デザインエージェンシーであるAKQAが400競技を参考にAIが考案する新スポーツである「Speedgate」を発表しました。AIが考案した初めての新スポーツ6人制でたのしむことができる「Speedgate」についてご紹介していきます。
バスケットボールやゴルフをはじめとした既存のスポーツの多くは、その発祥の地における伝統行事など文化的活動がそのスポーツのルーツとなっていることが多いのではないでしょうか?
近年では世界のいろいろな場所で、過去にルーツのない現代的な新しく作られたスポーツも数多くあります。デザインエージェンシーであるAKQAが、AIを使って楽しむ事ができるスポーツ「Speedgate」を完成させました。
AIを使って楽しむ事ができるスポーツ「Speedgate」についてご紹介をしていきましょう。
完成された新スポーツ【Speedgate】についてご紹介していきましょう。【Speedgate】は、AIによって初めて作られたスポーツとなります。
AIは、なにもない白紙の状態から構想を練り、現在、存在しているサッカーやラグビーなど400競技を参考に【Speedgate】を作り上げました。
この【Speedgate】の競技は6人制となっており、Speedgate専用ボールを使用します。Speedgate専用ボールがない場合はラグビーの練習用ボールを使用して競技を行います。
【Speedgate】の競技フィールド内にはサッカーのセンターサークルのような円が3つあります。それぞれの円にはラグビーのゴールのようなゲートが立っています。
新競技【Speedgate】のプレーヤーは中央のゲートを通るようにボールをキックしてプレーを開始します。その後、サッカーなどと同様に、相手のゴールを割ることができれば2ポイントの得点を得ることができます。
さらに、【Speedgate】ではゴールしたボールは、ゴールの後ろ側から蹴り返して逆方向に通過させることにより、1ポイントが加算されます。
なお、【Speedgate】のセンターサークルには人が入ることはできないルールとなっています。また【Speedgate】ではボールは3秒以上保持してはならないとされており、次々と同じチームのメンバーにパスをしていく必要があります。
AIが考案した新競技【Speedgate】のウェブサイトには、ほかにも細かいルールが説明されています。
聞き慣れないスポーツでもありますし、新競技なので、【Speedgate】のルールをすぐに覚えてプレーするというのは難しいかもしれません。
AIが考案した新競技【Speedgate】のルールに慣れるまでは少し、時間がかかるかもしれません。
開発元となったAKQAは、既存の400種類のスポーツに関する情報をニューラルネットワークに流し込み、AIは【Speedgate】を完成させました。
その言葉のとおり【Speedgate】にはラグビーやサッカー.バスケットボールなどを混合したように感じられます。
【Speedgate】のほかにも、いくつかのスポーツが作られましたが、非現実的なものが多かったため、実際に採用されたのは【Speedgate】となったようです。
AIが考案した新競技【Speedgate】は、既存のスポーツと同程度にメジャーになることは難しいかもしれません。ですがAIはスポーツを考案し、作り上げることができるところまで発展したということが大きな発見となるに違いありません。