「MAMORIO」がAndroid版で大幅アップデートを行い新機能として「持ち物チェック」機能など追加することを発表しました。今後順次配信予定の「MAMORIO」Android版で大幅アップデートにて追加予定の新機能の内容についてご紹介します。
東京都千代田区に本社を置くMAMORIO株式会社は、最新版となるAndroid版「MAMORIOアプリver 9.0.0」にて、紛失検知エンジンの大幅なアップデートを実施することを発表しました。
最新版となる「Android版MAMORIOアプリver 9.0.0」では、紛失防止性能の強化が実施されたほか、「持ち物チェック」や「カメラでさがす」機能など新機能が搭載されます。
「MAMORIOアプリ」では、今回のアップデートにより、ユーザーの探しものがより簡単に見つけやすくなります。
「MAMORIO」は、ユーザーの財布や、カバンなどの手荷物に取り付けて忘れ物を防止することができる、忘れ物防止タグとなっています。
「MAMORIO」では、Bluetoothでスマホとペアリングを行い、「MAMORIO」タグを取り付けた財布や鍵、バッグが、スマホから所定の距離以上離れると、位置と時刻をスマートフォンに通知をしてくれるサービスです。
Android版「MAMORIOアプリver 9.0.0」アップデートの内容についてご紹介していきましょう。
最新版のAndroid版「MAMORIOアプリ」のアップデートでは、「ver8.7.0バージョン」と比較して、消費電力が大幅に低減されており、位置情報の精度についても、機能が向上されています。
Android版「MAMORIOアプリ」の新機能として、「持ち物チェック」や「カメラでさがす」機能を新たに搭載しています。
新機能の、トップ画面で所持品が手元にあるかを瞬時に確認することが出来る「持ち物チェック」機能とAndroid版に初搭載となるMAMORIO独自のARトラッキング「カメラでさがす」機能を併用することで、屋内でもより早く見つかりやすくなりました。
Android版「MAMORIOアプリ」の新機能「持ち物チェック」では、アプリトップ画面に表示されるレベルメーター表示により、リアルタイムに「MAMORIO」が発信している電波を確認し、 持ち物が近くにあるかを確認することができる機能を備えています。
「持ち物チェック」機能は、リアルタイム・ビーコンモニタリングを「MAMORIOアプリ」に新たに実装し、 常に、2~3秒の数秒間隔にて、電波を安定して長い期間発信することが可能となりました。
これにより、「MAMORIO」端末の特性と、複数の「MAMORIO」を利用しているユーザーに、最適な一覧性の高いユーザーインターフェースを組み合わされ、開発された新機能となっています。
Android版「MAMORIOアプリ」の新機能「カメラでさがす」機能は、カメラをかざすだけで持ち物の場所を知ることができる機能となっています。
新機能の「カメラでさがす」機能では、MAMORIO社独自のAR技術を活用することで、 スピーカーなどの本体サイズが大きくなる部品を搭載せずに、世界最小クラスの小ささを実現したまま、 屋内でもより早くMAMORIOが見つけることが可能となります。
最新版のAndroid版「MAMORIOアプリ」では、「持ち物チェック」機能と「カメラでさがす」機能を組み合わせることで、本体が財布やカバンの中にある場合や、 屋外の雑踏などの音が聞こえにくい場所で強みを発揮します。
そのほかにも、Android版「MAMORIOアプリ」の新機能として新しい「紛失防止ロジック」を搭載しています。
「紛失防止ロジック」は、これまで、OSによるバックグラウンド動作制限や、端末の多様性増加に伴う誤検知の増加が課題になっていました。
従来のBluetoothを主とした検知エンジンとは異なる、ジオフェンシングや独自のノウハウを活用したエンジンに刷新することで、消費電力の削減と誤検知の低減が実現されています。
「MAMORIO」では、今後も、ユーザーの利便性向上のため、「MAMORIO」や「MAMORIOアプリ」の改善を実施し、ネットワーク拡大を通して、「なくすを、 なくす。 」社会の実現に取り組んで行く方針を示しています。