「6秒えいご漬け」は、シャドーイングにより「聴く力」と「話す力」を集中的に鍛えることができるアプリですがこの度使い放題プランが登場しました。「6秒えいご漬け」は音声認識をGoogleからAppleに替えて使い放題の月額480円の定額プランを実現させました。
iOS向けアプリ「6秒えいご漬け」は、シャドーイングにより「聴く力」と「話す力」を集中的に鍛えることができるアプリで、2019年4月に公開されて以来英語学習をする人たちから絶大な支持を得ています。
これまでスマホのマイクで入力された音声がGoogleの音声認識APIを通じて認識され判定される仕組みとなっていましたが、この度音声認識エンジンをAppleのAPIに切り替えて月額480円の定額制となりました。
今ではGoogleの音声認識エンジンは補佐的に活用するにとどまり、メインでは無料で使えるAppleのものを利用しています。
これまでGoogleでの音声認識機能の使用は最初の50回は無料となっていて、それ以上になると課金をしなければなりませんでした。
実際「6秒えいご漬け」アプリを利用すると、50回ではレッスン回数として4〜5程度となりあっという間に消費してしまいます。TOEICのスコアアップや入試のリスニング対策に効果的なこともあり、定額を望む声がとても多かったようです。
実際音声認識は利用するごとにGoogleへの支払いが生じるため、どう調整しても定額にできなかったと開発者の方は説明しています。
今回「6秒えいご漬け」は音声認識エンジンをAppleのAPIに切り替えて、待望の月額の定額化を実現しました。
検証してもGoogleの音声認識エンジンの精度と差はなく、アプリごとに利用できるデータの総容量は無限ではないので、一定量に達した際はAIをAppleからGoogleへ切り替えているようです。この場合もユーザー側には全く問題なく利用可能です。
Appleの次期バージョンのAPIでは機械学習によるローカルでの音声認識も可能になるため、AppleのAPIだけで完結できる日も近いと言えます。
「6秒えいご漬け」とはシャドーイングで「聴く力」と「話す力」を短期間で一気にのばすためのアプリです。以下のリンクからインストールすることが可能です。
「シャドーイング」とは、英語を聴きながらそれをそのまま真似して発音することを繰り返すトレーニングのことを言います。
シャドーイングでの練習を行うことで「発音」「英語のリズム」「音の強弱」「イントネーション」「リスニング力」「スピーキング力」「語彙力」の強化を図ることが可能です。これは幼児が母国語を丸覚えすることで習得するのと同じ原理です。
意味がわからなくてもどんどん声に出すことが重要なのは分かっていてもなかなか機会がありませんが、このアプリは6秒以内に繰り返し発音しその機会を半ば強制的に与えてくれるため効果的です。
「6秒えいご漬け」最新バージョンでは、ビジネス英会話に特化したセンテンスも搭載されています。これまでの会話重視のものからかなりコンテンツが倍増しています。お気に入りのセンテンスを登録し、英単語・会話帳としての活用も可能になりました。
月額480円の使い放題プランで好きな時に勉強できますので、急いで英語力を付けたい人にぜひおすすめします。