起動ディスクは作られてますか。Macを使用しているとき、Time machineにてバックアップを取られている方が多数です。しかし突然Macが起動しないこともあります。バックアップと同じく起動ディスクを予め準備しておくことで、Macを安心して使用できます。
パソコンを使うというのは、パソコンに電源が入った後、そのパソコンにあるOSが起動されます。このOSにより、様々なアプリケーションを使うことができます。その起動に使用されたディスクを起動ディスクと呼びます。
インターネットを参照しているときも、OSが起動した上で、指定したブラウザーが動くことで、インターネットのサイト確認を行うことができます。
Macの場合、通常内蔵されているディスクに、Mac OSがインストールされています。このようにOSがインストールされ、パソコンに電源が入ったときに、起動に使用されるディスクが起動ディスクです。
OSがインストールされ起動に使われたディスクのことを、起動ディスクと呼びます。何らかの事由により、起動ディスクを複数準備し、切り替えて使用することも可能です。
「Macの電源を入れてから、起動が完了するまでに時間がかかるようになった」ということは無いでしょうか。これはディスクから呼び出すときに、時間がかかっていることがあります。ディスクから必要な情報を呼び出すためには、ある程度の空き容量が必要です。
空き容量が不足した場合、以下のような警告メッセージが表示されます。最低限、1GB程度の空き容量があることをお勧めします。
起動ディスクとして指定するには、ある程度のデータ容量を保存できるすべての媒体が可能です。お持ちのMacに接続可能な媒体を選ぶことが有効な手段です。
内蔵されているHDDの老朽化に伴い、外付けのSSDを起動ディスクにすることでパソコンの起動時間が早くなることもあります。
その媒体としてHDD(ハードディスクドライブ)や、SSD(ソリッドステートドライブ)の他、一般的に可搬ディスクとして知られるUSBメモリや、SDカードなど情報の保存容量がある媒体が使用されます。
Macパソコンの中に内蔵されているディスクにより、Mac OSが可動します。このMac OSが起動するディスクが起動ディスクです。
ではなぜ、今回起動ディスクの作成をお勧めしているのか。これにはディスク障害に対する「リスクヘッジの為」が一番にあげられます。
また新しいOSで可動しなくなったアプリケーションを動かすことが、目的の場合もあります。この場合、複数の起動ディスクを準備することで、複数のOS環境を切り替えてMacを使用することができます。
ある日、突然Macが起動しない。なんて話を耳にします。よくよく話を聞くと、突然ではなくなんらかの予兆があったことがわかります。しかしその予兆を気にかけていないと「突然Macが・・・」と感じます。
よくある予兆として、電源を投入後から自由にパソコンを利用できる状態までが長くなることがあります。フォルダ一覧の表示が遅い、アプリケーションの起動が遅い、フリーズ、突然落ちることもあります。文字入力が遅いこともあります。
Macが突然起動しなくなったという時に、予め準備しておいた起動ディスクを使用し、Macを起動させることができます。これにより保存してあるファイルを救い出すことも可能です。
Macを使用して、起動ディスクを作成する方法の手順を以下にまとめます。手順は起動ディスクとして使用する媒体の準備、媒体へOSのインストーラーの設定、媒体へのインストールの実行にて作成が可能です。
前述の通り、起動ディスクに使用することができる媒体は、HDD(ハードディスクドライブ)や、SSD(ソリッドステートドライブ)の他、一般的に可搬ディスクとして知られるUSBメモリや、SDカードなど多種あります。
今回、外付けの起動ディスクを作成しますので、準備できる媒体を選ぶ際の参考ににしてください。
新たに準備するディスクは、今後も継続的に日常使用するか、故障時のリスクヘッジのための予備媒体とするのかにより、選ぶ媒体の判断基準が変わります。
一般的に、ディスクの読み取り、書き込みに掛かる速度は、以下の順番とされます。
USBメモリ < HDD(5400rpm) < HDD(7200rpm) < SSD
SSDは、HDD(5400rpm)のおよそ3倍程度にて、ディスクの読み書きが可能です。一時的な仕様であれば、HDD(5400rpm)の半分程度の速度ですが、安価に手にはいるUSBメモリはお勧めであると言えます。
またMacの機種により、インターフェィスの規格も合わせて検討することをお勧めします。内蔵ディスクがHDD(5400rpm)である場合、USB3以上の規格で、SSDディスクを起動ディスクとする場合、Mac全体の動作スピードがUPします。
起動ディスクに、OSのみをインストールし、起動するときのみのディスクとして使用する場合でも、1GB以上の空き容量は必要です。よって準備する媒体には、OSの容量 + 1GBを目安に準備します。
OSの容量は以下のように、APP STOREにサイズが表示されています。またアップルのサポートでは、空き容量が12GB以上あり、Mac OS 拡張フォーマットされているものと記載されています。
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