Apple Watch Series8は最新機種のうちの1つです。その前のSeries7を利用している人からすると違いの比較をしたい人も多いでしょう。この記事ではApple Watch Series8と7の違いを比較しているためチェックしてみましょう。
Apple Watchはこれまで様々なバージョンが販売されており、現在公式ではApple Watch Series8、Apple Watch Series8よりスペックが少し劣るApple Watch SE(第2世代)、ハイスペックモデルのApple Watch Ultraがあります。
標準的なApple WatchであるApple Watch Series8は、Apple Watch Series7の次世代にあたります。
現在Apple Watch Series7を所持している人からすると、最新のApple WatchであるApple Watch Series8とどう違うのか、という点は気になる人が多いのではないでしょうか。
また、これからApple Watchの購入を考えているという人の場合、一つ型落ちになるApple Watch Series7とApple Watch Series8のどっちがおすすめなのか、という点は気になる点かと思います。
まず価格面ですが、販売された当時の金額(Apple Watch Series7の場合は公式で現在販売されていないため2023年3月現在のある程度の目安金額も併記)は下記の表のとおりとなります。
なお、Apple Watchの材質に応じて金額は異なるため、記載しているのは一番安いアルミニウム素材のものかつ41mmサイズのもの、つまり最低金額だと思ってください。別のサイズ(45mm)や材質(ステンレス)だと金額が上がります。
また、Apple Watchには、Apple Watch Series7であればHermesモデルとNikeが、Apple Watch Series8はHermesが存在し、そちらは更に少し割高になります。
Apple Watch Series8と7の価格の違いの比較 | |||
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Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | ||
Appleでの 販売価格 |
Appleでの 販売時の価格 |
2023年3月 現在の価格 |
|
GPSモデル | 59,800円~ | 48,800円~ | 44,980円~ |
セルラーモデル | 74,800円~ | 60,800円~ | 49,699円~ |
Apple Watch Series8とApple Watch Series7とでは、基本機能に差はないものの、Apple Watch Series8にはいくつか追加された機能があります。
Apple Watch Series8とApple Watch Series7の機能の違いの比較は下記の表を参考にしてみてください。なお、※付きはセルラーモデルに関してのみの機能です。
Apple Watch Series8と7の機能の違いの比較 | ||
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Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | |
SiP(チップ) | S8 SiP(64bit) | S7 SiP(64bit) |
ストレージ | 32GB | 32GB |
血中酸素濃度 | ○ | ○ |
光学式心拍センサー | 第3世代 | 第3世代 |
心電図 | ○ | ○ |
皮膚温センサー | ○ | ✕ |
転倒/騒音検出機能 | ○ | ○ |
衝突事故検出機能 | ○ | ✕ |
緊急SOS機能 | ○ | ○ |
加速度センサー | 最大256G | 最大32G |
耐水性能 | 50m | 50m |
耐塵性能 | IP6X | IP6X |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
国際ローミングの利用※ | ○ | ✕ |
Apple Watch Series8とApple Watch Series7の機能の違いの詳細も記載します。Apple Watch Series8では皮膚温センサーが搭載されたため、特に女性だと生理周期の予測や把握などに役立てられるようになりました。
また、従来あった転倒防止機能に加え、衝突事故の検知もできるようになりました。交通事故の際などに衝突事故を検知し、緊急通報し位置情報も伝えることも可能になっています。
また、Apple Watch Series8とApple Watch Series7は、本体の色や素材などにも違いがあります。サイズは同じですがデザイン、重量などの違いも存在しますので、それぞれ比較して、どっちがいいのかという選択の参考にしてみましょう。
Apple Watch Series8とApple Watch Series7の色、サイズなどの違いの比較は下記の表を参考にしてみてください。
Apple Watch Series8と7の色やサイズや重量の違いの比較 | ||
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Apple Watch Series8 | Apple Watch Series7 | |
本体素材の種類 | アルミニウム ステンレス |
アルミニウム ステンレス チタニウム |
本体色 (アルミニウム) |
ミッドナイト スターライト シルバー (PRODUCT)RED |
ミッドナイト スターライト グリーン ブルー (PRODUCT)RED |
本体色 (ステンレス) |
グラファイト(PVD) シルバー ゴールド(PVD) |
グラファイト(PVD) シルバー ゴールド(PVD) |
本体色 (チタニウム) |
✕ | スペースブラック(DLC) チタニウム |
本体サイズ | 41mm 45mm |
41mm 45mm |
通信機能の種類 | GPS GPS+Cellular |
GPS GPS+Cellular |
重量(41mm) | アルミ/GPS:31.9g アルミ/セルラー:32.2g ステン:42.3g |
アルミ:32.0g ステン:42.3g チタン:37.0g |
重量(45mm) | アルミ/GPS:38.8g アルミ/セルラー:39.1g ステン:51.5g |
アルミ:38.8g ステン:51.5g チタン:45.1g |
ブランド | Hermes | Hermes Nike |
バッテリーに関しては、Apple Watch Series8とApple Watch Series7の間に大きな違いはありません。
Apple Watch Series8と同じタイミングで発表されたwatchOS 9で低電力モードが追加されましたが、Apple Watch Series7もアップデートすることで利用することができます。
ここまでApple Watch Series8とApple Watch Series7の機能/スペックの違いや色などの違いなども比較してきましたが、どっちがおすすめか、と言うのは人によります。
追加された皮膚温センサーと衝突事故検知の機能が欲しい、と考えるのであればApple Watch Series8の購入を検討したほうがいいでしょう。
大きな違いがその2点なため、そちらに大きくメリットを感じないようであればどっちでもいい、と言う形になりますので、現在Apple Watch Series7を利用しているのであればわざわざApple Watch Series8に買い替える必要はないでしょう。
Apple Watch Series8とApple Watch Series7には、材質や機能的な違いが少しばかりありますが、基本的な機能はそのまま引き継いでいます。
どっちがいいか、というのはその違いがある部分にメリットを感じるかどうかで変わってきますので、自身のライフスタイルなども鑑みた上で、この記事も参考にしながら選んでみてください。