Twitterは音声ツイート機能についてiOSでテストを開始したことを発表しました。iOSでテストを開始したことが明らかとなった1回につき140秒までの録音が可能となるTwitterの音声ツイート機能についてご紹介します。
現地時間の6月17日、Twitterは録音した音声によりツイートができる「音声ツイート機能」についてiOSでテストを開始したことを発表しました。
録音した音声によりツイートができる「音声ツイート機能」は一部のiOSユーザーで利用可能となっており、続いてすべてのiOSユーザーにて対応可能となる予定です。
なお、すべてのユーザーが、他のユーザーが投稿した「音声ツイート」を聞いてそのツイートをリツイートすることができます。
また、録音した音声によりツイートができる「音声ツイート機能」では、1回の録音が140秒まで対応可能となっておりそれを超えるとスレッドにて投稿され最大で約58分となる25ツイートまで利用できます。
TwitterがiOSにてテストを開始した録音した音声によりツイートができる「音声ツイート機能」についてご紹介していきましょう。
iOSアプリから先行してリリースとなる「音声ツイート機能」では、1回の録音が140秒まで対応することができます。
1回の録音が140秒まで対応することができる「音声ツイート機能」では、音声だけでなく入力したテキストを添えて投稿することも可能となっています。
なお、注意点として別のユーザーが「音声ツイート機能」を利用してツイートした投稿については、リツイートはできるものの音声で返信することはできないようになっています。
「音声ツイート機能」の活用方法としては次のような場合に「音声ツイート機能」を利用するとよいでしょう。
| 「音声ツイート機能」の活用方法の具体的事例 | メリット | |
| ① | 視覚障害者のユーザーにメッセージを共有する場合 | 確実にメッセージが届けられる |
| ② | アーティストが新曲を制作しリリース前にファンの反応を見たい場合 | ファンの反応を参考にすることが可能に |
| ③ | お笑い芸人が新ネタを披露したい場合 | テレビ出演前に反応が確認できる |
Twitterでは「音声ツイート」を利用してツイートを作成する方法について、次の手順にてツイートの作成をすることができます。
Twitterにて投稿する「音声ツイート」にはテキストを添えることも可能となっており、投稿したい音声を録音後、テキストを入力しTweetボタンをタップすることで投稿することができます。
なお、投稿された「音声ツイート」については、画面上にカードとして表示されるようになっており表示されたカードをタップすることで再生が開始されます。
Twitterが1回に最大140秒間の音声を投稿できる「音声ツイート」機能が利用可能となっているデバイスについて確認しておきましょう。
リリースが開始された現段階では、先行してiOS版Twitter公式アプリを利用しているユーザーにて一部テストが実施され、その後iOS版を利用しているすべてのユーザーが対応可能になるとのことです。
なお、現段階ではAndroid版Twitter公式アプリを利用しているユーザーが利用可能となる時期については、公表されていません。
「Twitter」を利用しているユーザーからは、録音した音声によりツイートができる「音声ツイート機能」のリリースにあたって、悪意あるユーザーによる「へイトスピーチ」や「嫌がらせ」への対応策を懸念する声も挙げられています。
Twitterでは、「音声ツイート」機能についてテキストを入力してツイートするよりも、「音声」を録音し投稿することで、ユーザーがより早く簡単に自分の意思を伝えられるようになると説明しています。