Twitterがサブスクリプション型サービスのサブスクを開発していることが報道され話題となっています。Twitterが開発しているとみられるサブスク「Gryphon」というコードネームのサブスクリプション型サービスについてご紹介します。
Twitterがサブスク型サービスのプラットフォームを開発していることが報道されユーザーの間で話題となっています。
Twitterでは2017年に公式クライアント「TweetDeck」を活用した月額の有料契約プランの導入が検討されていましたが、今回Twitter社がサブスクリプション型サービスの開発を進めていることが明らかとなっています。
今回Twitterがサブスクリプション型サービスの開発を進めていると報道されるきっかけとなったのは、Twitterがソフトウェアエンジニアの求人を募集する広告となっています。
求人を募集する広告では「Gryphon」(グリフォン)と呼ばれる新チームが「サブスクリプションプラットフォーム」の開発に取り組んでいると明記してあったとのことです。
「Gryphon」(グリフォン)と呼ばれる新チームは「決済チームや「Twitter.comチームと緊密に協力している」ともアピールされていました。
求人情報の広告によると、募集対象となっているフルスタックソフトウェアエンジニアはニューヨークを拠点に業務を行うとされており実際には決済とサブスクリプションのクライアント業務の統括を任されることになると記載されています。
なお、現段階でTwitterが開発に取り組んでいるとされるサブスクリプションサービスに関する詳細な情報については公表されていません。
ですが、一部報道によるとライブストリーミング配信プラットフォームの「Twitch」に似た形式で特定のユーザーのサポート行うパトロン型の仕組みが採用されるのではとのことです。
Twitterは2017年に一部ユーザーを対象にアンケートを実施しています。2017年に一部ユーザーを対象に実施されたアンケートでは、「サブスクリプションプラットフォーム」の開発に向けた内容となっていることが話題となっていました。
実際のアンケートではユーザーに「TweetDeck」の拡張機能にて月額19.99ドルを支払う意思があるかどうかを尋ねる内容のアンケート調査が実施されています。
このアンケートの結果については、87%のユーザーが有料プランは必要ないと回答し10%未満のユーザーが月額5ドルなら払うと回答していたと報道されていました。
現在のTwitterの置かれている状況についてみてみるとTwitterを利用するユーザー数は大きく拡大しています。
ですがTwitterの業績については、2020年第1四半期、広告費が大幅に減少していることが影響して赤字決算となっています。
Twitterを利用しているユーザーの中には、業績不振によるサービス終了を心配している声もあり、Twitterでの広告なしの有料プランリリースを要望する方も多いとのことです。
今後、月額のサブスク利用料金が500円から1000円以下の金額で利用できるとすれば利用するユーザーも多くなるのかもしれません。