「LINE WORKS」のアカウントについて解説!
LINE WORKSのメンバーアカウントや管理者アカウントの仕組みを解説します。LINE WORKSはプライベートのLINEを使わないでサービスや機能を使えます。LINEと提携する方法や、セキュリティなどについてもご紹介していきます。
目次
LINE WORKSとは
「LINE WORKS」は、数あるビジネスチャットサービスの中でも、プライベートで多くの日本人が使い慣れている「LINE」と提携可能なアカウントが使えることで注目されています。
ビジネスチャットサービスには多くの種類がありますが、LINE WORKSは2017年にリリース後わずか1年で1万社以上の導入を可能にしました。今後も導入企業が増えることが予想されるLINE WORKSですが、どのような特徴があるのでしょうか。
LINEと提携したビジネスチャットサービス
LINE WORKSは、LINEと提携したビジネスチャットサービスという点で広く受け入れられています。お持ちのLINEアカウントとの提携も簡単です。まず始めに、LINE WORKSにはどのようなプランがあるのかご紹介していきます。
LINE WORKSは、さまざまなプランが用意されているため、自分に合ったプランを選択することでチャット機能やメール、カレンダー、グループウェア機能などを有効に使えます。プランによっては、PCだけでなくスマホでも全ての機能が使えます。
選べるプランは4つ
LINE WORKSでアカウントを作る際に、選べるプランは4つあります。「フリープラン」「ライトプラン「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」に分かれています。
こちらのプランの選択によって使える機能は異なります。リリース当初は有料プランのみでしたが、2018年11月に無料で使える「フリープラン」が導入されました。ビジネス版LINEとも呼ばれるLINE WORKSで、ご自身に合ったプランを見つけてみましょう。
月額無料のフリープラン
2018年11月に導入されたLINE WORKSフリープランは、LINE WORKSを試してみたい方に向いています。少人数のチームメンバーとやり取りにしたい方に使われています。
基本容量は5GBです。トーク(無料通話・ビデオ通話・ノート・予定・フォルダ機能)、アドレス帳、ホーム(基本機能)が利用可能です。管理者アカウントの機能も簡易的に利用できます。ただし、SLA(サービス品質保証)は対象外となります。
月額360円のライトプラン
LINE WORKSのライトプランは、月額360円です。お試しではなく、LINE WORKSをビジネスで利用していきたいという方に向いています。基本容量は100GBで、1ユーザーあたり1GB追加されます。
トーク(無料通話・ビデオ通話・画面共有・ノート・予定・フォルダ機能)、アドレス帳、ホームが利用可能です。管理者アカウントは、セキュリティ機能、監査ログ、モニタリング機能の利用が可能です。
月額600円のベーシックプラン
LINE WORKSのベーシックプランは、月額600円です。基本容量は1TBで1ユーザーあたり1GB追加されます。グループウェア機能をまとめて使いたいという方に向いています。
トーク(無料通話・ビデオ通話・画面共有・ノート・予定・フォルダ機能)、アドレス帳、ホーム、メール(30GB)、Drive(30GB)、グループフォルダ(1TB)が利用で可能です。管理者アカウントは、セキュリティ機能、監査ログ、モニタリング機能が利用できます。
月額1200円のプレミアムプラン
LINE WORKSのプレミアムプランは、月額1200円です。メールやストレージで十分なデータ容量を確保したという方に向いています。基本容量は10TBで、1ユーザーあたり1GB追加されます。
トーク(無料通話・ビデオ通話・画面共有・ノート・予定・フォルダ機能)、アドレス帳、ホーム、メール(容量無制限)、Drive(1TB)、グループフォルダ(10TB)が利用可能です。
管理者アカウントは、セキュリティ機能、監査ログ、モニタリング機能、アーカイブ機能が利用できます。
LINE WORKSアカウントの仕組み~メンバーアカウント~
LINE WORKSには、管理者アカウントとメンバーアカウントの2つが用意されています。具体的にどのようなものなのかを見ていきましょう。
ここからは、LINE WORKSアカウントの仕組みをご紹介していきます。LINE WORKSで使えるメンバーアカウントの仕組みや、使える機能について解説します。
使える機能
LINE WORKSのメンバーアカウントでは、どのような機能が使えるのでしょうか。LINEと同じようなトーク機能が使える一方で、LINEにはない機能も用意されています。
トークや掲示板などのホーム機能、アドレス帳やカレンダーなどグループウェア機能、利用開始方法をご紹介していきます。
トークや掲示板などのホーム機能
LINE WORKSのメンバーアカウントでは、チャット画面が用意されています。LINEと同じようにトークを行うことができます。
LINE WORKSのメンバーアカウントでは、ホーム画面が用意されています。こちらでは、基本機能としてさまざまな機能を確認できます。疑問点なども簡単に解決します。
アドレス帳やカレンダーなどグループウェア機能
LINE WORKSのメンバーアカウントには、アドレス帳やカレンダーなどグループウェア機能も搭載されています。こちらのカレンダータブをタップすることで、カレンダー機能を利用できます。
LINE WORKSのメンバーアカウントに、管理者からアンケートを送ることもできます。アンケートを実施することで業務も円滑に進むでしょう。LINEとは異なるビジネスLINEとしての機能も十分に備わっています。
管理者アカウントが追加する形で利用開始
メンバーアカウントを利用するためには、管理者アカウントがメンバーアカウントを承認する必要があります。管理者アカウントが追加する形で利用開始となります。LINE WORKSアプリの「招待番号を入力」という項目をタップします。
メンバーアカウントを承認してもらうには「招待番号」が必要です。招待番号を入力します。
LINE WORKSアカウントの仕組み~管理者アカウント~
ここからは、LINE WORKSアの管理者アカウントについて解説します。管理者アカウントで使える機能とメンバーアカウントが使える機能との違いはどのような点なのでしょうか。LINE WORKSでは、グループを設立した人が管理者という扱いになります。
使える機能
管理者アカウントで使える機能は、さまざまです。メンバーアカウントが使える全機能からセキュリティ管理まで及びます。管理者専用の機能を理解して活用してみましょう。
メンバーアカウントが使える全機能
管理者アカウントは、メンバーアカウントが使える全機能が使えます。そのため、メンバーアカウントとして参加している方が操作に悩んでいる際、疑問点に答えることがきます。同じ操作ができるというのはメリットです。
メンバーアカウントの利用状態の管理
管理者アカウントは、メンバーアカウントの利用状態の管理もできます。管理者アカウントでは、メンバーアカウントの利用日時や操作内容、IPアドレス、メールアドレスなどの条件で状況の検索が可能です。
アカウントやトークの利用状況を確認することができます。これらは、報漏洩の防止につながります。
LINE WORKSの各機能の設定
管理者アカウントは、LINE WORKSの各機能の設定が可能です。管理者は、メンバーアカウントのユーザーに対して設定を行えます。個人によって、LINE WORKSの機能やサービスを制限できます。
セキュリティ管理
管理者アカウントでは、セキュリティ管理も可能です。LINE WORKSは、会社が設立された2015年にSOC2・SOC3を取得しています。情報セキュリティ認証がしっかりとしています。
LINE WORKSアカウントの仕組み~LINEとの連携~
ここからはLINE WORKSアカウントの仕組みとして、LINEとの連携についてご紹介していきます。
LINEユーザーは非常に多いため、ご自身のLINEアカウントと提携することで初期設定が簡易的になります。連携することで、どのようなことができるのでしょうか。
LINEとの連携でできること
LINEとの連携でLINEユーザーだけはなく、外部ユーザーともトークが可能になります。連携方法もご紹介します。
LINEユーザーや外部LINE WORKSユーザーとのトーク
連携することで、LINEユーザーや外部LINE WORKSユーザーとのトークが可能となります。これは大きなメリットです。
プライベートなLINEアカウントを使わないでのやりとり
また、プライベートなLINEアカウントを使わないでのやりとりも可能です。LINEはプライベートでしか使わないという人も多いでしょう。
職場の人とLINEグループを作る機会も多いですが、LINE WORKSを使うことでプライベートなLINEアカウントを使わないことが可能です。プライベートのLINEを使わないメリットは思っているよりも大きいです。
LINEとの連携方法
LINEとの連携方法です。「管理者として新規開設」をタップします。
管理者アカウントのサービス設定を選択
管理者アカウントのサービス設定を選択しましょう。次へ進みます。
ログイン方法を選択します。「LINEでログイン」という項目があります。こちらをタップします。
許可を求められます。「許可する」という項目があります。こちらをタップします。
連携はメンバーアカウントごとに行う
連携はメンバーアカウントごとに行います。「新規メンバー招待」という項目があります。こちらをタップします。
招待方法は、さまざまなものが選べます。LINE・メール・QRコード・他のアプリから任意の項目を選択しましょう。
LINE WORKSのIDが発行される
管理者アカウントで登録を行うと、LINE WORKSのIDが発行されます。こちらを元に招待します。
LINE WORKSのIDをLINEのユーザに友達登録してもらう
LINE WORKSのIDをLINEのユーザに友達登録してもらいましょう。「マイプロフィール」に「自分のトークID」があります。こちらを教えましょう。
招待用リンクやQRコードでも友達登録できる
LINE WORKSでは、招待用リンクも使えます。こちらを教えましょう。
LINE WORKSには、自分のQRコードを使えます。こちらを教えましょう。プライベートでLINEを使わないユーザーにもメリットが多いLINE WORKSを活用してみてはいかがでしょうか。