2019年09月06日更新
【Amazon】開封済み商品の返品方法!全額返金方法も解説!
Amazonでは基本的に未開封・未使用であれば30日以内の返品が可能とされていますが、実は開封済みの商品や不良品の商品でない場合でも返品する方法があります。今回はAmazonで開封済みの商品の返品方法や全額返金の方法などを詳しく解説します。
目次
- 1Amazonの返品とは?
- ・返品する商品/理由によって条件が異なる
- 2【Amazon】開封済み商品の返品方法~返品できる商品~
- ・開封済み商品とは?
- ・開封済みで返品可能な例
- ・開封済みで返品不可能なの例
- ・返品できなかったケース
- ・未開封でもお客様都合の返品・交換が不可能な商品
- 3【Amazon】開封済み商品の返品方法~返金~
- ・全額返金を受けるための注意点
- ・代金の返金方法
- 4【Amazon】開封済み商品の返品方法~申し込み~
- ・返品申し込みの手順
- 5【Amazon】開封済み商品の返品方法~返送料金~
- ・基本的に着払いで送る
- 6【Amazon】開封済み商品の返品方法~返送~
- ・返送の手順
- ・返信用ラベルを貼らずに発送した場合
- 7【Amazon】マーケットプレイスの商品の返品方法
- ・返品方法
- 8【Amazon】半額しか返金されなかったときの対処法
- ・メールでの問い合わせ手順
- ・合わせて読みたい!Amazonに関する記事一覧
Amazonの返品とは?
Amazonでの買い物は何かと便利ですが、通販という特徴上商品を実際に手にとって確認できないため、Amazonで購入した商品が届いてみると思っていたものと違うということもあるでしょう。そんな時Amazonでは返品を受け付けてくれるのを知っていますか?
Amazonでは不良品である場合や基本的に未開封で未使用であれば30日以内の返品が可能です。しかし実は、開封済みのものや既に使ってしまった商品で返品する方法があります。
返品する商品/理由によって条件が異なる
Amazonでは、Amazon.co.jpおよびAmazonマーケットプレイスの大半の商品において、商品到着から30日以内であれば返品可能となっています。Amazon発送でない出品者発送の商品の場合はAmazon.co.jpではなく出品者に直接返品が必要となります。
ただ、Amazonも無条件で返品に応じているわけではなく、返品する商品やその理由によって条件が異なります。今回はAmazonで購入した商品の返品方法を解説します。開封済みの商品の返品方法や全額返金方法も説明しますので参考にしてください。
あまりに返品を何度も繰り返すと警告を受けたり、時にはアカウントが停止になる場合もありますので注意して下さい。Amazonの返品制度を適切に利用して便利に買い物をするようにしましょう。
【Amazon】開封済み商品の返品方法~返品できる商品~
ではまずAmazon公式サイトに記載されている返品や交換の条件について見ていきましょう。
お客様都合の返品・交換
未使用かつ未開封の場合:商品代金(税込)を全額返金します。
開封済みの場合:商品代金(税込)の50%を返金します。
「お客様都合の返品・交換の場合は開封済みだと半額のみの返金」となると記載されています。ただし、衣服・装飾品等は試着後の返品も可能なため開封済みでも全額返金される仕組みとなっています。Amazon公式サイトには以下のように記載されています。
開封状態にかかわらず、配送料・手数料およびギフトラッピング料を返金いたしません。また、返送料は個別に例外を示す場合を除きお客様のご負担となります。服&ファッション小物、シューズ&バッグ、30万円(税込)未満の腕時計およびジュエリーは試着後の返品が可能です。
開封済み商品とは?
Amazon公式サイトでは以下のような状態の場合、商品を開封済みとみなすとしていますので、確認しておきましょう。
以下に該当する場合は、開封済みとみなされます。
・メーカー既成の梱包を開封してある、または破損している
・商品を意図的に破損させるような再梱包がしてある
・商品タグが外されている
・部品のビニール包装が開封されている
・ケーブルを固定するワイヤーなどが外されている
・その他、商品自体に使用された形跡がある
Amazonでは様々な商品を取り扱っているため開封済みでも返品ができるものとできないものがあります。では次にAmazonで開封済みで返品可能なものと返品不可能なものを解説します。
開封済みで返品可能な例
Amazon公式サイトの大半の商品について、商品到着から30日以内のものであれば返品可能となっています。以下に開封済みの商品で返品可能な商品の例を紹介します。
不良品の場合
まずAmazonで購入した商品が不良品の場合、商品代金、配送料・手数料およびギフトラッピング料を全額返金または同一商品と交換するとしています。
Amazon Alexa音声ショッピングで購入した商品
Alexaを利用してAmazonで購入した非デジタル商品は無料返品の対象となっています。Alexaを利用して購入した商品を返品するには、返品受付センターにて通常通り返品の手続きを行いましょう。デジタルコンテンツの購入は返金対象ではありません。
デジタルコンテンツ・デジタルダウンロード商品
Kindle本は購入間違いなどの場合、注文日から7日以内に限り返品可能となっています。注文確定直後であれば「注文をキャンセル」リンクが表示されます。このリンクをクリックすると注文はキャンセルされ、自動的に返金処理が行われます。
注文確定直後であれば表示されている「注文をキャンセル」リンクをクリックすることで注文がキャンセルされ,自動的に返金処理が行われます。
またダウンロードやストリーミング再生を一度も行っておらず注文から48時間以内の「Prime Video」も返品可能ですが、これはかなりレアケースですね。
Amazonデバイス
「Kindle電子書籍リーダー」「Fireタブレット」「Amazon Fire TVデバイス」「Amazon Echoシリーズ端末」等のAmazonブランドデバイスは未使用の場合であれば返品可能となっています。
またAmazon.co.jpから購入した付属のAmazon ブランドアクセサリも同様に、未使用の場合であれば商品到着日から30日以内は返品することが可能となっています。
また「Dash Button」を通じて商品を購入した時、商品の購入間違い等を理由とする場合は返品可能となっていますのでカスタマーサービスに問い合わせましょう。その際はDash Buttonを通じて購入したことを伝えましょう。
開封済みで返品不可能なの例
Amazonで購入した開封済みの商品で返品不可能な商品は以下のようになっています。
- 金庫
- 植物
- ペット用品
- Amazonギフト券
- イベントチケット、サービスチケット、プリペイドカードその他プリペイド式商品
- ファインアート
返品できなかったケース
また返品不可能なケースは以下が挙げられます。
- 受注生産品,特注制作品,刻字入り商品,およびサイズ直しをした商品
- メーカー既成の外装で配送した商品を返送するときに外装がない場合や,外装のみに損傷がある場合
- メーカー既成の外装に直接出荷伝票が貼られているという理由の返品
未開封でもお客様都合の返品・交換が不可能な商品
Amazonで購入した商品で、以下のものは未開封でもお客様都合の返品や交換が不可能とされています。
- 雑誌
- 金庫
- 植物
- ペット用飲食物
- 医薬品、医薬部外品、化粧品、サプリメント、医療機器
- 食品・飲料・お酒
- 材木、大型の木製建築資材、発動機付き商品
- トイレ、洗面化粧台、システムキッチン、ドア
- 原動機付き自転車、自動二輪車、カーバッテリー、バイクバッテリー
- Amazonギフト券、チケット、その他プリペイド式商品
- Amazonパントリー
【Amazon】開封済み商品の返品方法~返金~
前述したようにAmazonでは不良品でない場合でも、開封済みの商品であっても返品できます。ただ全額返金を受けるためには注意点があります。全額返金を受けるために気をつける点をきちんとチェックしておきましょう。
全額返金を受けるための注意点
Amazonで購入した商品に関して、不良品であっても全額返金を受けるためには以下の点を気をつけておきましょう。
30日を過ぎると不良品でも返金は8割になる
Amazonが定める返品可能な商品であっても、返品時期が遅いと全額返金を受けられません。Amazonから商品が到着して30日以内に返品・交換を完了するようにしましょう。不良品であっても返品時期を過ぎると8割の返金になり全額返金は不可能です。
代金の返金方法
紹介したようにAmazonでは不良品でなくても条件を満たしていれば、返品して商品代金が返金されます。返金の方法は例えばカード決済をした場合であれば、カードのアカウントに戻す形となります。ではこれから商品代金の返金方法を詳しく紹介します。
カード払いはカードに返金
Amazonサイトでクレジットカード決済で購入した商品を返品する場合はカードに返金されます。クレジットカードの締日によっては、一旦全額引き落としされ、翌月に請求額がマイナスされることになります。
Amazon返品係に商品到着後,約1~3日でカードに返金処理がされます。
他の方法は振込で返金
クレジットカード決済ではなく、商品代金をコンビニなどで支払っている場合は返金方法が振り込みになります。またAmazonギフト券やAmazonポイントで購入した場合は、Amazonギフト券やAmazonポイントで返金する形となります。
Amazonは携帯決済でも買い物ができますが、この際は携帯事業者経由になります。この場合はクレジットカード決済と同じ形です。ただ振り込みの場合は返金に1週間から2週間かかる点を頭にいれておきましょう。
ギフト券による返金がおすすめ
返金が振り込みの場合1週間から2週間かかりますが、あまり日にちを待ちたくない場合はAmazonギフト券での返金をおすすめします。Amazonサイトでの買い物をよく利用する人であれば、Amazonギフト券での返金でも問題ありませんよね。
Amazonギフト券の場合早ければ当日に返金されるとしていて、また長くても3日程度でAmazonギフト券が発行されるようです。Amazonユーザーにとっては、Amazonギフト券は現金と同じですので早く返金可能なAmazonギフト券はメリットがあります。
【Amazon】開封済み商品の返品方法~申し込み~
では実際にAmazonにおいて開封済み商品の返品する方法を解説します。まずAmazonのサイトにアクセスしてログインしておきましょう。
返品申し込みの手順
まずAmazonアカウントサービスを開き「注文履歴」を選択します。
「注文履歴」では購入した商品の一覧が表示されるので返品したい商品の右側にある「商品の返品」をクリックしましょう。
返品の理由の選択画面になり、ここで返品の期限を確認することができます。そしてここで該当する返品理由を選択しましょう。不良品である、性能や品質がよくない、サイズが小さいなど様々ありますので選びます。
返品理由を選択して、その下に具体的な返品理由を記入しましょう。200文字以内で商品の具体的な状況や症状、その返品理由をきちんと伝えましょう。そして「次に進む」をクリックします。
返品予定金額が表示されるので、確認し問題なければ「返送手続きを開始」をクリックします。これでAmazonサイト上での返送手続きは完了です。
【Amazon】開封済み商品の返品方法~返送料金~
Amazonに返品する商品を発送する際、発送先住所は商品ごとに異なる可能性があるため返品用ラベルに印字された宛先住所をよく確認しましょう。商品の発送業者は特に指定されていませんので、ゆうパックやクロネコヤマトなどで送りましょう。
ここでAmazonから購入した商品を返品する際の送料も気になります。ではAmazonに開封済みの商品を返品する場合の返送料金について説明します。
基本的に着払いで送る
商品の返品先住所は「返送用ラベルと返送手順」に記載されていますので確認しましょう。気になる送料についてですが、不良品などが原因であれば送料はAmazonが負担(着払い)、購入者都合の場合は送料は購入者負担(元払い)となっています。
ただ購入者都合でも、服&ファッション小物、シューズ&バッグストアの商品のうち、Amazon.co.jpが発送する商品は着払いで発送可能で送料はかかりません。服、ファッション等でもマーケットプレイス商品の場合は着払いが不可能で元払いとなります。
着払いできない商品の場合
返送は基本的に着払いで返品する事が可能ですが、着払いなのか元払いなのかよく分からないという場合は着払いで送るようにしましょう。もし着払いで返品不可能な商品の場合は、その送料分は減額されて返金されますので問題ありません。
ただ着払いでOKなのに元払いで送ってしまった場合は、基本的にその送料分は返って来ないため勿体ないです。送料を払わなければならない場合は後でも払えるので、分からない時は着払いがおすすめです。
【Amazon】開封済み商品の返品方法~返送~
Amazonから購入した商品の返品手続きが完了したら、あとは返品するだけとなります。これから返品方法の手順を解説します。
返送の手順
Amazonへの返品の具体的な手順を説明します。まずAmazonでサインインしてください。
スマホ/PCでの返品手続きを行う手順
前述したように、まずAmazonサイトにサインインして返品手続きを済ませましょう。返金される金額を確認して「返送手続きを開始」をクリックすると住所の書かれた返信用ラベルと返送手順が表示されますのでラベルを印刷しましょう。
住所の書かれたラベルを貼るか納品書を同梱する
返品用ラベルは2つあります。住所の書かれたラベルを印刷して返品用の箱に貼りましょう。住所は無くバーコードのみのラベルは商品と一緒にダンボール箱の中へ入れます。
印刷ができればそれをそのまま貼れば良いので楽ですが、プリンターなどがなく印刷ができない場合は、バーコードの上に記載されている英数字を書いたメモを同梱して送って下さい。
もしこの英数字のメモが入っていなかった場合は返品を受け付けて貰えない場合があり、また商品が返ってきて来る可能性もありますので注意して下さい。
返品用の箱を用意する
商品を入れて返品する箱を準備します。返品用の箱について、Amazonのヘルプには特定の条件は見当たりません。ただ返品する商品が壊れたり傷が付いたりしたら意味がありませんので、届いた時に商品が入っていた箱を利用することがベストです。
もし箱を捨ててしまったという場合は、印刷する「返送用ラベルと返送手順」内に表示される返品受付IDをメモに書いて同梱して返品することが可能です。
ゆうパックかコンビニから返品する
自宅からそのまま返品したい場合は郵便局のゆうパック集荷サービスを選択しましょう。Amazonの返品方法が記されたページに「ゆうパック集荷サービス」へのリンクがあります。送料が着払いか元払いかでページが違います。
着払いか元払いか分からない場合は送料は着払いを選択しましょう。「今すぐ集荷依頼する」から集荷先住所などを登録します。もし電話番号が記載されている場合は、そこに電話して、名前/住所/電話番号/集荷希望日時を伝えると集荷依頼ができます。
またコンビニからもAmazonへ返送可能です。コンビニの場合は夜でも自分の都合の良い時間に利用できる点がメリットと言えます。Amazonが返品の受け取りと返金の承認を確定したら、メールが届きますので確認しましょう。
返信用ラベルを貼らずに発送した場合
万が一住所が書かれた返品用ラベルを印刷せずにそのまま発送してしまった場合はすぐにAmazonのカスタマーサポートに問い合わせしましょう。
住所が書かれた返品用ラベルやバーコードなどを印刷、同梱していなくても納品書や注文番号などを記載したメモ用紙など、該当の注文を特定可能な情報が商品に同梱されていれば返品は受け付けてくれるようです。
全く何も同梱していない場合はそのままでは返品処理が進められないので、返品時の配送業者名、返品日時、返品時の送り状の伝票番号をカスタマーサポートへ伝えます。そうすれば返金手続きを行って貰えるようです。
【Amazon】マーケットプレイスの商品の返品方法
AmazonではAmazon.co.jpが直接販売している商品や、各業者がAmazonの倉庫に在庫を納めてFBAサービスを利用して販売している商品の他に、「マーケットプレイス」と言ってAmazon上で通常の出品者として販売している場合があります。
通常の商品であればこれまで紹介した返品方法で返品手続きが可能ですが、マーケットプレイスの商品の場合は業者側の判断に委ねているので返品不可能な場合があります。では次にマーケットプレイスの商品の返品手続きについて解説します。
返品方法
マーケットプレイスでは不良品以外返品不可能である業者も多く存在します。返品手続きを行っても承認されない可能性もありますが、その場合Amazon側からの救済措置もあります。ではマーケットプレイスの返品方法を見ていきましょう。
出品者に連絡する
まずマーケットプレイスの商品を返品したい場合は、出品者に連絡し返品したい理由を説明しましょう。そこで返品が可能であれば、そのまま出品者からの指示通りに返品手続きを行うようにしましょう。
マーケットプレイス保証を申請
返品不可能とされた場合、「マーケットプレイス保証を申請」をクリックしましょう。これを進むと、問題を選択して出品者に連絡するフォームが出てきます。ここで申請手続きを行うと、強制的にAmazonから出品者へ半強制的な対応指示が出ます。
ここでどうしても返品したい旨を伝え続ければ、100%自分の都合であってもほぼ希望通り返品などの対応をして貰うことが可能です。
ただ、あまり無闇にこのマーケットプレイス保証を利用し過ぎると、逆にアカウント停止などの処置を引き起こすことになり兼ねませんので申請する際にはしっかりした理由で行うことをおすすめします。
【Amazon】半額しか返金されなかったときの対処法
これまでAmazonで購入した商品の返品方法を紹介しましたが、全額返金の条件を満たしているにも関わらず半額しか返金されないという場合もあるようです。30日の返品期限内で、さらに未開封であってもそのような返金対応されることもあります。
半額しか返金されなかった場合には以下の対処法を行ってみましょう。
メールでの問い合わせ手順
返品した商品についてAmazonにメールで問い合わせする方法を紹介します。まずAmazonサイトのTOPページの「ヘルプ」をクリックしましょう。
問い合わせたい商品の選択
「トピックから探す」から「問題が解決しない場合は」を選択し「カスタマーサービスに連絡」をクリックします。
このページからこれまでの購入した商品の履歴が閲覧できますので、ここから問い合わせたい商品を選択します。
問い合わせ内容の選択
そして「問い合わせ内容」を選びましょう。今回は「返品・交換・返金」を選択しましょう。
詳細内容を選択できますが、今回の問い合わせ内容としては「その他のお問い合わせ」を選ぶと良いでしょう。
メールで問い合わせ
お問い合わせ方法を選択する時「Eメール」をクリックして内容を詳しく記載して問い合わせをしましょう。その他でも電話やチャットでの連絡も可能です。
改めて確認すると基本的なAmazonの返品・返金の条件は以下のようになります。これらをきちんと確認して便利にAmazonの返品制度を利用しましょう。
- 30日以内に商品を返品する
- 30日以上だと20%の減額
- 未使用かつ未開封だと全額保証
- 開封済みの場合、購入金額の半額を保証