Windows10のPCに何かがあったときのために、Windows10のバックアップをUSBなどに保存しておきたいことがあると思います。この記事ではWindows10のバックアップをUSBメモリに保存する方法についてを解説していきます。
Windows10で何らかの不具合があった時、まるごとバックアップを取っておくとその時の状態に戻すことができるため便利です。
そんな万が一に備えて、Windows10のバックアップをUSBメモリにとり、そのバックアップを利用してWindows10の回復ができるようにしておきたいと考える人もいるかと思います。
Windows10のバックアップをUSBメモリに保存する場合、次のものを準備しましょう。
まずは当然ながらWindows10が搭載されたPCです。バックアップを取りたいWindows10の中のデータを用意しておく必要がありますので、バックアップデータを残したい対象のPCを準備しておきましょう。
Windows10のバックアップを取りたい場合、可能であれば光学ディスク(CD-RやDVD-R)を準備しますが、ノートパソコンだと外付けの光学ディスクドライブが必要なこともあり、そこでバックアップの作成をやめようかと考える人もいるでしょう。
そういったノートパソコンでもバックアップを取ることは可能です。どのパソコンでもバックアップ可能にする場合、USBフラッシュメモリを準備しておきましょう。この際、必要な容量は32GB以上です。
可能であれば32GBギリギリの容量ではなく、それより多い容量のもののほうが余裕をもって保存できます。容量が足りるUSBが手元にない場合は購入して準備しておきましょう。
さて、ではWindows10のバックアップをUSBメモリに保存す方法のやり方の説明に移ります。
まずはWindows10のバックアップとしてリカバリーUSB/回復ドライブの作成をおこないましょう。
検索欄に「回復ドライブ」と入力しましょう。
「回復ドライブ」がアプリとして表示されるため、ここをクリックします。ユーザーアカウント制御画面が表示されたら「はい」をクリックしてください。
「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックが入っているか確認してください。
「次へ」をクリックしましょう。Windows10のバックアップUSB/回復ドライブに利用できそうなドライブ(保存先)があるかどうかの検索が完了し、見つかったら利用したいUSBメモリが選択されているか確認し、「次へ」をクリックします。
すると回復ドライブの作成画面になります。Windows10のバックアップUSB/回復ドライブを作成する際、そのUSBメモリに入っていたデータは全て消えてしまいます、という内容の注意書きが表示されます。
もしもUSBメモリの中に大切なデータが有る場合は「キャンセル」して、そのデータを別の場所に保存しましょう。問題なければ「作成」をクリックしましょう。「回復ドライブの準備ができました」と表示されれば完了です。
作成したWindows10のバックアップUSB/回復ドライブは、そのPCかつ同じOSであればその後も回復ドライブとして何度も利用することができますので、万が一の場合に備えて作成しておくと良いでしょう。
なお、Windows10のバックアップUSBを作成するとき、ファイルだけでなくインストールしたアプリケーション/ソフトウェアなども全てまとめて保存する場合はシステムイメージの保存が必要となります。
しかし、USBメモリでのWindows10のバックアップではシステムイメージのバックアップを行うことができません。
システムイメージをバックアップしたい場合は外付けのHDDが必要となります。USBで保存できるのはWindows10の回復ドライブというバックアップファイルなので、その違いには注意してください。
Windows10のバックアップファイル(回復ドライブ)は、USBメモリを使って簡単に作成することができます。
ただし、Windows10のシステムイメージのバックアップを取る場合にはUSBメモリを利用することはできませんので、その点に注意して活用してください。
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