2019年07月20日更新
「インスタグラム」はアカウントの削除前に警告を表示!異議申し立てが可能!
「Instagram(インスタグラム)」はコミュニティガイドラインに違反するアカウントに対し、削除前に事前に警告することを発表しました。警告後にInstagram(インスタグラム)で違反となる投稿を自重すれば、アカウント削除を避けられる仕組みとなっています。
目次
インスタグラム、アカウント強制削除の前に警告を表示
Facebook傘下である「Instagram(インスタグラム)」は米現地時間7月18日、コミュニティガイドラインに違反するInstagramアカウントに対し、事前に警告するという新しい通知プロセスの導入を発表しました。
Instagram(インスタグラム)では親会社のFacebookと同様に、投稿やコメント、ストーリーズ、DMなどでコミュニティガイドラインの違反を繰り返すアカウントに対し強制削除を行い事前の警告もなく無効にしていました。
今回の導入に伴って、アカウントの強制削除の前に警告が表示されるようになる見込みです。
この警告では、どの投稿がコミュニティガイドラインに違反しているのかが分かるようになります。
「もう一度このガイドラインに違反する投稿やストーリーズが発覚したら、あなたのアカウントは強制削除されり可能性が高いです」という警告表示と共に、過去に問題ありとして削除された投稿が一覧表示される仕組みとなっています。
この事前の警告段階で自重し、それ以降コミュニティガイドライン違反になるような投稿を自重すれば無効をアカウントの強制削除は避けられる仕組みとなっています。
不当なアカウント強制削除には異議申し立てが可能
またInstagram(インスタグラム)で不当なアカウント強制削除があった場合や誤判断による投稿などの削除があった場合、インスタグラム側に異議申し立てを行うことが可能です。
異議申し立てが可能なのは、ヌードやポルノ、いじめや嫌がらせ、ヘイトスピーチ(差別的発言)、薬物の売買、テロに関連するコンテンツが対象となっていて、今後その対象範囲を広げていくとされています。
今回のInstagram(インスタグラム)のアカウント強制削除に関する方針変更は、今後数カ月の間に適用される予定です。
Instagram(インスタグラム)の通報機能とは?
Instagram(インスタグラム)では、不快・不適切な投稿、投稿コメント、ストーリーズ、ダイレクトメッセージをインスタグラムの運営に通報することが可能です。
報告する内容としては以下の9つの内容を選び、フォームを作成し送信することで「報告」を行うことができます。
- 単に気に入らない
- スパム
- ヌードまたはわいせつコンテンツ
- ヘイトスピーチや差別的なシンボル
- 暴力または暴力的脅威
- 薬物の売買または宣伝
- 嫌がらせやいじめ
- 知的財産権の侵害
- 自傷行為
この報告を元にInstagram(インスタグラム)側がその投稿を「不適切ではない」と判断する場合もあれば、詳細内容を求めるメールを送ってくる場合もあります。
Instagram側が該当の投稿やストーリーズ、コメントを不適切だと判断した場合はその投稿は削除され、その際にコンテンツを投稿した当事者に問題のコンテンツが削除されたことが通知されるようになっています。
この通報を行うだけで、すぐにコンテンツを投稿したアカウントが削除されるということには繋がりません。
そのアカウントや投稿を削除する必要があるかどうかをInstagram(インスタグラム)側も判断しているため、間違った通報や嫌がらせのようなものは特に措置は取られないでしょう。
もし不当なアカウント強制削除を行われた場合は、前述したように「異議申し立て」を行うと良いでしょう。