2019年09月30日更新
【ヤフオク!】転売が違法にならないためのポイントを解説!
皆さんはヤフオクを利用していますか?近年では転売は違法なのか?という問題が浮上していますよね。できるならば安全に利用したいものです。そこで今回はヤフオクでの転売が違法にならないためのポイントを解説していきたいと思います。
目次
ヤフオクの転売は違法?
本記事ではヤフオクの転売が違法にならないためのポイントを解説していきたいと思います。そもそもヤフオクで転売をすることは違法になる?それとも違法にならない?というのが気になるところだと思います。
そこでここではヤフオクでの転売は違法かどうかについて詳しく解説していきたいと思います。
ケースによっては逮捕の可能性も
一言で言ってしまうと、ヤフオクでの転売は違法にならないのが事実です。しかし、これは商品によります。例えばチケットなどはどうでしょうか?チケット転売と聞くとダフ屋が逮捕されるイメージがあると思います。
ダフ屋と言うのはコンサート会場で、直接チケットを転売する行為ですが、ダフ屋は迷惑防止条例などで禁止されいて、見つかれば問答無用に逮捕されます。古物営業法違反で逮捕されました。古物は中古品だし関係ないのでは?と思うかもしれません。
一度人の手に渡ると未使用でも古物として扱われます。そういった商品によってはヤフオクに限らず転売すると違法になってしまうので法律で禁止されていることは自分の身を守るために辞めておきましょう。
ヤフオクとは?
『ヤフオク!』とはYahoo!JAPANが提供する国内シェアの約80%を占める国内最大級インターネットオークションサービスです。その『ヤフオク!』には、一般アカウントとストアアカウントと2種類あります。
『ヤフオク!ストア』とはYahoo!JAPANが定める基準をクリアした法人または個人事業主の店舗のことを言います。最近の『ヤフオク!ストア』の成長率は高く落札総額は前年比110%超えとなっています。
【ヤフオク!】転売が違法になるケース~古物商許可証~
本記事ではヤフオクの転売が違法にならないためのポイントを解説していきたいと思います。ヤフオクでの転売は法律で禁止されているものやチケットなどの転売は違法行為に値すると書きましたね。自分の身を守るためには辞めておくべきということも…。
ではヤフオクの転売が違法になるのはどのようなケースなのでしょうか?そこでキーワードになるのは古物商許可証というものです。この古物商許可証があればヤフオクでの転売は違法にならない場合もあります。
そこでここではヤフオクの転売で古物商許可証が必要になる場合について見ていきたいと思います。
古物商許可証が必要になる
まず、『古物商許可証』というのは、いわば『中古品を販売する為の免許』のようなものです。したがって、この古物商許可証を持たないまま中古品を転売するのは残念ながら違法となってしまいます。つまり法律で禁止されています。
転売で古物商許可証を持っていなくて法律で禁止されているとはと思いますが、これは車の運転免許を持ってないのに車を運転するようなものですからね。ただ厄介なのが、この古物商許可証を取得するのは結構面倒だったりするという事です。
古物商許可証は、取得するのに2万円近い金額がかかりますし、そのために用意する必要書類も多いです。さらに、申請してから取得完了まで40日~60日前後の日にちが必要になってきます。
とはいえ、古物商許可証の取得が面倒だからといって、古物商許可証『なし』で中古品を転売すると、最悪の場合、『懲役3年または100万円以下の罰金』が課せられる事もあるんです。これは笑い事では済まされないので絶対に避けておきたいところです。
ヤフオクで転売をして法律違反にならないためには古物商許可証を取得しておくことをおすすめします。
【ヤフオク!】転売が違法になるケース~禁止商品の取引~
本記事ではヤフオクの転売が違法にならないためのポイントを解説していきたいと思います。ヤフオクでの転売は法律で禁止されているものやチケットなどの転売は違法行為に値すると書きましたね。自分の身を守るためには辞めておくべきということも…。
また、古物商許可証も取得しておくと法律で違反にならないものもあるので古物商許可証を取得しておくといいということも紹介しました。続いてはヤフオクで転売が違法とみなされている場合です。どのようなものが法律で禁止されているのでしょうか?
ここではヤフオクで転売をするにあたって法律で禁止されている商品や転売行為について見ていきたいと思います。
偽物を販売
ヤフオクに限らず、偽物の販売は、そもそも偽物なので商標法違反にあたります。特にブランド品等は、偽物の流出が非常に多いので知らないうちに偽物を購入している事がよくあります。筆者もフリマアプリなどを利用しています。
その際に必ずサイトに明記されているのが偽物ブランドなどの転売・販売です。これは法律で禁止されているため違法になります。違法にならないのはもちろん正規品の商品です。自分の身を守るために正規店で購入したもの以外は転売を辞めておきましょう。
所持自体は罪にならない
なお、偽物を買って自分で使用する分には罪になりません。買うこと自体を罰する法律はありませんし、単純所持および使用にも罰する法律が無いからです。ただし、偽物と知ってて友人にあげたりする『譲渡』は場合によっては違法になる場合があります。
あくまで『自分で使う』にとどめておきましょう。それでも筆者もブランド品のアイテムが好きですが、偽物は持っていても気分は良くないですよね。後々の処分にも困りますから…。
販売が法律で禁止されているもの
各サイトやアプリではそれぞれに『出品禁止』」を定めていますが、サイトが定めた出品禁止物を販売してもせいぜい『アカウント凍結』程度です。ここでいう販売禁止品目とは、『売ると法律で罰せられるもの』のことを指します。
もちろんヤフオクでもこういった法律に触れるような商品の販売は禁止しています。この法律で禁止されているものを販売した場合は違反となり罪に問われます。
法律で禁止されている物には非常に多くの種類がありますが、主なものを挙げていきます。
- 盗品
- ワシントン条約などに抵触する物(剥製・象牙)
- 児童ポルノ/無修正アダルト
- 爆発物
- 銃器や刃物類
- 口座
- ドラッグ
- 使用者名義の変更のない携帯電話
- ふぐなどの危険な食品
しかしこの中でも意外な商品が違反となってしまう場合があります。例えばモデルガン。モデルガン自体は違法ではありませんが、(ただし年齢制限には注意)違法になるケースがあります。
定められた威力を上回る改造を施されたエアガンやモデルガンはおもちゃではなく『銃器』として取り扱われます。つまり売るのはもちろん、所持しているだけで『銃刀法違反』です。そのため自分の身を守るためにはこれらは避けましょう。
アルコール類の販売
実はヤフオクに限らず。お酒の販売についても、実は法律で禁止されているのです。お酒を販売するにあたって法律違反にならないことは、酒類販売免許というものが必要でして要するに免許を取得しないとお酒を販売する事ができないという事です。
【ヤフオク!】転売が違法になるケース~チケット~
本記事ではヤフオクの転売が違法にならないためのポイントを解説していきたいと思います。ヤフオクでの転売は法律で禁止されているものやチケットなどの転売は違法行為に値すると書きましたね。自分の身を守るためには辞めておくべきということも…。
そして先ほどはチケットの転売としてダフ屋についてなども少しご紹介しました。ダフ屋同様、チケットの転売行為も同じく法律で禁止されている行為になります。つまり違法です。そこでここではヤフオクの転売でチケットについて紹介します。
チケットの転売/ダフ屋行為
以前はチケットを販売することはヤフオクの規約上問題なかったのですが、高額転売が社会全体の問題となってきたことに伴って、現在は『転売目的で入手したチケット』が出品禁止となっています。転売目的で売ろうとするとします。
すると、ヤフオクで出品制限がかかるなどの措置が取られる可能性があります。チケットを個人で販売するのはセーフなので、転売目的による規約違反かどうかは運営サイドの判断によって決まります。現在は何処でもチケット転売に規制がかかっています。
例えば、USJのチケット転売にも規制がかかっています。どうしても見分けがつかないのでチケットの転売行為やダフ屋は厳しく警察も取り締まりを続けているのが現状です。
定価以下で売った場合
「高額でチケットを販売するならばいいの?ダフ屋と一緒はないよね?」と思う方もいるでしょう。しかし定価以下かどうかは関係なく、『転売目的で売ったかどうか』が重要です。したがって『定価以下だから違反にならない』は成立しません。
行けなくなり売った場合
もし、あなたが正規のルートでチケットを入手して、しかしその日にどうしても別の用事で行けなくなってしまったということがあります。そういった場合には違法にならないのでしょうか?定価以上で売った場合は当然、転売目的となる可能性もあります。
定価以下でも利益目的でない証明をする必要があるかもしれません。どのような場合でもチケットは絶対に売ってはいけません。ダフ屋とは違ったとしてもやめましょう。
チケットを販売するときの注意点
ではヤフオクでチケットを転売するにはどういった注意点があるのでしょうか?ダフ屋と同じになりたくない。そんな方もいるでしょう。ヤフオクでチケットを販売する注意点は以下のものがあります。
- チケット販売者側が転売を禁止している
- 定価より高額で販売している
- チケットを大量出品している
ダフ屋と同じにならないようにするにはこれらの注意点に気を付けなければなりませんね。ではこれらの注意点について詳しく解説していきたいと思います。
チケット販売者側が転売を禁止している
チケットの転売を大々的に禁止しているようなコンサートだと、ヤフオクでは転売目的でなくても目を付けられてしまうリスクがあるので注意しましょう。
定価より高額で販売している
ヤフオクでチケットを転売するにあたって、チケットを定価より遥かに高額な値段で販売するのは、やめた方が良いです。確かに価値のあるチケットは、定価の2倍や3倍以上で売れることも珍しくありません。
しかし、価格を釣り上げて販売するのは、転売目的でなくても転売屋と同じことをしているので、やめた方が良いでしょう。高額転売をすることが社会問題となっているので、値段を釣り上げて売るのはやめておきましょう。
チケットを大量出品している
チケットばかり出品しているアカウントは、仮に転売目的でなかったとしても、傍から見ると転売屋と変わらないです。『コンサートが好きで大量にチケットを買ったけど行かなくなった…』という人は稀でしょうから。というかほぼいません。
転売屋として見なされるリスクがあるので、チケットばかり売るのは絶対にやめてください。
【ヤフオク!】転売が違法にならないためのポイント
本記事ではヤフオクの転売が違法にならないためのポイントを解説していきたいと思います。ヤフオクでの転売は法律で禁止されているものやチケットなどの転売は違法行為に値すると書きましたね。自分の身を守るためには辞めておくべきということも…。
ヤフオクで転売をするのであれば違法にならないように安全に行いたいものですよね。そこでここではヤフオクで転売をするにあたって違法にならないためのポイントを紹介していきたいと思います。どのようなポイントがあるのか見ていきましょう。
古物商許可証の取得
古物商許可は、中古品に限らず一度出回った物を販売するために必要な許可書です。不用品を売る程度は問題ないですが、継続的に利益が目的でヤフオク転売を行うなら違法となることがあるので持っていて損はないでしょう。
ただ、古物商許可証の取得には少し手間が必要で、平均で1か月から2か月くらいと時間がかかる上に、お金も1万9千円程度かかります。ここからは古物商許可証の詳細について解説していきます。
必要書類について
まずは古物商許可証を取得するにあたっての必要書類を見ていきたいと思います。必要書類は以下になります。
- 個人許可申請書
- 住民票
- 身分証明書
- 登記されていない事の証明書
- 略歴書
- 誓約書
- HPがある場合はURLが確認できる書類
必要費用について
また、古物商許可証を取得するのにはお金もかかります。必要費用について簡単に紹介をします。
- 取得手数料…19000円
- 住民票代金…300円
- 市町村で発行してもらう身分証明書…300円~600円
- 登記されていないことの証明書…300円
- 土地、建物の登記簿謄本…600円
- 登記事項証明書…600円
メーカーからの仕入れを増やす
最後のポイントとしてはメーカーからの仕入れを増やすことです。やはり、安定するのはメーカーからの仕入れです。メーカーからの仕入れですので、何かあった場合メーカーも補填してくれますし国内メーカーでしたら、安心安全です。
転売初期の頃はメーカーからの仕入れをうまく行えませんが、転売で資金ができた人は少しずつメーカー仕入れを増やしていくと良いと思います。
【ヤフオク!】違法な転売の手口について
本記事ではヤフオクの転売が違法にならないためのポイントを解説していきたいと思います。ヤフオクでの転売は法律で禁止されているものやチケットなどの転売は違法行為に値すると書きましたね。自分の身を守るためには辞めておくべきということも…。
また、ヤフオクで転売をするには必要書類もあるますが古物商許可証を取得しておく方がいいというポイントも紹介しましたね。実は販売している側にも自分の身を守るために気を付けるべきポイントがあります。
そこでここではヤフオクで多い、違法な転売の手口について見ていきたいと思います。
転売に関する詐欺
実はヤフオクなどのフリマアプリなどでは巧妙な詐欺行為が多発しています。気分を害するわけではなくお金なども奪われてしまうことがあるのです。自分の身を守るために以下の詐欺行為には注意しましょう。
- 転売商品を奪う
- 釣り上げ詐欺
- 次点詐欺
転売商品を奪う
これはナイジェリア詐欺と呼ばれる外国人による詐欺の一種です。ただし、犯人が本当にナイジェリア人とは限らないだろうしわかりません。あなたも、ヤフオクに出品したら、突然、英語の質問が書き込まれた…といった経験はないでょうか。
すると、銀行にお金を振り込んだという偽の銀行からのメールが届き、お金を払っていないにも関わらず商品を奪ってしまうという卑劣な詐欺行為なのです。せっかく入手した商品を奪われたら元も子もないですよね。
釣り上げ詐欺
これは”釣り上げ詐欺”と呼ばれていて、ヤフオクでよくみられる詐欺です。オークション転売の仕入れでも、この犯罪に遭う可能性があり、特に仕入れに熱くなりやすい人は気を付けてください。出品者が、別IDを使って入札し、落札金額を釣り上げてくる行為です。
ただ、これは同一人物がその行為をしたか証明するのが難しいです。そのため、昔からありますが、今でも実際に行われています。ただ、オークション転売をする人なら、違法な出品者から身を守れるはずです。相場を調べて落ち着いて価格を見れば防げるでしょう。
特にオークションで商品を出品する方は気を付けてください。
次点詐欺
競り負けて目当てにモノが、落札できずに悔しがっていたところに、『落札者がキャンセルになったので、あなたと直接取引をしたい』とメールが届くことがあります。このパターンも間違っても相手にしないようにしましょう。
お金を送ったら戻ってきません。
もちろん、ヤフオクでの転売を行っている方はいると思います。しかし、違法行為になってしまったり、詐欺にあうと自分の身を守ることができなくなります。また、特に近年問題になっているダフ屋などには気を付けましょう。
安全に取引をしてヤフオクで転売を行ってください。