「らくらくメルカリ便」と「‎ゆうゆうメルカリ便」便利なのはどっちか解説！

メルカリには「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」という配送方法が用意されています。どっちもとても便利な配送方法でおすすめなのですが、名前が似ていてこの2つの配送方法の違いが分からない人が多いようです。

今回は「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」それぞれを比較しながら、その2つの共通点やサービスの違い、そしてどっちが便利かを詳しく解説します。ではまず「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の特徴を見ていきましょう。

「らくらくメルカリ便」とは2015年4月1日からメルカリとヤマト運輸が提携した配送サービスです。「らくらくメルカリ便」ではクロネコヤマトを使った「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」という3つの宅配方法を利用できます。

宛名書き不要で、全国一律の送料、配送状況確認ができる上、住所・名前を伏せて送る匿名配送が可能となっています。「らくらくメルカリ便」の「ネコポス」サービス開始時はヤマト運輸の営業所のみで荷物の受取りが可能でした。

その後コンビニでの対応開始されて、2016年6月20日からは自宅まで荷物を取りに来てくれる「集荷サービス」も開始しとても便利になっています。

「ゆうゆうメルカリ便」とは、2017年6月20日からメルカリと日本郵便が提携した配送サービスです。「ゆうゆうメルカリ便」では「ゆうパケット」と「ゆうパック」が通常よりも割安の料金で利用できてとても便利です。

「ゆうゆうメルカリ便」も宛名書き不要で、全国一律の送料、配送状況確認ができる上匿名配送に対応していて、購入者に名前や住所を教えずに取引が行える点も大きなメリットと言えます。

「ゆうゆうメルカリ便」は郵便局・コンビニを使った宅配方法で、郵便局・コンビニでの配送・受取が可能です。

ではまず「らくらくメルカリ便」と「‎ゆうゆうメルカリ便」、それぞれの発送場所を比較しどっちが便利かをみてみましょう。

商品を発送する際「らくらくメルカリ便」と「‎ゆうゆうメルカリ便」も共通して専用端末と呼ばれる機械にアプリ内の「取引画面」から表示される「2次元コード（QRコード）」を読み込ませる操作を行います。

「らくらくメルカリ便」を発送できる場所は以下となります。
 

• ヤマト営業所（ネコピット設置の営業所）
• ファミリーマート（Famiポート設置の約11,500店舗）
• セブン-イレブン（約20,000店舗）
• 宅配便ロッカーPUDO（約3,800箇所）
• 集荷（「ネコポス」以外可能）

「ゆうゆうメルカリ便」を発送できる場所は以下となります。
 

• 郵便局
• ローソン（Loppi設置の約13,000店舗）

では次に「らくらくメルカリ便」と「‎ゆうゆうメルカリ便」の配送料金を比較しどっちが便利かみてみましょう。

「らくらくメルカリ便」には、「ネコポス」「宅急便コンパクト」「宅急便」という3つの発送方法があります。さらに家具など大きなサイズ商品を発送する際は「大型らくらくメルカリ便」を利用できます。それぞれ配送料金が違いますので確認しておきましょう。

ネコポスの詳細を表にまとめました。
 

「ゆうゆうメルカリ便」には、「ゆうパケット」「ゆうパケットプラス」「ゆうパック」という3つの発送方法があります。それぞれ配送料金が違いますので確認しておきましょう。

「ゆうゆうメルカリ便」の「ゆうパック」は60サイズ・80サイズ・100サイズがありそれぞれ配送料金が違います。「ゆうゆうメルカリ便」の最大サイズは100サイズです。100サイズでありながら全国一律1,000円という配送料金はとても安いです。
 

「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の配送料金を比較すると、A4サイズでは「ゆうゆうメルカリ便」の「ゆうパケット」は「ネコポス」よりも20円安い料金で配送できます。

「ネコポス」よりも対応するサイズも厚みもやや大きい「ゆうパケット」が175円という安い料金で利用できる点が、「ゆうゆうメルカリ便」の料金面でのメリットと言えるでしょう。

では次に「らくらくメルカリ便」と「‎ゆうゆうメルカリ便」の配送サイズを比較して、どっちが便利かを確認しておきましょう。

「らくらくメルカリ便」の配送サイズは以下の一覧のようになっています。「らくらくメルカリ便」にはネコポス、宅急便コンパクト、宅急便の3種類のサービスがありA4サイズから160サイズまで幅広く対応しています。
 

「ゆうゆうメルカリ便」の配送サイズは以下の一覧のようになっています。「ゆうゆうメルカリ便」には「ゆうパケット」「ゆうパケットプラス」「ゆうパック」の3種類のサービスがありほぼA4サイズから100サイズまで対応しています。
 

配送サイズを比較すると「らくらくメルカリ便」が最大160サイズまで対応しているのに対して、「ゆうゆうメルカリ便」は最大100サイズまでしか対応していない点が違いと言えるでしょう。

では「らくらくメルカリ便」と「‎ゆうゆうメルカリ便」の発送できる重量を比較しどっちが便利かをみてみましょう。

「らくらくメルカリ便」の配送重量は以下の一覧のようになっています。
 

「ゆうゆうメルカリ便」の配送重量は以下の一覧のようになっています。
 

「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の配送重量を比較すると「ゆうパック」はサイズに関わらず25kgまで対応しているという点で違いがあります。「らくらくメルカリ便」で25kgまで対応しているのは160サイズとなり料金が高くなります。

書籍や家電など重さがある商品を送る場合には、「ゆうゆうメルカリ便」の「ゆうパック」がおすすめです。100サイズまでなのであまり大きな荷物は不可能でですが、サイズが収まるなら「らくらくメルカリ便」よりもお得です。

「らくらくメルカリ便」の場合は例えば、サイズが60でも重さが10kgあると100サイズになってしまい、小さくても重い荷物は、料金が高くなってしまいます。

また重くてコンビニまで運ぶのが辛い場合は、宅急便の集荷をお願いするのも手です。この場合は集荷サービスのある「らくらくメルカリ便」を利用すると良いでしょう。

「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の受取日数について比較してどっちが便利であるかを確認しておきましょう。

「らくらくメルカリ便」は時間指定や日付指定も可能です。ただしポスト投函であるネコポスは不可能となっています。「らくらくメルカリ便」で距離が近い場合は発送してから基本的に1〜2日で商品が届きます。

同じ県内であれば次の日に届くことも珍しくありません。距離が遠い場合は3〜4日程度で届くようです。「らくらくメルカリ便」という名称があるものの、基本的な配送内容はヤマト運輸の配送方法と違いありません。
 

「ゆうゆうメルカリ便」の受取日数は以下の一覧のようになっています。「ゆうゆうメルカリ便」の場合土日、祝日を挟んだ場合や配送先の地域によって届くまでさらに時間がかかることもあります。
 

「ゆうゆうメルカリ便」は日本郵便が配送するので荷物の受取日数が遅い点がデメリットです。「らくらくメルカリ便」の宅配便と違い土日は配送をしていないからです。発送した日が金曜の夜や土曜日になると、翌日の日曜には届かず早くても月曜日なります。

一方、らくらくメルカリ便の受取日数は曜日に関係なく営業をしているので、ネコポスでも翌日には届られます。また日時指定したい場合は「らくらくメルカリ便」の「宅急便コンパクト」「宅急便」を利用しましょう。

どっちの受取日数が短く早く受け取れるかというと「らくらくメルカリ便」の方がおすすめかもしれません。

また発送の際ヤマトの営業所や郵便局に持っていった場合はその場で荷受けとなりますが、コンビニから発送した場合、時間帯によっては翌日の集荷扱いになってしまいます。

購入者から「〇〇日までにほしい」と要望があり、日数を計算して「大丈夫です」と返事をしたものの、コンビニの集荷が終わっているのに気づかず間に合わない場合にトラブルの元となるので慎重に発送方法を選びましょう。

では最後に「らくらくメルカリ便」と「‎ゆうゆうメルカリ便」の共通点について確認しておきましょう。

「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の共通の特徴の一つが匿名配送でしょう。出品者と購入者がお互いに自分の名前や住所を教えなくても取引ができる匿名配送は大きなメリットです。

どっちも匿名配送対応にして出品することで、個人情報保護の観点からも安心・安全で、個人情報の管理を気にする方にも購入しやすいサービスとなっています。

「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の両方とも共通して着払いは対応不可です。着払いは出品者が送料を負担する場合のみに使える方法なのでもし着払いを使うならば、通常の宅急便やゆうパック、宅急便コンパクト、ゆうメールになります。

「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」は共通して荷物追跡サービスがあるので、発送から到着・受取までの荷物の状況がお互い把握することができ、安心して取引することができます。

「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」は共通して、配送時に商品紛失したり破損したり等トラブルが発生した際には、メルカリが適切にサポートしてくれ全額補償してくれるシステムとなっています。

特に配送トラブル時が発生するとかなりの時間と労力が奪われるので、メルカリの事務局が間を取り持ってくれるという意味でも全額補償は助かります。

「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の共通した大きな特徴は配送料金を安くできる点が挙げられます。

どちらの配送サービスも共通して「メルカリ」が「日本郵便」や「ヤマト運輸」の通常送料との差額を負担してくれることで、お得な料金で配送できるようになっています。発注先の住所を気にすることなく商品価格が設定できます。

「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」は共通して配送先が日本のどこであっても、全国一律の料金で配送することができ、北海道から沖縄に配送したとしても送料が一律な点は大きなメリットです。

「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」は共通して配送料金に関して、商品が到着した際に売上金額より自動で引かれるというシステムなので、キャッシュレスで発送できる点が大きなメリットとされています。