楽天モバイルは4月8日から適用する通話/データ無制限で月額2980円の新料金プランとサービス内容を正式発表しました。楽天モバイルが発表した4月8日からの新料金プラン通話/データ無制限で月額2980円の内容についてご紹介します。
3月3日、楽天モバイルは、自社回線を利用したモバイル通信サービスにて、4月8日から適用する通話/データ無制限で月額2980円の新料金プランの発表を行いました。
新料金プランの発表にともない、楽天モバイルでは、3月3日16時より新規契約限定での先行申し込みの受け付けを開始します。
なお、楽天モバイルでは、4月8日に自社回線を利用したモバイル通信サービスの本格運用を開始し、5Gサービスについては6月の開始予定となっています。
楽天モバイルが展開する新料金プランは、通話/データ無制限で月額2980円の新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」の一つのみのシンプルな構成となっています。
「Rakuten UN-LIMIT」は、月額2980円(税別)の利用料金にて、自社回線内でのデータ通信が無制限に利用可能となっており、楽天モバイルのアプリ「Rakuten Link」を使用すると、国内通話がかけ放題となっています。
また、データ通信については、KDDIローミングエリア内は月2GBまで利用可能となっており、超過した分については、128kbpsに制限されることとなっています。なお、1GB500円で追加することもできます。
楽天モバイルでは、4月8日に正式サービス開始を前に、3月3日16時より新規契約限定での先行申し込みの受け付けを開始することを発表しています。
なお、他社からの乗り換えや、現在、楽天モバイルのMVNOサービスのを利用しているユーザーについては、4月8日以降の受付開始となるとされています。
楽天モバイルが、自社開発の「Rakuten Mini」機種の発売することを発表しました。そのほかにも楽天モバイルでは、「OPPO」や「Huawei」、「シャープ」、「富士通」などのスマートフォンの機種について、SIMロックフリーで提供を行う予定とのことです。
楽天モバイルでは、新機種の発売を行うとともに、新料金プランでは、契約解除料や最低利用期間などの設定は行わないとしています。
また、固定回線に接続を行い、室内の電波状況を改善するアンテナ(フォトムセル)の「Rakuten Casa」も3月下旬に提供予定となっています。
楽天モバイルでは、4月8日に正式サービス開始を記念して、先着300万人を対象に基本料金が1年間無料になるキャンペーンも実施されます。
楽天モバイルでは、自社回線エリア以外の場所では、月額2980円にて通話無料となり、利用できるデータ量も月2GBまでに制限されてしまうため、1年間無料にするキャンペーンにより、回線エリア外のユーザーの負担を軽減する目的があるとみられています。
注意点として、楽天モバイルの回線エリア内でも、地下鉄や大型商業施設などはローミングエリアとなり、2GB制限の対象になってしまい、無料キャンペーン内であっても、2GB以上の高速データ通信を利用するには、追加使用料として1GBあたり500円が必要です。
国内大手キャリアとの比較についてみてみると、NTTドコモやソフトバンク、KDDIの大容量通信プランについては、月額7000円前後にてサービス提供が行われています。
今後は、楽天モバイルの参入により、通信事業者各社の価格競争についても激化することが想定されています。
KDDIと沖縄セルラーについては、楽天モバイルや5Gサービス開始への対抗策として、データ容量無制限の4G通信プランを1500円値下げすることを発表しており、各種割引を適用することで月額約4500円で利用可能となっています。