プロジェクターと接続させる時にはある「注意点」に気を付けて操作をおこなう必要があります。最後の項目では、iPhoneとプロジェクター接続時の注意点を紹介。
下記の注意点を確認し、気を付けてiPhoneとプロジェクターの接続をおこないましょう。
アプリによっては表示されないものもある
大体のアプリがプロジェクターで表示されるものの、中には表示できないアプリも存在するようです。アプリが表示されるか否かは、自分で確認するか事前にリサーチする必要があるでしょう。
すべてのアプリが表示できるわけではないので、注意点として覚えておきましょう。
パスワードバレに注意する
一番の注意点は、「iPhoneのパスワードバレ」です。特に発表の場でiPhoneとプロジェクターを接続させる時は要注意です。接続した時にパスワードの入力画面がプロジェクターに映しだされると、見ている人にパスワードがバレてしまう恐れがあります。
パスワード入力画面が映らないようにプロジェクターと接続させましょう。注意点として覚えておきましょう。
この記事では、iPhoneとプロジェクターの接続方法、操作方法、また注意点についてを紹介いたしました。それぞれの手順は確認できたでしょうか。
簡単にプロジェクターと接続できるため、家庭用にプロジェクターを購入したいという方も少なくはありません。購入を考えている方は、ぜひこの記事を参考にiPhoneとプロジェクターの接続をおこなってください。