2019年11月04日更新
【ドコモ】「+メッセージ」が企業の公式アカウントに対応!
ドコモは「+メッセージ」において企業の公式アカウントサービスの提供を開始しました。「+メッセージ」の公式アカウント機能は企業と個人とのコミュニケーションの円滑化を目的としていて、さらに12月にはドコモは配信代行サービス「メッセージコネクト」の提供を開始します。
NTTドコモ「+メッセージ」が企業の公式アカウント提供開始
NTTドコモは10月31日から、3キャリア共通のメッセージングサービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」において、企業の「公式アカウント」機能のサービス提供を開始しました。
「+メッセージ」の公式アカウント機能とは、企業と個人とのコミュニケーションを円滑化することを主な目的として4月に発表されたもので、6月からはau(KDDIと沖縄セルラー電話)でもサービス提供を開始しています。
このサービスは「+メッセージ」アプリを最新版にアップデートすると利用可能となります。
各企業の「公式アカウント」はドコモによる審査を通過し、認証を得たことを示す「認証済みマーク」が表示されています。「認証済みマーク」によって企業の信用性を確保することが可能となっています。
企業は「認証済みマーク」が表示されたアカウントを使って個人ユーザーに情報を発信したり、個人ユーザーとコミュニケーションを取ったりすることが可能です。
ユーザー側はこのサービスを通じて、金融機関等の契約内容の変更や交通機関の電子チケットの予約、受け取り、飲食店の予約リマインドなどに「+メッセージ」を利用できるようになります。
ドコモはサービス提供開始と共に、「ドコモあんしん遠隔サポート」と「DOCOMO IR News」という2つの公式アカウントを開設しました。
「ドコモあんしん遠隔サポート」はチャット形式でスマートフォンやタブレットの使い方や設定に関する問い合わせに対応する公式アカウントで、「DOCOMO IR News」はドコモの投資家向けに情報を配信する公式アカウントとなっています。
ドコモ版の「+メッセージ」アプリは、Android端末用なら「docomo Applicaton Manager」または「Google Play」から、iPhoneやiPad用なら「App Store」からダウンロードすることで利用できます。
ドコモは12月から配信代行サービス「メッセージコネクト」提供開始
さらにドコモでは12月から法人や自治体を対象とする配信代行サービス「メッセージコネクト」の提供を開始します。
「メッセージコネクト」とはドコモの「+メッセージ」とSMSの両方に対応している配信代行サービスで、専用サイトからや専用APIを介して端末や用途に合わせて適切な手段でメッセージを配信できるサービスです。
「メッセージコネクト」では長文や画像、動画を用いたコミュニケーションは「+メッセージ」で、手軽なやりとりはSMSでという使い分けに対応しています。
企業からメッセージを配信する際は、Web接続で手軽に利用可能な「入稿サイト」か、企業の既存のシステムと「メッセージコネクト」を連携できる「外部API」の二つの接続方法から選択ができます。
また「メッセージコネクト」機能を使った「+メッセージ」やSMSのやりとりが行える個人はドコモユーザーだけでなく、他通信事業者の回線を利用している個人も対象となります。
ドコモは、様々な企業と個人を繋ぐオープンプラットフォームとして、また様々な用途やサービスを支えるメッセージサービスとして、「+メッセージ」を安心して便利に利用いただけるように対応していくとしています。