5月1日よりの新元号「令和」開始に伴い、Microsoftが新元号「令和」対応Windowsの更新プログラム配布開始を始めました。Microsoftの新元号「令和」対応Windowsの更新プログラムとゴールデンウイーク中の対応窓口についてご紹介していきます。
4月26日、日本Microsoft社は、Windows向けに新元号に対応した無料更新プログラムの正式提供を開始することを発表しました。
Windows向けに新元号「令和」に対応した無料更新プログラムでは、Windowsの日付機能を使用するアプリケーションにて、5月よりの新元号である「令和」への切り替えを適切に行えるようにするための更新プログラムとなっています。
日本Microsoft社では、5月からの新元号「令和」に向けて、今後数週間かけて、Microsoft社のさまざまな製品向けに更新プログラムを段階的にリリースしていく予定としています。
日本Microsoftでは、5月1日に施行される新元号「令和」への製品対応について、ゴールデンウィーク期間中の4月30日と5月1、2日の日程で問い合わせに対応する窓口を設置します。
ゴールデンウィーク期間中の4月30日と5月1、2日の日程で問い合わせに対応するMicrosoft社の窓口については、個人向けのサポート時間は10時~18時となっており、問い合わせ先の電話番号は、フリーダイヤルで☎0120-54-2244となります。
なお、Microsoft社では、5月1日に施行される新元号「令和」への製品対応についての、法人向けの問い合わせ先として、個人向け同様にゴールデンウィーク期間中の4月30日と5月1、2日の日程で問い合わせに対応する窓口を設置します。
法人向けのMicrosoft社の窓口については、別途Microsoft社とのサポート契約が必要としており、法人向けのサポート時間は9時~17時30分となっています。問い合わせ先の電話番号は、フリーダイヤルで☎0120-54-2244となります。
なお、Windows向けの新元号「令和」に対応した無料更新プログラムの正式提供を開始する更新プログラムについては、“オプション”“マンスリーロールアップのプレビュー”という扱いになっています。
お使いのパソコンが、Windows 10の場合では、“Windows Update”を手動でチェックすることで、新元号「令和」に対応した無料更新プログラムをダウンロード・インストールすることができます。自動でのアップロードでは更新されないようになっています。
もし、ゴールデンウィークの連休前または連休中のトラブルを避けたい場合は、すぐに“Windows Update”を適用するのではなく、少し様子を見てから対応する方が良いかもしれません。
Windows向けの新元号「令和」に対応した無料更新プログラムの内容については、新元号「令和」のサポートを行うためのレジストリやフォントがアップデートされます。
そのほかにも、“DateTimePicker”や[日付と時刻の設定]コントロールや[時計とカレンダー]のフライアウトなどで正しい表示が行われない問題が修正されるプログラムがアップデートされます。
また、日本語入力システム(IME)や音声合成(TTS)機能が新元号「令和」をサポートしない問題についても対策をとっています。