初心者でもはじめやすいと言われるココナラの電話相談での愚痴聞きサービスですが、実際どの程度稼げるのかは気になる人も多いです。ココナラで愚痴聞きや悩み相談、話し相手などのサービスは稼げるのか、稼ぐためのコツ含め紹介していきます。
ココナラでは、初心者からプロまで様々な人が自身の得意分野/スキルをもとにサービスを提供しています。副業として活用している人も多く、その中でも初心者でも副業として始めやすいのがココナラの愚痴聞きサービスと言われるものです。
ココナラはイラストなど何かを作ったりしなければ稼ぐことができないと思う人も少なくありませんが、電話やチャットでのやり取りだけで完結するサービスなども存在します。それが電話相談サービスです。
ココナラの愚痴聞きサービスも、ココナラで提供できる電話相談サービスの1つになります。
電話相談サービスの1つという時点で何となく察している人もいるでしょうが、ココナラの愚痴聞きサービスとは電話で愚痴聞きなどの話し相手をするサービスです。
電話相談での愚痴聞きサービスは、文字通りの「愚痴聞き」をする以外にも、悩み相談などの話し相手になることもあります。また、ただ雑談をするという話相手という形でサービスを提供する人も少なくありません。
いずれにしても電話で購入者の話を聞くということは共通しています。話し相手が欲しい、少し話を聞いてもらうだけでいい、という人も少なくなく、実際そういったサービスがココナラでも人気が高いです。
一人暮らしであったり、相談できる人がいなかったり、といった人たちが、愚痴聞きや悩み相談、雑談など普通に「話し相手」となる相手を探している人が多いためでしょう。
さて、ココナラの愚痴聞きサービスがどういったものか概要はわかったかと思いますが、実際ココナラで愚痴聞きサービスを始めたとして稼げるのかというのは、副業しようと思っている人には特に気になる点かと思います。
ココナラの愚痴聞きサービスの価格相場は、基本的に1分100円です。もちろんこの相場よりも高い人もいますが、大抵の人はこの金額で出品しています。電話相談サービスは1分100円が最低金額ですので、これ以上安くすることはできません。
ちなみに、1分100円を高いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、時給換算で考えるとそこそこな収入にはなります。
なお、ココナラではサービスが購入されると手数料が差し引かれて、その残りの金額が売上として計上されます。手数料は1分あたりの金額で差し引かれ、相談料の料金に応じて変動しますが、大体相談料の60%くらいが手数料として差し引かれると考えてください。
ココナラでの愚痴聞きなどの電話相談サービスで出品した際にかかる通話料と相談料、最終的に出品者の売上として計上される金額は次の表のとおりです。手数料を差し引かれた後の売上金額を見ると手数料のほうが高いことが分かります。
電話相談サービスで出品した際の通話料と相談料・獲得売上金額 | |||
---|---|---|---|
相談料 (1分あたり) |
購入者が払う料金 | 出品者が獲得できる売上 (1分あたり・手数料差引後) |
|
アプリでかける | 電話でかける (※通話料+20円分込) |
||
100円 | 100円 | 120円 | 41円 |
120円 | 120円 | 140円 | 49円 |
140円 | 140円 | 160円 | 59円 |
160円 | 160円 | 180円 | 66円 |
180円 | 180円 | 200円 | 74円 |
200円 | 200円 | 220円 | 83円 |
220円 | 220円 | 240円 | 91円 |
240円 | 240円 | 260円 | 99円 |
260円 | 260円 | 280円 | 107円 |
280円 | 280円 | 300円 | 115円 |
300円 | 300円 | 320円 | 124円 |
320円 | 320円 | 340円 | 132円 |
340円 | 340円 | 360円 | 140円 |
360円 | 360円 | 380円 | 149円 |
380円 | 380円 | 400円 | 157円 |
400円 | 400円 | 420円 | 165円 |
例えば、相場である1分100円で愚痴聞きなどを1時間した場合、相談料単体であれば3,000円ですが、実際に手元に売上として残るのは2,460円です。時給換算では高めですが、おそらくその手数料の中に含まれる通話料が高いことが原因でしょう。
それでも1日1~3時間、月に60時間ほど働ければ15万近くになるなど、副業としては十分な収入にはなります。
もちろんこのレベルではなく月に数万円程度でも副業で稼ぐレベルが多いでしょうが、それでもやはり愚痴聞きだけで獲得できるのであれば十分だと考える人も少なくありません。
ただし、愚痴聞きは話を聞くことが重要となるため、それらが苦手な人の場合稼ぐことはなかなか難しいでしょう。
愚痴聞きというのはマイナス面の話が多く、聞き続けるというのはメンタルに来ますので、それだけで気分が下がってしまうことも少なくありません。そのため、愚痴聞きは特に、その性質から長続きしない人が多いです。
そのため、ココナラに限らず愚痴聞きで稼ぐ場合、収入が安定しづらい上メンタル面への影響もあり、メインの業務としてではなく副業としての活動に向いているという点は理解しておきましょう。
また、毎日数時間ずつあればという予測はありましたが、ココナラで愚痴聞きや悩み相談などの話し相手をするサービスは競合/ライバルも多いです。そのため、人気のあるところに予約などが集中して閑古鳥が鳴くことも可能性として0ではありません。
時給換算が高いと言っても、毎日必ずしも1件1時間以上の申し込みがあるとは限りませんし、他に同じように愚痴聞きや悩み相談などの話し相手になる人がいる以上、そちらに流れて自身の出品に申し込みがないこともあります。
そのため、ココナラの愚痴聞きなどで稼ぐ場合、そういったライバルとどうやって差をつけ、いかに多くの人に愚痴聞きや悩み相談などの話し相手として利用してもらうかを考えることが必要です。
また、副業とは言え安定した収入を得たい人にとってはリピーターの存在も必要ですので、そちらも意識したサービス提供もしてみましょう。
さて、ココナラの愚痴聞きや悩み相談などの話し相手として活動するためには、ココナラにそのサービスの出品をする必要があります。どうやってココナラに愚痴聞きや悩み相談などの話し相手となるサービスを提供し稼ぐのか、そのやり方から説明します。
ココナラで愚痴聞きや悩み相談などの話し相手となるサービスは、電話相談サービスというものを利用します。
この電話相談サービスは、前提条件としてココナラへの本人確認と電話番号登録が必要です。本人確認はココナラへの申請後、5営業日以内に承認可否の案内が来ますので、少なくともそれまでは愚痴聞きや悩み相談などのサービスの出品はできません。
ココナラへの電話番号の登録は出品登録画面などでも登録可能なほか、設定画面から登録することもできますので、本人確認の申請と合わせて登録をおこなっておいてください。
本人確認と電話番号登録が完了すればココナラに電話相談サービスの出品が可能になります。まずは出品者メニューにして「出品する」を開きます。
そして出品者登録をするページで「電話相談サービスを出品する」を選択します。その後、ココナラの電話相談で提供したいサービスの内容の入力をおこないましょう。
サービスの内容には、愚痴聞きをする・悩み相談に乗る・何でもいいので話し相手になるなど、どういった内容で電話相談を受けるのかを詳しく記載しましょう。
オプションを付けるなどの設定もできますので、自分にできそうな内容を入力して、出品するサービスの内容の設定を詳細にしておいてください。
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