【PayPay】現金の払い出しが可能な「PayPayマネー」を開始！

スマホ決済サービス【PayPay】が、「資金決済に関する法律」における資金移動業の登録を完了し、現金の払い出しが可能な「PayPayマネー」を開始したことを発表しました。

【PayPay】が「資金決済に関する法律」における資金移動業の 登録を完了したことで、2019 年 9 月 30 日より「PayPay」にて、本人確認手続きを完了したユーザーは、現金へ払い出し(出金)可能となる「PayPay マネー」の利用ができるようになります。

【PayPay】では、出金機能を提供するために必要だった「資金決済に関する法律」における資金移動業の登録が完了したことで、「Yahoo!マネー」が「PayPay」に統合されます。今後、「Yahoo!マネー残高」はPayPay残高へ移行する必要があるとのことです。

【PayPay】にて現金へ払い出し(出金)可能となる「PayPayマネー」の利用方法についてご紹介します。

「PayPay マネー」を利用するには、まず事前に本人確認手続きが必要となります。本人確認が完了すると、銀行口座などからチャージしたPayPay残高が、従来のPayPayマネーライト（旧PayPay ライト）から「PayPayマネー」に変更されて出金が可能になります。

なお、これまでに保有している「PayPay残高」については、「PayPayマネー」に変更することはできないとのことです。

「PayPayマネー」に変更する際の手数料について説明します。銀行口座などからチャージしたPayPay残高から「PayPayマネー」への出金は100円から対応可能となっています。

「PayPayマネー」への出金する際の手数料は100円となっていますが、「PayPayマネー」をジャパンネット銀行に出金する場合は手数料がかかりません。

「PayPay残高」の名称と種類についてご紹介しておきましょう。

 

「Yahoo!マネー」が「PayPay」に統合されたことによって、「PayPay請求書払い」では「Yahoo!マネー」が対応していた約300の地方公共団体や事業者の請求書に対応が可能になっています。

ユーザーがアプリを使って公共料金などの支払いができる「PayPay請求書払い」では、利用可能サービスに、これまで「Yahoo!マネー」 が対応していた約 300 の地方公共団体や事業者の請求書が追加となりました。

今後は、日常生活の中でのさまざまな料金を、自宅にいながら 24 時間いつでも「PayPay」で決済することが可能となります。

「PayPay」で「PayPayマネー」を利用するには、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」に基づいた本人確認が必要となります。

本人確認の方法についてですが、「PayPay」では銀行口座を登録することによる間接的な本人確認に加えて、 株式会社ポラリファイが提供する「Polarify e-KYC」を活用した簡単な本人確認を、「PayPay」アプリ 内で利用することができます。

「Polarify e-KYC」は、本人確認書類と顔をスマートフォンのカメラで撮影するだけで本人確認を完了することが可能で、ユーザーは面倒な手続きをすることなく「PayPayマネー」の利用を開始することができます。