スマホとパソコンの動作が重い/遅いときやバッテリーの減りが早いとき、あなたはメモリ開放をしていますか?メモリ開放とはアプリの作業効率を上げるためには必要不可欠です。また「メモリの容量とはどういった意味なのか」などメモリに関する用語解説も軽くご説明していきます。
皆さんはスマホやパソコンでアプリを使っているとき、動作が重い状態や遅い状態になったことが何度か経験したことがあるでしょうか?
はたまた、動作が重い/遅いだけでなく、スマホやパソコンのバッテリー容量の減りが早くなったと感じたこともあるのではないでしょうか?
スマホやパソコンで開いているアプリの動作が重い/遅い状態やバッテリーが減りやすい状態になってしまう要因の一つとして、メモリの空き容量が少ない状態になっている可能性があります。
よって、メモリの空き容量を増やすためにパソコンやスマホを"メモリ開放"する必要があります。
「メモリの意味することとは?」「開放の意味することとは?」と順を追って"メモリ開放"の意味について説明した後、パソコンやスマホでのメモリ開放の仕方について簡単にお教えします。
"メモリ開放"を知ることであなたのスマホやパソコンの作業効率アップやバッテリーの持ちももちろん良くなるので、"メモリ開放"を是非してみることをおすすめします!
そもそも"メモリ"とは何を意味するかご存知でしょうか?コンピューターでいう"メモリ"とは"記憶装置"という意味です。よってそのまま意味で"データを記憶する装置"ということですね。
それでは、まずそのメモリについて色々と探っていきましょう。
メモリには主にRAMとROMといった沢山の種類があります。しかし、パソコンやスマホでいうメモリとは一般的にデータの読み書きが可能なRAM(Random Access Memory)を指します。
厳密にいうとパソコンのハードディスクやスマホのストレージもRAMと同じ"メモリ"(記憶装置という意味)に分類されますが、この記事の"メモリ"は主にRAMのことで話を展開していきます。
日本語と英語が絡んでくるので、少しややこしいですね。結局のところ"メモリ開放"の"メモリ"はパソコンとスマホのRAMを指すのでしっかり念頭に置いてください。
また少し余談ですが、RAMはハードディスクやストレージとは違い、導通する電気が無くなると記憶がすべて消えてしまうという違いがあります。つまり、再起動などの電気を切る動作をするとRAMに保存された記憶が消えるということです。
また、メモリには"容量"といった記憶できる決まった量があります。メモリの容量とはものに例えると、作業机の大きさを示します。
メモリの容量が大きいつまり作業机が大きいとたくさんの物を置くことができますよね。ここでいう"作業机が大きい"とは、"メモリの容量が大きい"のと同じ意味を指します。
つまりメモリの容量が大きい状態とはパソコンやスマホの動作が軽くなって、作業がしやすい状態です。また、作業机に空きがあるので、その空き部分には電気を通さなくていいつまりその分バッテリーの消費が少ないことも意味します。
よって"メモリがいっぱい"とは、作業机全体にものが置いてあって作業がしづらい状態つまりパソコンとスマホの動作が良くない状態であると言えます。
まず、"メモリがいっぱい"の状態とは、パソコンやスマホのアプリの動作が重い/遅い状態であると言えます。前述した通り作業机で例えると、アプリといったものがメモリである作業机全体に置かれているため、ものを机から落としてしまったりしまいます。
すると、スマホやパソコンはメモリ上にデータがない状態、メモリに保存できない状態になってしまい、動作が重い/遅い状態となります。
また、"メモリがいっぱいの状態"とは、パソコンやスマホのバッテリーの消費が早い状態と言えます。前述したように、RAMといったメモリには電気を流して記憶を維持させる必要があります。
つまり、メモリがいっぱいであると、メモリ全ての場所で電気を流す必要があります。そのため、"メモリがいっぱい"の時は、メモリの空き容量が十分ある時と比べてバッテリーの消費が早くなってしまいます。
このように、"メモリがいっぱい"の状態では、動作が重い/遅い、バッテリーの消費が早いので定期的に"メモリ開放"を行う必要があります。
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