SuperFetchをWindows10で無効にする方法!無効化の効果は?

SuperFetchは、アプリの起動を短縮させることを目的とした機能です。しかし、Windows10の様々なリソースを占領するため動作が重くなってしまいます。本記事では、SuperFetchをWindows10で無効にする方法とその効果について解説いたします。

目次

  1. 1SuperFetchとはどんな機能?
  2. 2SuperFetchのメリットとデメリット
  3. SuperFetchがあるメリット
  4. SuperFetchのデメリット
  5. 3SuperFetchの評判
  6. 大容量メモリを使っているなら恩恵はある
  7. ディスク使用率が高くフリーズの原因になる!フリーズ対策に効果がある
  8. 無効化しても悪影響はなし
  9. 4SuperFetchをWindows10で無効化する方法
  10. スタートアップで起動しないようにする必要があるSuperFetch
  11. 5SuperFetchは名前を変えた?見つからない場合の対処法
  12. WindowsUpdateで「SysMain」という名前に!
  13. 合わせて読みたい!Windowsに関する記事一覧

SuperFetchとはどんな機能?

初めに、Windows10に搭載されているSuperFetchとはどのような機能なのかについて説明いたします。以下Wikipediaの引用の通りです。

Windows SuperFetch(ウィンドウズ スーパーフェッチ)とはWindows VistaとWindows 7、Windows 8/8.1、Windows 10に搭載されている、パフォーマンスの向上に関するディスクキャッシュ・メインメモリ管理機能である。

SuperFetchは、ユーザーの行動履歴を常に監視し、頻繁に使われるアプリケーションを特定し、特定したアプリケーションのデータを、予め空いているメモリに読み込んでおくことにより、起動時間を通常よりも短縮することができる機能です。

通常、アプリを起動するには、アプリを起動→ハードディスクでデータを読み取りメモリへ転送→アプリを起動という流れになります。

しかし、SuperFetchがあることにより、「ハードディスクでデータを読み取りメモリへ転送」の過程が省略され、アプリ起動時間を短縮する効果があります。

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SuperFetchのメリットとデメリット

Windows10を使用する上で、SuperFetchが有効になっている場合のメリットとデメリットを説明いたします。

SuperFetchがあるメリット

初めに、Windows10を使用する上で、SuperFetchが有効になっている場合のメリットから説明いたします。SuperFetchが有効になっている場合のメリットは、以下の2つです。

レスポンス(反応速度)が早くなる

Windows10を使用する上で、SuperFetchが有効になっている場合のメリット1つ目は、レスポンス(反応速度)が早くなる点です。

SuperFetchは、頻繁に使われるアプリケーションのデータを、予め空いているメモリに読み込んでおくことができるため、起動時間を通常よりも短縮する効果があります。

さらに、スリープ状態から復帰したときも、先ほどまで使用していたアプリをすぐに使用することができます。このため、Windows10全体のレスポンスが早くなります

メモリを有効活用できる

Windows10を使用する上で、SuperFetchが有効になっている場合のメリット2つ目は、メモリを有効活用できる点です。SuperFetchは、メモリの空き容量があると積極的にメモリを有効活用しようとします。

大容量のメモリを搭載している場合は、メモリを十分搭載しているにもかかわらず空き容量が少なくなる場合がありますが、その分Windows10が高速化するように機能します。

そのため、特に大容量のメモリを搭載しているWindows10では、空いているメモリを有効活用することができるのです。

SuperFetchのデメリット

続いて、Windows10を使用する上で、SuperFetchが有効になっている場合のデメリットを説明いたします。SuperFetchが有効になっている場合のデメリットは、以下の2つです。

動作が重くなる原因になる

Windows10を使用する上で、SuperFetchが有効になっている場合のデメリット1つ目は、Windows10の動作が重くなる原因になるという点です。

Windows10で他の作業をした際、キャッシュメモリに溜まったメモリはすぐに解放され空き容量が増えますが、SuperFetchが有効になっている場合、キャッシュメモリの解放がうまくいかず、メモリがどんどん溜まっていってしまう事があります。

PCはキャッシュメモリにどのくらいのメモリが使用されているのかを「CPU」という装置が随時計算していますが、キャッシュメモリが溜まることにより、CPUは計算量が増えます。

CPUの計算量が増えることにより、CPUの使用率が上がり、PCが重くなる原因となります。

さらに、Windows10を起動してからシャットダウンするまで「ハードディスクでデータを読み取りメモリへ転送」の処理を行い続けるため、PCの様々なリソースを大きく占領します。これも、PCが重くなる原因となります。

PCの寿命が短くなる可能性がある

Windows10を使用する上で、SuperFetchが有効になっている場合のデメリット2つ目は、PCの寿命が短くなる可能性があるという点です。

SuperFetchが有効になっている場合、Windows10を起動してからシャットダウンするまで「ハードディスクでデータを読み取りメモリへ転送」の処理を行い続けるため、HDD(ハードディスクドライブ)にアクセスする回数が増えます。

HDDにアクセスする回数が多いということは、PCに負担がかかる原因となるため、PCの寿命が短くなる可能性があります

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SuperFetchの評判

Windows10を使用する上で、SuperFetchが有効になっている場合のメリットとデメリットを説明させていただきましたが、続いて、SuperFetchの実際の評判について紹介いたします。

どのようなPCを使用しているかによっても評判は変わってきますので、参考になさってください。

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この記事のライター
なつみ

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