Windowsでゲームなどをする際に必要なことがあるDirectX 9.0cをどこから入手すればいいか分からない人もいるかと思います。この記事ではDirectX 9.0cのインストール方法やWindows10内のDirectXのバージョン確認方法を解説します。
Windows10でゲームを遊ぶためなどソフトウェアを利用する上で必要なプログラムの中にDirectX 9.0cがあります。
DirectX 9.0cのインストール方法の説明の前に、まずはDirectX 9.0cとはどういったものかということを簡単に説明します。
DirectX 9.0cはDirectXエンドユーザーランタイムWebインストーラのバージョンの一つです。
DirectXエンドユーザーランタイムWebインストーラのバージョンの一つであるDirectX 9.0cとはWindows10の機能を補助するためのプログラムの中の1つです。
ゲームや映像などのマルチメディア関係の処理をおこなうためには、Windowsのもともとの性能だけでは快適かつ高速に利用できるようまかなえない部分があります。DirectX 9.0cはその不足部分を補うために必要なものです。
ゲームの開発で利用されることが多い上に、高品質なリアルタイム描画をおこなう事が必要とされるアプリケーションを開発する際にも利用されています。Microsoftが開発しているAPIということもあって安全かつ安心できるものです。
ではDirectX 9.0cのインストール方法の説明に移ります。以前は日本語版の物もあったのですが、DirectX 9.0cのダウンロードページは一時期なくなってしまっていました。現在は英語版であれば再配布されているためダウンロードすることが可能です。
DirectX 9.0cのバージョンのDirectXエンドユーザーランタイムWebインストーラをダウンロード/インストールする場合ですが、下記サイトからインストーラのダウンロードを行います。
配布されているDirectX 9.0cの言語は英語ですが、「English」のまま「Download」をクリックしてください。
ダウンロードしたインストーラーを実行して、インストールをおこなってください。使用許諾契約へ「同意する」を選択して進めばインストールすることができます。
なお、Bingバーのインストールは任意ですので、不要であればチェックを外して、DirectX 9.0cをインストールしてください。
なお、自身のWindows10PCに入っているDirectXのバージョンを確認することもできます。Windows10の検索欄で「dxdiag」と入力して、「DirectX診断ツール」を起動してください。
上記画面が表示されたら「はい」もしくは「いいえ」を押しましょう。「いいえ」を押しても問題なく確認可能です。
「DirectX診断ツール」が起動し、情報を確認してくれます。確認後、システムの内容などが表示され、「DirectXバージョン」のところにWindows10にインストールされているDirectXのバージョンが表示されています。
表示されているのはインストールされている最新バージョンで、古いバージョンのDirectXが必要な場合はその都度ダウンロードが必要です。最新版以外が必要かどうかはそのソフトウェアを利用する際でないと分からないため、その点注意が必要です。
2021年3月現在の最新バージョンはDirectX 12です。Windows10にはDirectX 11.3と12がインストールされていますので、前述した方法で確認してみてください。
Windows10にDirectX 9.0cをインストールする場合、現在は英語版しか無いものの利用に大きく影響はありません。解説した方法でインストールを実行してWindows10でゲームなどを利用できるよう設定してみましょう。