2020年02月28日更新
LINE乗っ取りの手口・被害の対処法や対策/予防まとめ
LINEは日本で有名なコミュニケーションツールです。そのLINEでは金目的でLINEアカウントの乗っ取りという犯罪をはたらく人がいます。ここでは自分の個人情報を守るためにLINEアカウントの乗っ取りの手口から対策・予防までを紹介していきます。
目次
- 1LINEアカウントの乗っ取りの原因と手口
- ・フィッシング詐欺
- ・友達からのなりすましメッセージ
- ・LINEビジネス詐欺
- ・リスト型攻撃
- ・ブルートフォース攻撃
- ・パスワードの盗難
- ・電話番号を聞き出す
- ・LINE乗っ取りの目的
- 2LINEアカウントの乗っ取りで起こる被害
- ・自分のアカウントが使えなくなる
- ・友達に詐欺メッセージを送られる
- ・アカウントを削除される
- 3LINEアカウントの乗っ取りにあっているか確認する方法
- ・自分のアカウントが乗っ取られている場合
- ・友達のアカウントが乗っ取られている場合
- 4LINEアカウントの乗っ取りにあった時の対処法
- ・パスワード変更
- ・LINEへ問い合わせ
- ・友達のアカウントが乗っ取られている場合はLINEへ通報する
- ・逆探知はできるのか
- 5LINEアカウントの乗っ取り対策や防止設定
- ・怪しいメッセージに返信しない
- ・スマホの紛失に気をつける
- ・ログイン連携をしない
- ・電話帳の読み込みをしない
- ・ログイン中の端末を定期的に確認する
- ・パスワードの使い回しをしない
- ・パスワードを時々変更する
- ・LINEアプリにロックをかける
- 6LINEが乗っ取られる体験をした人の声
- ・乗っ取りの体験談
- ・返信してしまったらどうなるか
- ・乗っ取りに対する面白い返し
LINEアカウントの乗っ取りの原因と手口
LINEというのは人とのコミュニケーションを物理的に遠い距離でも可能にするSNSサービスの一つです。
今、日本国内ではスマホを持っている人ならほぼ全員、持っていない人でもパソコンやガラケーなどでLINEアプリをインストール・ダウンロードして友達とのコミュニケーションを物理的距離に関係なくとっています。
LINEが普及する前はメールなどが物理的距離に関係なくコミュニケーションをとれるツールとしてたくさんの人に使われていました。メールがメインのコミュニケーションツールだった時代から利用者をの頭を悩ませているものがあります。
それは詐欺メールやなりすましメールなどを送り付け、正当ではない方法で人からお金を搾取する悪質なネット犯罪者の存在です。手口はネット犯罪者の数だけ多く存在し、ありとあらゆる方法で人を騙して、お金を盗むことが目的なのがほとんどです。
メールがコミュニケーションツールの主流だった時代が終わった今でもネット犯罪者はSNSを利用して同じような手口・方法で人を騙して、お金を搾取しています。
その方法の一つとしてLINEアカウントを乗っ取りを目的としているものが増えています。ここではLINEアカウントを乗っ取りのためのあらゆる方法と手口と目的を紹介します。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺とは社会的に信用されている金融機関た企業などになりすまし、メールを送り電話番号などの個人情報を盗み取る手法の詐欺です。
LINEアカウントの乗っ取りで使われているフィッシング詐欺は自分が登録したメールアドレスにLINEコーポレーションになりすまし、別ページにいこうするURLと共にURLに飛びパスワードの再設定をするよう促す、それらしい文が送られてきます。
URL先はほとんどLINEのログイン画面と変わりないページでそこに電話番号やパスワードを含んだLINEアカウントにログインできる情報を記入するようになっています。
ここにパスワードなどの情報を入力すると見事に自分のLINEアカウントが乗っ取られてしまいます。
友達からのなりすましメッセージ
LINE友達になりすまし自分にメッセージを送り陥れようとする手法の犯罪があります。これの前提としては自分がLINE友達に追加しているLINEアカウントが既に犯罪者の乗っ取りにあっているという条件が成り立たないと起きません。
他にもLINEアカウントのID検索でヒットしたLINEアカウントを友達申請をし、LINE友達になってから悪行を働く手口もあります。
この方法ではアカウントの乗っ取り被害だけでなく、お使いと称してネット上で使えるマネーを買わせるよう促したり、指定の口座にお金を振り込ませたりしてお金を搾取するなどの被害に遭います。
LINEビジネス詐欺
次に紹介するLINEアカウントの乗っ取りの手口はLINEビジネスによる詐欺です。
よくメールや怪しげなサイトで「副業で○○万円稼ぐ」などと言った見出しのものを見たことがあると思います。このような見出しのものは大体ビジネス詐欺によく使われています。
LINEでも、こういった手口のビジネス詐欺が存在します。どことなくまったく知らないLINEアカウントから友達申請が来て、申請を許可するとすぐにトーク画面に「副業で○○万円稼げます!」のような文とともに、会員登録用URLなどが添付されています。
URLをタップするとLINEアカウントを乗っ取るための電話番号やパスワードを記入させるページに表示され、まずは個人情報が盗まれまず。次に会員費用といってとんでもない金額を振り込まされます。
すべて詐欺なので架空のビジネスです。振り込んだが最後、連絡が一切取れなくなり、結果、ただ個人情報とお金を盗まれるという被害を受けただけになるという手口の犯罪です。
リスト型攻撃
リスト型攻撃とは別名パスワードリスト型攻撃とも言われており、アカウントに不正ログインを試みる方法の一つです。
あらかじめ他のサービスからLINEのアカウント情報のリストを不正入手します。そのリストのLINEアカウントにかたっぱしから不正ログインしていくという乗っ取り手口です。
ブルートフォース攻撃
ブルートフォース攻撃とはパスワードを解読しLINEアカウントを乗っ取る手口です。
あらかじめにLINEで考えられるパスワードの文字列のパターンをすべて自動で入力されるプログラムが準備されておりそのプログラムを動かすことですべてのパターンのパスワードを一つずつ自動で入力されていくという仕組みになっています。
パスワードの盗難
LINE乗っ取りの際必要なのがパスワードです。なぜならパスワードがなければメールアドレスがあってもLINEアカウントにログインできず乗っ取りができないからです。
そのため、ネット犯罪者はありとあらゆる方法で人からパスワードを直接聞き出してたり、自動検出プログラムで善パターンを入力したりして盗みます。
電話番号を聞き出す
電話番号はLINEアカウントのセキュリティ面で最も重要視されています。なぜなら、LINEアカウントでログインするとき本人確認のために電話番号にPINコードというものが届きます。
PINコードの形は様々でSMSメッセージなどでその電話番号にPINコードが届きます。PINコードを入力しない限りLINEアカウントへのログインはできません。
そのため電話番号はLINEアカウントのセキュリティ面で最も重要な個人情報なのです。
LINE乗っ取りの目的
LINEアカウントの乗っ取りは手間がかかり難しいため、難しいことを成し遂げたという達成感による気持ちよさがたまらなく、その達成感目的でやる快楽主義の人もいると思いますが、ほとんどの犯罪者は金を目的としたLINEアカウントの乗っ取りがほとんどです。
このようなLINEアカウントの乗っ取りをした際の金の出どころは二つです。
LINE友達におつかいを頼む
一つ目は乗っ取ったLINEアカウントを友達追加しているLINE友だちに振り込みやiTunesカードやGooglePlayカードなどのネットマネーの購入を代わりにしてほしいなどのメッセージを送りお遣いを頼みお金を入手する方法です。
ネットマネーカードは買ったらその裏に認証コードがあります。それを入力すると購入した分の金額がネット上に入ります。その認証コードはLINEのトーク上のやり取りで求めてきます。
メッセージの中に「貸してほしい」と書かれていてもそれは本人が頼んでいないのでもちろん買った分振り込んだ分は帰ってきません。
個人情報の売買
LINEアカウントを乗っ取った際に、そのLINEアカウントにある個人情報も乗っ取った犯罪者の手に渡っています。
その個人情報を売ることでお金を生み出すことができます。買取先は大体が企業です。なぜ企業が個人情報を欲しがるのかというとインターネットが普及がすさまじい今ネットでほとんどのものを買うことができます。そのような購入履歴などをうまく利用してビジネスにつなげられるからです。
個人情報をから購入履歴出なく、その人がどこに行ったなどあらゆる行動が足跡としてネット上に残ります。その足跡が多いところに焦点をおいてビジネスにすることができます。
LINEアカウントの乗っ取りで起こる被害
LINEアカウントがどのような方法手口で乗っ取られるかまた、なぜLINEアカウントが乗っ取られるのかその原因目的について紹介してきました。ここでは、LINEアカウントが乗っ取られることで起きる乗っ取られた側の乗っ取り被害について紹介していきます。
自分のアカウントが使えなくなる
LINEアカウントは一つのスマホ端末でしか使用することができません。
とても当然の事にも思えますが、これが意味することは、もしLINEアカウント乗っ取りにあった場合その乗っ取りをした側の端末がスマホの場合、機種変更とみなされ、自分のスマホで自分のLINEアカウントが使用することができなくなってしまいます。
乗っ取り側がPCやタブレットで乗っ取りを行えば問題ないのですがスマホ端末で乗っ取りをされた場合、乗っ取りをされたという確認が取れないので非常に危険な状況下にいることになります。
友達に詐欺メッセージを送られる
自分のLINEアカウントが乗っ取りに合うと被害に遭っているのは自分自身だけではありません。乗っ取りを受けたLINEアカウントを友達追加している他のLINEアカウントにも被害が及びます。
金額でいえば自分が乗っ取りを受けたことよりも周りに振り込みなどのほうが圧倒的に金額が桁違いに高いはずです。被害は決して自分だけじゃないということを頭に入れ、対策、対処法を迅速に行うようにしてください。
アカウントを削除される
乗っ取りを受けたLINEアカウントはそのままにしておくと被害がどんどん拡大されていってしまいます。それを防ぐためにも対処法としてLINEアカウントを削除「します」。削除「される」というよりも削除「する」のほうが正しいかもしれません。
被害を増やさないためにも削除しなくてはいけませんが、そうするとLINE上のやり取り、LINE友達、すべてがゼロになってしまいます。
今はあまり会う機会がない小中学校仲良かった友達や、ネット上で知り合い仲良くなった友達などとLINEでやり取りをしていればその人たちの思い出がすべてが消えてしまいます。LINEアカウントの乗っ取りを受けるということはそれだけ大きなことなのです。
LINEアカウントの乗っ取りにあっているか確認する方法
これまでLINEアカウントの乗っ取りの原因と手口、LINEアカウントの乗っ取りで起こる被害は自分だけの被害ではなく、自分のLINEアカウントを友達追加しているLINE友達にも被害が及ぶということを紹介してきました。
次は乗っ取りの被害に遭っているLINEアカウントの確認方法を紹介していきます。
自分のアカウントが乗っ取られている場合
まずは自分のLINEアカウントが乗っ取りにあっているかもしれない場合その確認方法を紹介します。
ログイン通知の確認
他のスマホ以外の端末で同じLINEアカウントにログインすると上の画像のようにLINE公式のトーク画面に他の端末でログインされたという通知が届くようになっています。
もし自分が他の端末でログインしていない時にこのメッセージが届くとこのLINEアカウントは乗っ取りの被害に受けているということになります。その場合、メッセージの下のURLをタップしてください。
メッセージ下のURLをタップすると上の画像のように自分が操作している端末を含めない、LINEアカウントにログインをしたことのある端末が表示されます。心当たりのない端末がある場合はその端末の横にあるログアウトボタンをタップして、ログアウトさせてください。
ログイン中の端末を確認
「ログイン通知の確認」でログイン中の端末という画面を紹介しました。その画面は必ずしも公式LINEからのメッセージのURLからしか表示されないということではありません。そのほかのログイン中の端末画面の表示方法を紹介します。
上の画像のようにアプリ起動時の画面から左上の設定アイコンをタップしてください。
LINEの設定画面から「アカウント」という項目を選択してください。
ここにはLINEアカウント登録際のメールアドレスなどが表示されています。その下のほうに「ログイン中の端末」というものがあります。それをタップしてください。
ログインできない場合の対処法
既にログインできないという人もいると思います。原因は、乗っ取りの際スマホの端末を使用して乗っ取りをされた点です。
ログインできない場合、一人ではもう取り返しのつかないところまで来ているので、LINE公式のホームページからLINEコーポレーションの電話番号に電話をかけることをオススメします。
友達のアカウントが乗っ取られている場合
ここでは自分のLINEアカウントが友達登録しているLINEアカウントの中で乗っ取りの被害に遭っているアカウントを確認する方法を紹介します。
金銭を要求するメッセージが送られてくる
最初にも言った通り乗っ取りの原因となる目的は基本的に金です。乗っ取りの際偽物だということを悟られてはいけないのでトークからここ最近連絡を取っていない人に金銭を要求するメッセージを送り付けます。
乗っ取りを受けたLINEアカウントかどうかは最近もしくは全く連絡を取っていないLINE友達から急に金銭を要求するメッセージが送られてくるかどうかで大体判別がつきます。
日本語が変
乗っ取りをする人のほとんどが国外の人らしいです。そのため日本語があまりにも不自然な使い方をされていたり、その人らしくない日本語が使われていたりするところも乗っ取りをされているという確認をとることができます。
LINEアカウントの乗っ取りにあった時の対処法
次に紹介するのは自分のLINEアカウントが乗っ取りにあった時の対処法についていくつかあるので紹介します。
パスワード変更
「ログイン中の端末を確認」アカウント画面までの表示方法は紹介しました。アカウント画面に「パスワード」という項目があるのでそれをタップしてパスワード変更してください。変更は何か月に一回のペースでするのがおすすめです。
LINEへ問い合わせ
次の対処法として公式のLINEに問い合わせることです。普通ならお問い合わせ用電話番号に電話をかけ対処法を直接聞くことができます。しかし、LINEは少し変わっており、問題に対しての対策を円滑に対処法を立てるために事前にやることがあります。
問題に対する対処法を直接聞く前に事前にやっておくとよいこととは、LINE公式の問い合わせページに行くと上の画像のようなページがあります。このページではLINEを使用しているときに起きた問題を事細かに記入し確認をとります。
問題の原因となった場面をスクリーンショットし画像データに残したものを添付することができ、より問題が起きた状況を事細かに確認してもらえます。
画面にも書いてあるように、問題に対して円滑に対策を立てるためのものです。LINEサポートに連絡する際はこのページで記入しておくことをオススメします。
友達のアカウントが乗っ取られている場合はLINEへ通報する
自分ではなくLINE友達のアカウントが乗っ取りに遭っている場合はそのLINEアカウントをLINEに通報しましょう。通報はLINEアプリ内で行うことができます。ここではそのやり方の確認もしていきます。
まず、LINEアカウントが乗っ取りを受けている友達とのトーク画面に行きます。その画面の右上のアイコンをタップしてください。
タップすると上の画像のように画面にそのLINE友だちとのトーク画面に関して設定できる項目が表示されます。その中から「設定」をタップしてください。
「設定」をタップすると上の画像のようにトーク設定が表示されます。いくつかの項目があります。下にスクロールしていくと「通報」という項目が出てきます。これをタップしてください。
通報する際は何で通報する原因の確認をします。この場合、4つの項目から選ぶとしたら「迷惑行為」が適当だと思います。
逆探知はできるのか
今乗っ取りをした犯罪者はどこで何をしているかなどの完璧な位置は把握することはできませんがある程度の位置の把握は可能です。二つほどツールはあります。ここではそれらの使い方を確認していきます。
一つ目はLINEアプリの「ログイン中の端末」で確認することができます。ログイン中の端末には最後にログインしたときにどの場所にいたかを市町村まで確認することができます。
二つ目は非公式のツールですが一つ目よりもさらに詳細な位置情報が確認できます。
ツール名は「LINE乗っ取り犯追跡ツール」といいます。無料でできます。ブラウザで検索するとでてきます。このツールのデメリットですが、かなり自分のメッセージ上のトーク力が試されると思います。
というのも、このツールは乗っ取り犯に専用のURLをタップしてもらわないと位置情報を追跡することができないからです。URLをタップさせるのにその前のトーク力が必要になります。
LINEアカウントの乗っ取り対策や防止設定
これまではLINEが乗っ取りをされた後の対策・対処法について紹介してきました。ここで紹介するには乗っ取りに合わないための事前の対策・予防を紹介していきます。
怪しいメッセージに返信しない
一言に「怪しい」といっても、LINE友達からのメッセージにそもそも怪しいと思ったことはないと思います。まったく知らない人から友達追加の申請が来てメッセージが来るのは逆に怪しすぎるので犯人はそのような手口では乗っ取りをしてこないと思います。
近頃連絡を取っていないLINE友達に急にお金を要求されるとさすがに怪しいと思うので、単に知らない人というよりは、メッセージのやり取りをしていた期間などそういう面から判断して対策していくと良いと思います。
スマホの紛失に気をつける
基本的なことですが外出先でスマホを紛失してkらそのスマホが悪用され電話番号やLINEアカウントが乗っ取りにあったり他にも悪用されてしまうことがあります。
スマホは今やただのケータイではなく、あらゆる個人情報が詰まった財布並みに大切なものという意識を持っておくことも予防・対策になります。
ログイン連携をしない
LINEを使用していると何かと他アプリの連携をすると便利になります。しかし、便利になるからといってむやみやたらに連携しないほうがよいです。連携するそのアプリを運営する企業にも自分のLINEアカウントの情報を与えてしまいます。
そのため乗っ取り犯からするとそういうところから手口が増え乗っ取りの原因になってしまうからです。ちなみに過去にLINEアプリと連携した連携アプリの一覧を確認することができます。
確認するには「設定」→「アカウント」で上の画面に移動し「連動アプリ」という項目をクリックしてください。ここで連携している他のアプリのがすべて確認できます。
電話帳の読み込みをしない
スマホでLINEを使用している人はそうですが、LINEアプリを始めたてのころにスマホ端末の電話番号一覧のアクセスを許可するかどうか表示されます。乗っ取り対策をするとしたら乗っ取りの予防としてスマホ端末の電話番号一覧へのアクセスの許可は承諾しないほうがよいです。
もし、乗っ取られたとき、LINEアカウント中のLINE友だちだけでなくスマホ端末の電話番号を含んだものも根こそぎ盗まれてしまうかもしれないからです。
その対処法として、スマホ端末の電話番号を含む連絡先にLINEアプリがアクセスを許可はしないほうが乗っ取りの予防になります。
ログイン中の端末を定期的に確認する
次にLINEアカウントの乗っ取りの予防・対策として挙げれるのはログイン中の端末を定期的に確認することです。
LINEにはそのアカウントにログインしている端末を確認できる機能があります。そこに見覚えがない端末があるとそのアカウントが乗っ取りに遭っている可能性があります。そういうとこで乗っ取りに遭っているかどうかの見分けを付けることができます。
そのため、定期的にログイン中の端末を確認することは乗っ取りの予防・対策になります。
パスワードの使い回しをしない
他のアプリで使ているパスワードとは違うパスワードを設定することも乗っ取りの予防・対策になります。
アカウント乗っ取りが発生しているのはLINEアプリだけではありません。他のアプリでもアカウントが乗っ取りの被害に遭っています。そのためパスワードを使いまわしていることが原因でLINEアカウントまでもが乗っ取られてしまう可能性があります。
そのためパスワードの使いまわしをしないということはLINEアプリだけでなく他のアプリも乗っ取りの予防・対策になります。
パスワードを時々変更する
もう一つのLINEアカウントが乗っ取りに遭わない予防・対策はパスワードをこまめに変更することです。パスワードはログインの際に使います。
数か月に一度のペースで変えることで、メールアドレスが知られてしまっても少し精神的に不安定になることはないです。これがもう一つの乗っ取りに合わない予防・対策になります。
LINEアプリにロックをかける
LINEアカウントが乗っ取りに遭わない予防・対策の最後の一つはLINEアプリにロックをかけることです。
LINEにはスマホを開くときにロックをかける「パスコード」という機能がアプリにを開くときにも設定することができます。乗っ取りをしてパスワードがばれてしまってもパスコードでロックをかけることでアプリを使用することができません。
そのためパスコードを設定しLINEアカウントの乗っ取りの手口をふさぐ、予防・対策になるのです。
これらすべての予防・対策は数こそ多いですが、やることはとても単純で一つやるだけでも予防・対策としてかなりの効果を得られます。なのですべてやることをオススメします。
LINEが乗っ取られる体験をした人の声
これでLINE乗っ取りに対するまじめな説明は終わりました。
ここからは余談程度ですが、今までにLINEが乗っ取られる体験をした人たちの体験談を少し触れていこうと思います。
乗っ取りの体験談
乗っ取りの被害には合っていませんが乗っ取りに遭いそうになった人の体験談では実際に乗っ取りをしようとする人は「今忙しい?」といった少し相手を気遣ったメッセージから始まるそうです。
大体の乗っ取り犯は近頃連絡を取っていない人をターゲットにするらしいですが、その場合「今忙しい?」というのはあまりにも不自然な気がしました。自然な会話であれば必然的に「久しぶり!」とかになると思います。
返信してしまったらどうなるか
返信すること自体は乗っ取りの原因にはなりません。ただ、会話をしていくうちに電話番号を教えてほしいなどと乗っ取りや振り込みの原因につながっていきます。
乗っ取りに対する面白い返し
乗っ取りに遭うには、まず乗っ取り犯とのトークでの会話をしなければなりません。そのトーク力が低いと乗っ取りに遭う原因になってしまいます。
中にはそのメッセージのトーク力が高いため乗っ取り犯を逆にトークでもてあそぶ人もいます。そのもてあそび方が面白く、TwitterなどのSNSでその時のトーク画面とともにもてあそんだ証拠などを載せてバスっていました。
ちなみに公式LINEでは6月9日を「69(ロック)」とかけて催場0防災の日と制定しました。毎年行われています。サイバー防災の日から一定の期間乗っ取りに関する注意喚起や乗っ取りの原因となることを体験と共に知ってもらうというイベントが開催されています。
このイベントでは乗っ取りの原因となることを体験して感じることができるので是非参加してみてください。
いかがでしたしょうか。最後少しネタになってしまいましたが、乗っ取りを甘く見ていると痛い目に遭います。もちろん乗っ取りにあってしまう原因は乗っ取りを使用とした犯罪者にあるのは当然ですが、乗っ取りに関して無知で引っかかってしまった本人にも少なからず原因があります。
なので、少しでもLINE友達とのトークで違和感を感じたら、まったく知らない人からのLINE友だちの申請何はしっかりと警戒しましょう。