2020年12月25日更新
【Windows10】DirectXのバージョンを確認する方法を解説!
Windows10で3Dゲームをしたいときに必要なものとして「DirectX」があり、そのバージョンを確認したいときもあるでしょう。この記事ではDirectXのバージョンを確認する方法とはどのようなものなのかを解説します。
【Windows10】DirectXのバージョンを確認する方法
Windows10でゲームを楽しむという人もたくさんいるかと思いますが、ゲームによってはDirectXと呼ばれるプログラムが必要なことがあります。
DirectXとは
DirectXとは、Windowsで3Dグラフィックスや音声といったマルチメディア機能の処理をおこなうためにMicrosoftが提供しているAPIライブラリを指します。
役割や機能
ゲームや映像などのマルチメディア関係の処理がWindowsの性能だけでは快適かつ高速に利用できるようまかなえない部分があります。そんなDirectXの役割や機能とはというと、その不足部分を補うためのものです。
ゲームをしようとしたときに「DirectX」が必要だと表示されることがありますが、こちらはゲームを利用するために必要なプログラムがないと言うものです。
基本的に、DirectXはゲームの開発で利用されることが多いです。もちろん、ゲーム以外の方向でも利用できるだけの役割/機能も持っています。
基本的にはゲーム開発で利用されるのが「DirectX」ですが、それ以外の高品質なリアルタイム描画をおこなう事が必要とされるアプリケーションを開発する際にも利用できるものです。
どんな時にバージョンの確認が必要?
そんなDirectXには様々なバージョンがあり、Windows10にどのバージョンのDirectXがインストールされているか確認しなければならないときはあります。
DirectXはバージョンごとに構成が大きく異なるため、利用するためには開発対象となるDirectXのバージョンが必要となるのです。
そのため、ゲームなどを利用する場合は特に、Windows10にインストールされているDirectXがどんなバージョンかを確認する必要があります。
ゲームをするためという目的だけでなく、特定のアプリケーションを利用する上でのパソコンのスペックなどを確認する必要があるときということが多いです。
Windows10でDirectXのバージョンを確認する方法
さて、ここからはWindows10でDirectXのバージョンを確認する方法を紹介していきます。
「DirectX診断ツール」で確認
Windows10でDirectXのバージョンを確認するためには、「DirectX診断ツール」を利用します。外部からインストールする必要はなく、もともとWindows10の中にあるツールです。
確認手順
「DirectX診断ツール」でDirectXのバージョンを確認する方法ですが、まずはWindows10の検索欄で「dxdiag」と入力して、「DirectX診断ツール」を起動します。
この画面が表示されたら「はい」もしくは「いいえ」を押しましょう。「いいえ」を押しても問題なく確認可能です。
「DirectX診断ツール」が起動し、情報を確認してくれます。確認後、システムの内容などが表示され、「DirectXバージョン」のところにWindows10にインストールされているDirectXのバージョンが表示されています。
なお、利用したいゲームに必要なDirectXのバージョンとは異なる場合、そのゲームなどに利用されているDirectXのエンドユーザーランタイムをインストールして、追加ランタイムというものをWindows10にインストールする必要があります。
最後に
Windows10でゲームや特定のアプリケーションを利用する際、DirectXのバージョンを確認する必要があることが多いです。
もともとWindows10の中にある「DirectX診断ツール」を利用すればWindows10にインストールされているDirectXのバージョンを簡単に確認することが可能です。
なお、もともとDirectXがインストールされていても、必要な追加ランタイムない場合はエンドユーザーランタイムをインストールする必要があるということは覚えておいてください。