【iPhone】ドコモメールの「IMAP専用パスワード」の設定方法!
ドコモメールのIMAP専用パスワードについて紹介します。ドコモメールを使用する方は設定によりセキュリティを担保できます。今回はiPhoneユーザーに向けてIMAP専用パスワードの設定方法を見ていきます。なお、iPhoneのサードパーティアプリでも設定可能です。
目次
- 1「IMAP専用パスワード」とは?
- ・安全にドコモメールを利用するためのパスワード
- 2【iPhone】ドコモメールの「IMAP専用パスワード」の注意点
- ・iPhoneでドコモメールを利用するためには設定が必須に
- 3【iPhone】ドコモメールの「IMAP専用パスワード」の設定状況の確認方法
- ・確認手順
- 4【iPhone】ドコモメールの「IMAP専用パスワード」の設定方法
- ・IMAP専用パスワードの設定が必須になる理由
- ・IMAP専用パスワードの設定手順~自動的に発行~
- ・IMAP専用パスワードの設定手順~手動で発行~
- ・注意点
- ・3rdパーティのメールアプリでの設定手順
- 5【iPhone】ドコモメールの「IMAP専用パスワード」の設定後に問題が起きた場合
- ・設定後にプッシュ受信できないときの対処法
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
「IMAP専用パスワード」とは?
ドコモのIMAP専用パスワードについて、耳にしたことはあるが具体的に何かわからないという方も多いです。そこでまずここでは、ドコモのIMAP専用パスワードについてから紹介します。
安全にドコモメールを利用するためのパスワード
IMAP専用パスワードとは、iPhoneで安全にドコモのメールを利用するためのセキュリティ機能となっています。
ドコモのメールアドレスでIMAP専用パスワードを設定することで、ドコモのメールサーバーへ接続するために、dアカウントとは別のパスワードの入力が必要となります。
二重のパスワードを設定することで、ドコモメールのセキュリティを厳重にすることができます。
【iPhone】ドコモメールの「IMAP専用パスワード」の注意点
つづいて、iPhoneのドコモメールにてIMAP専用パスワード利用する上での注意点を見ていきます。
iPhoneでドコモメールを利用するためには設定が必須に
2019年5月より、iPhoneでドコモメールを利用する場合、ドコモメールでのIMAP専用パスワードの設定が必須となっております。ドコモからの通知を見逃していたりする方も多いですが、設定していない場合以下の問題が発生しますので注意が必要です。
未設定の場合は送受信が不可になる
ドコモユーザーの方で、iPhoneのドコモメールでIMAP専用パスワードが未設定の場合、ドコモメールアドレスにてメールの送受信ができなくなります。2019年5月から順次海外のドコモメールに制限がかかり、2019年8月以降は国内からの送受信も制限されます。
ドコモユーザーでお使いのiPhoneで未設定の方は、トラブルになる前に必ず設定する必要があります。
【iPhone】ドコモメールの「IMAP専用パスワード」の設定状況の確認方法
次に、iPhoneにてドコモメールアドレスへのIMAP専用パスワードの設定状況の確認方法を紹介します。ドコモの公式サイトMy Docomoより自身のiPhoneでIMAP専用パスワードの設定が完了しているか確認します。
確認手順
まず、iPhoneで利用しているWi-Fiを切断します。
iPhoneからWi-Fiを切断したらドコモの公式サイトMy Docomoを開き、設定(メール等)をタップします。
メール設定をタップします。
IMAP接続設定確認よりIMAP用ID・パスワードの確認を選択します。
表示された画面上で、お使いのiPhoneのドコモメールで未設定の場合はパスワードと表示され、設定済みの場合はIMAP専用パスワードと表示されます。
パスワードと表示されている場合は、お使いのiPhoneでは未設定の状態のため、My DocomoよりIMAP専用パスワードの発行が必要となります。
【iPhone】ドコモメールの「IMAP専用パスワード」の設定方法
ここからはiPhoneにてIMAP専用パスワード未設定の方に向け、iPhoneでのIMAP専用パスワードの新規発行および設定方法について見ていきます。
IMAP専用パスワードの設定が必須になる理由
ハッキングなどのトラブルが急増している現在、iPhoneメールへの不正アクセスを防ぐためにもiPhoneメールアドレスへのIMAP専用パスワードは重要です。ドコモユーザーで未設定の方は、トラブル防止のためにも早めに設定する必要があります。
IMAP専用パスワードの設定手順~自動的に発行~
まずはIMAP専用パスワードをiPhoneより自動で発行する方を紹介します。詳細は以下より紹介しますが、手動で発行する方法と比べ、自動発行の場合は任意のパスワードを設定する必要がなく、パスワード設定画面にて自動でパスワードが選択されますので設定が簡単です。
IMAP専用パスワードの設定手順~手動で発行~
IMAPパスワードの発行方法を紹介します。ここでは、手動で発行する方法をみていきます。
Wi-Fiを切断
iPhoneでドコモメールの設定をする際は、iPhoneからWi-Fiを事前に切断する必要があります。iPhoneのホーム画面をスライドし、Wi-Fiを切断します。
My Docomoを表示
iPhoneよりWi-Fiを切断したら、ドコモの公式サイトMy Docomoにアクセスします。
IMAP専用パスワード新規発行
設定(メール等)をタップします。
メール設定を選択します。
IMAP接続設定確認よりIMAP用ID・パスワードの確認をタップします。
画面下に「IMAP専用パスワード新規発行」と表示されている場合、ここから設定をするとパスワードが新規発行されます。自動設定の場合は、新規発行、手動設定の場合は「好きな文字列列で登録する」を選択すると任意のパスワードを発行することができます。
つづいて、iPhone利用設定を実施します。次へをタップします。
ネットワーク暗証番号を入力のうえ、次へを選択します。
設定するドコモのメールアドレスを確認の上、次へを押します。
次の画面が表示されたら、許可を選択します。
iPhoneの設定を開くとプロファイルがダウンロードされましたと表示されていますので、プロファイルのダウンロードをタップします。
右上にインストールと表示されますので、インストールボタンを押します。
iPhoneへのプロファイルのインストールが完了しましたら、ドコモメールへのIMAP専用パスワードの新規発行・設定は完了です。iPhoneからWi-Fiを切断した方は忘れずに再接続します。
注意点
iPhoneでMy DocomoよりIMAP専用パスワードを新規発行するにあたりいくつか注意点があります。トラブルを防ぐためにもきちんと確認してから設定することをおすすめします。
初回のみプロファイルインストールでパスワードが発行される
My Docomoにて操作後、プロファイルのインストールによりIMAP専用パスワードをドコモのメールアドレスに適用させましたが、プロファイルインストールによるパスワードの新規発行は初回限定となります。
2回目以降プロファイルのインストールを試みてもパスワードは発行されませんので、ご注意ください。
3rdパーティのメールアプリでの設定手順
ドコモのIMAP専用パスワードに対応している場合、サードパーティアプリでも設定が可能です。まず、ドコモの公式サイトdメニューにアクセスします。
お客様サポートをタップします。
メール設定を選択します。
ネットワーク暗証番号を入力します。
dアカウント利用設定の確認/変更を選びます。
次へをタップします。
dアカウントでドコモメールを利用という項目があります。こちらを利用するに変更します。
確認するを選択し、次の画面で設定を確定するを選択します。
以上の操作でGmailなどのサードパーティアプリからもドコモメールアドレスを登録することかできるようになりましたので、ここからはiPhoneのメールのサードパーティアプリ上での設定についてみていきます。
Gmailの場合
Gmailの場合の設定方法をここでは紹介します。なお、他のアプリでも設定方法は大きく変わりません。まず、iPhoneよりGmailを起動します。
左上のメニューをタップします。
アカウントを追加を選択します。
メールの設定画面が開きますので、その他(IMAP)を選びます。
追加したいドコモメールアドレスを入力し、ドコモネットワーク暗証番号を入力します。すでにiPhone上でIMAP専用パスワードの設定が完了している場合は、IMAP専用パスワードを入力します。
以上の操作でiPhoneのGmailアプリでもドコモのメールを受信することが可能となりました。その他IMAP対応アプリであれば、同様の設定でiPhoneでのドコモメールの利用が可能となります。
【iPhone】ドコモメールの「IMAP専用パスワード」の設定後に問題が起きた場合
最後に、iPhoneのドコモのメールアドレスでIMAP専用パスワードの設定したあとにトラブルが起きた場合について紹介します。
設定後にプッシュ受信できないときの対処法
iPhoneでIMAP専用パスワードを発行し、設定した後にメールのプッシュ受信ができなくなる場合があります。
これは、iPhoneのメールアプリに古いログイン情報が残ったままになっている可能性がありますので、一度古い情報は削除し、再度自身のアカウントでログインすることで解決します。