総務省は2020年1月6日、「マイナポイント事業」の解説サイトを公開しました。「マイナポイント事業」の解説サイトでは、「マイナポイント」の申込方法や実質25%のポイント還元が行われることなど詳しい利用方法が公開されています。
総務省は2020年1月6日、「マイナポイント事業」の解説サイトを公開しました。「マイナポイント事業」とは、マイナンバーカードの普及にむけた取り組みの一つで、2020年9月から2021年3月までの7カ月間実施されます。
2020年6月に終了する「キャッシュレス・消費者還元事業」と2020年8月の東京五輪が終わった後も、消費が落ち込まないようにする消費活性化策が狙いとなっています。
「マイナポイント事業」の解説サイトには、消費者および事業者向けに分けて「マイナポイント」の概要が説明されていて、決済事業者の登録要項も公開されています。
「マイナポイント」とは、決済事業者が付与するポイント等の総称です。キャッシュレス決済サービスを提供する決済事業者を通じて、チャージまたは買い物などの利用に対し「マイナポイント」25%を付与する仕組みとなっています。上限は5,000円相当です。
25%という高還元率の「マイナポイント」の付与を受けるにあたって、「マイナンバーカードの取得」と「マイキーID」の設定が必要となります。
「マイキーID」とは、「マイナンバーカード」のICチップの中の電子証明書を活用して、Web上のマイキープラットフォームで設定されるIDです。
「マイナポイント」の付与対象となる決済サービスは現在募集中で、「キャッシュレス消費者還元事業」における決済サービスとは異なります。
「マイナポイント」の申込は7月から開始予定で、消費者は任意のキャッシュレス決済サービスを1つ選択することになります。
9月からの期間中に、申込時に選択した決済サービスでチャージまたは、購入すると決済事業者から「マイナポイント」が付与される仕組みです。付与された「マイナポイント」は、選択した決済サービスにおいて買い物に利用できることになります。
「マイナポイント」の25%還元を受けるためには、「マイナンバーカード」と「マイキーID」の設定が必要となります。「マイナンバーカード」の発行は、通常時で約1カ月ほどの一定の時間が必要です。
「マイナポイント」の申込は7月からとなっていますが、導入時期が近ずくとさらに申請が混み合い発行が遅くなる可能性がありますので、早めに申込を行うことをおすすめします。
マイキーIDの設定方法については、以下のような手順となります。