2019年09月09日更新
「ヤフオク!」の自動延長とは?あり/なしの違いも解説!
「ヤフオク!」の自動延長機能とは、落札終了5分前に入札があり現在価格が上がると、自動で終了時間を5分延長してくれるシステムのことです。この記事では、ヤフオクの自動延長あり/なしの違いやメリット/デメリット、出品時の設定方法・注意点についてまとめました。
目次
ヤフオクの自動延長とは?
ヤフオク!の自動延長とは、落札終了5分前に入札があり現在価格が上がると、自動で終了時間を5分延長してくれるシステムのことです。この設定をありにするかなしにするかで、落札のまでの様子や最終的な落札金額に違いが出てきます。
概要
ヤフオクの!自動延長機能の概要は次の通りです。
出品者が設定可能な出品のオプションシステム
ヤフオク!の自動延長は、出品をする時にオプションとして自由に設定することができます。ヤフオク!はオプションを設定する際有料のものもあるのですが、自動延長の機能は無料で利用することができます。
後から設定を変更することはできないなど、いくつかの注意点があります。
オークション終了時間の5分前に入札があった場合に自動で5分延長
自動延長を「あり」に設定しておくと、オークション終了時間の5分前に入札があり、現在価格が上がった場合に自動で5分延長してくれるものです。
例として、オークション終了時間を22:00、自動延長ありにしておくと、21:55~59に入札があった場合終了時間が22:05分になります。
自動延長の回数制限はない
ヤフオク!の自動延長機能に回数の制限はありません。終了5分前に入札があり5分延長、を数時間繰り返すこともめずらしくありません。最終的に競る人が誰もいなくなるまで、自動延長は続きます。
「ヤフオク!」の自動延長の設定の確認方法
ヤフオク!の自動延長の設定の確認方法は次の通りです。自動設定がありかなしかの違いで落札金額に影響が出るため、より高額で出品したい場合は設定をよく確認することが大切です。
あり/なしの違い
ヤフオク!で自動延長ありの場合は、終了時間5分前に入札金額の高値更新があれば自動で終了時間が5分延長します。
延長を繰り返すごとに入札金額は上がっていくため、最終的に想定よりも高値で落札されることも多く、出品者にとってはありがたい機能となっています。
自動延長なしのは、出品時に設定した終了時間ちょうどに落札されます。どんなに直前に入札額の高値更新があっても、オークションは終了します。
そのため、出品者にとっては想定よりも安値で落札されることも多いですが、予定している時間ちょうどに終了するメリットもあります。
設定の確認手順
ログイン後ヤフオク!のトップページから出品ボタンを押すと、商品情報入力ページに遷移します。
下の方にスクロールしていくと、「オプション」の項目があり、その中に自動延長の項目があります。「設定する」にチェックを入れると、自動延長ありの状態で出品することができます。
設定確認するときの注意点
ヤフオク!で自動延長がありかなしかの設定をするときは、注意点が二点あります。ひとつは、自動延長をありにしていて入札があったとしても、「現在価格」が高値に更新されなかった場合は自動延長しません。
もうひとつは、自動設定がありかなしかの設定を変えるためには、出品を取り消して再出品しないといけません。この時、入札が一度も入っていない場合は無料で取り消しができますが、一度でも入札がある場合は基本的に500円(税抜)がかかります。
ありにする場合も、なしにする場合も、「出品する」のボタンをクリックする前にこの注意点をよく確認することが大切です。
「ヤフオク!」の自動延長のメリット/デメリット
ヤフオク!の自動延長のメリット/デメリットは、機能の違いによってどのようなものがあるのでしょうか。詳しくみていきます。
主なメリット
主なメリットは出品者の方にあり、落札金額がつり上がりやすいことです。入札者としては少しでも安く落札したいものの、数百円の差で競り負けるのも悔しい、という心理が働きます。
そのため、じわじわと現在価格が高騰し、思わぬ高額で落札されることもあります。出品者にとっては、まさにヤフオク!らしい競り上がりを見ることができ、楽しいひと時となります。
自動延長ありは終了間際に落札者の競り合いで高値になる
自動延長機能「あり」によって終了時間が延長されると、入札者側では心理戦が繰り広げられることになります。
すなわち、競争相手の予算はいくらなのか? どうしても落札したいがいくらならば諦めてくれるのか? 自動入札ツールは使っているのか? 予算・時間はどこまでか? など、様々なことを考えて入札することになります。
予算を大幅に超えての入札は諦めるしかありませんが、「あと少しなら出せる」とあれば、入札者としても頑張りどころです。このようにして高値更新し、5分延長、の競り合いをくり返し高値となっていきます。
ヤフオク!通にとっては、一番嬉しい瞬間でもあります。
主なデメリット
主なデメリットは、落札者・出品者ともにあります。
落札側は値段が想定より上がってしまう
落札者の一番のデメリットは、落札金額が思っていたよりも高値になりやすいことです。自動延長される時は必ず競争相手がいますから、自分の予算を考慮しつつ、心理戦に勝たなくてはいけません。
自動入札ツールを多用する場合はYahoo!プレミアムの契約が必要
自動延長される時は、相手の予算が分からない以上、終了時間がいつになるか読めません。手動で5分ごとに入札していると、夜中になってしまうこともあるでしょう。翌日早くから予定のある方には、夜更かしはつらいところです。
また、オークションが終了するまでずっと画面とにらめっこしているのも大変です。そのような時はヤフオク!公式の「自動入札ツール」が便利なのですが、こちらは月額498円(税込、2019年9月現在)のYahoo!プレミアムの契約が必要になる場合があります。
自動入札ツールは月3回までは無料で利用することができますが、10回まで利用したい方はYahoo!プレミアムを契約する必要があります。無料の機能のみで頑張りたいと考える方には、月額契約が必要になることはデメリットと言えるでしょう。
出品側はオークションの終了時間が読めない
落札金額がつり上がることは出品者として嬉しい限りですが、自動延長はいつまで継続するか分かりません。予定の時間にすっきりオークションを終わらせたい出品者の方には、少しそわそわしてしまうような機能と言えます。
注意点として、落札された商品を配送できる日が週末に限られる方は、あらかじめ自動延長されるかも知れないことを見越して、終了日時を設定する必要があります。
「ヤフオク!」の自動延長を見分ける方法
ヤフオク!の自動延長は、入札者も確認し見分けることができます。自動延長がありかなしかを見分けることは、落札する際の注意点でもあります。
それは、自動延長がありとなしでは、落札終了間際の入札時の心構えが全く変わってくるからです。予算内で確実に落札するためには大切なことです。
見分ける方法
ヤフオク!の自動延長を見分ける方法は次の通りです。
商品ページの設定を確認
商品ページの詳細を開くと、画像の下の方に終了時間や設定されているオプションを確認できる欄があります。その中の、「自動延長:あり」もしくは「自動延長:なし」を確認します。
落札者にとっても自動延長がありかなしかを確認しておくことは、大切なことです。自動延長がありだと思ってのんびりしていたら、なしの設定だったために時間までに入札できず落札を逃した、というのはよく聞く話です。
自動延長なしだけを検索できるサイト
落札者にとっては、自動延長は「あり」よりも「なし」の方が安値で落札しやすいため、入札者として欲しいものを狙う時は「自動延長なし」を探すと良いです。
しかし、ヤフオク!のデフォルトの設定が自動延長ありで、出品者としても自動延長ありの方が高値で落札されやすいため、自動延長なしの出品は少ないのが現状です。
とは言え、やはり少しでも安く落札したいのが入札者の心情だと思います。そんな方のために、「ヤスカウ」という自動延長なしだけを検索できるサイトがあります。
ヤフオク!公式では自動延長なしだけを検索する機能はなく、出品も少ないので普通に見つけるのは至難の業です。ヤスカウを利用し、是非お宝商品をゲットしてください。