「e-Tax」の一部機能「受付システム」「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー」が「Google Chrome」に対応開始しました。「Google Chrome」へ拡張機能をインストールすると、対応した「e-Tax」のコーナーを利用できます。
2020年5月25日から、国税電子申告・納税システム「e-Tax」の一部機能「受付システム」と「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー」において、「Google Chrome」でも利用可能となったことが発表されました。
さらに「Google Chrome」と共に、Chromiumベースの新しい「Microsoft Edge」からも「受付システム」と「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー」を利用可能となっています。
Google Chromeで「e-Tax」の「受付システム」「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー」を利用するためには、Chrome ウェブストアから拡張機能「e-Tax受付システムAP」を追加する必要があります。
Chromiumベースの新しい「Microsoft Edge」から利用する場合も、事前にChromeウェブストアへアクセスして、拡張機能をダウンロードする必要がありますので確認しておきましょう。
なお、「e-Tax」の受付システムを利用する場合、事前準備セットアップのインストールを行わなければなりません。
事前準備セットアップの途中でブラウザ選択画面が出ますので、「Google Chrome 」利用する場合は「Google Chrome」、Chromiumベースの新しい「Microsoft Edge」から利用する場合は「Microsoft Edge」を選択しましょう。
前述したChromeの拡張機能「e-Tax受付システムAP」は、このブラウザ選択後にChrome ウェブストアのページへ移動しダウンロードすることも可能です。ダウンロード後に事前準備セットアップを行いましょう。
さらに2021年1月からは、以下のソフトコーナーに関しても「Google Chrome」と「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」で利用可能となりさらに便利になります。
e-Taxソフト(WEB版) |
NISAコーナー |
FATCAコーナー |
多国籍企業情報の報告コーナー |
CRS報告コーナー |
CSVファイルチェックコーナー |
新しい「Microsoft Edge」に関しては、今年の確定申告が4月16日まで期限延長となったことを受けて、日本のMicrosoftからの自動配信を2020年4月17日以降に延期していました。
Microsoftから自動配信される「Windows Update」を適用すると「Microsoft Edge」はバージョンアップされます。
新しい「Microsoft Edge」に更新されると「e-Tax」に関わる一部システムを利用する際に環境チェック結果画面で「推奨環境外です」と表示されることが発覚したと言います。
また、受付システム以外の以下のシステムや機能を利用する際に「読み込み中です・・・」と表示されたまま画面が動かない場合もあったようです。そのため、新しい「Microsoft Edge」の自動配信も延期された形になっています。
環境チェック機能 |
マイナンバーカード等の電子証明書による電子署名に係る機能 |
画面表示 |
CSVファイル又はXMLファイル読み込み機能 |
イメージデータ(PDF)の添付 |